TOEFL対策:リーディング編 読解のコツとトレーニングの秘訣

TOEFL reading

リーディングの出題は、大学で使われる学術的な文章の抜粋を、3パッセージ(passage:長文)を60分または4パッセージを80分で行う形式になっています。レベルの高い英文を1パッセージあたり20分程で回答しなければなりません。これはかなりの集中力を要します。パッセージ全文をしっかり読み、全てを理解してから回答する事ができれば良いのですが、生物・地理・美術・文学・経済など様々なジャンルから専門的な内容が出題されるので、全てを理解してから回答するのは難しいものです。

 

しかし、実際の設問はフレーズの意味や正しい文法を答えるような単純な英語問題だったりします。問題の一部の内容が理解できていれば回答できるのです。最初からパッセージ全てを読み解かずに、設問を見てから回答を探していきましょう。ただし、ある程度は全体像が見えていないといけません。大まかな概要が分かる程度の理解力は身につけておきましょう。

 

TOEFLリーディング対策1:語彙力の強化は不可欠

リーディングでの理解力を深めるには語彙力を強化しましょう。このセクションでは日常の会話やニュースでは使われない、専門的用語が多く出てきます。その分、配点も高めになっているのですが、日常的に見るような英語ニュースや映画、小説などの中からだけでは身につきません。だからと言って、語数の多い単語帳で闇雲に数だけ覚えても、テストに出ない分野の単語もありますので対策としては不十分です。単語帳はTOEFL専用のもので効率良く語彙力を高めましょう。

 

TOEFLリーディング対策2:読解問題の量をこなす

あとは、とにかく読解問題を解く事です。解きながら内容理解を深め、スピードもアップさせます。読解問題集を解き進めていくと、先にも述べた「設問を見てから回答を探す」事にも慣れ、コツも掴めてくると思います。時間を無駄にせず理解を早めるためにもこの解き方はしっかり訓練して下さい。音読練習も効果的で、音読スピードが上がれば当然回答に有利です。しっかりトレーニングをして身につけましょう。

 

TOEFLリーディング対策3:パソコンでのテスト形式に慣れる

また、パソコンでのテスト形式にも慣れておきましょう。パソコン上の長文を一気に読むことは慣れていないと、ストレスに感じることもあります。紙ベースの学習だけでなくパソコンを使った模試なども行ってみて下さい。ちょっとした操作方法や回答方法にも慣れることも得点アップの秘訣です。小さな事ですが、問題はスキップして後で回答する事もできます。問題に集中してしまうと時間を忘れてしまいがちですが、ある程度で見切りをつけることも必要です。全体の時間配分も考えて回答しましょう。

 

上記3つの対策は最低限実施して、本番であわてないように準備をしっかりして試験に臨みましょう。

 

Photo by brewbooks

 

 


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