オンライン英会話スクールの体験談:DMM英会話

オンライン英会話スクール ガチレビュー!

online school

入学から受講開始までのステップの分かりやすさ

▼項目別(入学から受講開始までのステップの分かりやすさ)の比較はこちら

 

スクール入学の手続きはとても簡単な内容だったため、あっという間に申込みを完了することができました。私の場合は過去に他のスカイプ英会話(「レアジョブ」「ラングリッチ」)を利用したことがあったため、その経験も手伝って、予約システム等の理解も容易にできました。申込みの手続きの過程において操作や記載を悩むようなことは全くなかったです。

 

もし、スカイプ英会話への申込みが今回初めてだったとしても、ホームページ上の入会希望者向けの記載が非常に丁寧であること、DMM英会話では日本人によるコンシェルジュサービスが用意されていることから、誰でも簡単に申込みを完了できるのではないかと感じました。授業で使用可能なオリジナルテキストの内容も登録前に確認できるので、受講開始後のイメージがしやすかったです。

 

講師の選びやすさ

▼項目別(講師の選びやすさ)の比較はこちら

 

「講師検索」の画面で講師の特徴別に絞り込み検索できるのが使いやすかったです。講師歴3年以上、日本語対応可能な講師、ビジネス英会話に対応可能な講師、といった各条件別に講師の検索ができるので、自分の英語学習の目的に応じて好みの講師を比較的容易に見つけることができると思います。

 

また、講師それぞれの個人プロフィールもしっかり記載されており、英語を教えたこれまでの経験や、趣味、これまでの経歴・渡航国などが事前に分かるのも、講師選びにおいては非常に有益だと思いました。発音がきれいだという先生には発音のトレーニングを、ビジネス会話が得意な先生にはビジネス英語を、といった使い分けがしやすいと思いました。

 

更に、他の生徒さんがお気に入りに登録している数も個人紹介ページで確認できるので、講師選びの際には参考にしました。実際にお気に入り数が多い先生は熱心な先生、教え方が上手な先生が多かったです。

 

予約に関する分かりやすさ、取りやすさ

▼項目別(予約に関する分かりやすさ、取りやすさ)の比較はこちら

 

1度担当して頂いた講師の予約を再度取りたいと思った際に、受講して良かった、是非リピートしたいと思った講師は他の生徒さんからも人気がある場合が多いようで、2回目以降の予約を取ることがなかなかできませんでした。特に土日・祝日は受講している人が多いのか、人気の講師の予約をとることが難しかったです。休日の夜は選択できる講師の数自体が少なかったため、自分の希望する条件では選択できる講師がなかなか決められず、予約可能な講師を人気順に並べ替え上位の講師から予約をしました。


また、翌日以降の予約を取ってしまうと、予約日当日は予約ができなくなってしまうシステムを改善して欲しいと感じました。予約日当日は多忙のため、夜遅くに空いた時間を見つけて予約をしたかったのですが、先に翌日の予約を入れてしまったため、その日は予約・受講が出来なかったということがありました。複数日の予約を入れることが可能になればもっと使いやすいと感じました。

 

講師の質

▼項目別(講師の質)の比較はこちら

 

講師の質・熱心さにはかなり幅があるように感じました。限られた25分という時間の中でできるだけ内容のある授業をしたいと考えている講師もいれば、英語を教えることにはあまり熱心でない感じの講師も見受けられました。初回の講師とは自己紹介を必ず行いますが、自己紹介にだらだらと時間をかけて、気づけば25分が過ぎてしまったようなこともありました。

 

また、フリートークの場合、講師が自分の話を延々としてこちらは相槌を打つだけだった、ということもありました。予約を取ることに必死なのか、そういった講師に限って授業の終わりにやや強引に翌日の予約を催促してきたり、スカイプで営業メッセージをしつこく送ってくるようなことが見受けられ、強引な感じで少々不快な思いをしました。

 

逆に熱意がある先生は初回の授業であっても、自己紹介に時間をそれほどかけず、限られた時間内で生徒の求めるものにいかに応えるかをしっかりと考えているというのが良く伝わってきました。教材を使用して時間が余った場合も、残りの時間で発音トレーニングを行ってくれたり、1分たりとも無駄にしないように配慮してくれる講師もいました。

 

回線状態の良し悪し

▼項目別(回線状態の良し悪し)の比較はこちら

 

授業の間に講師の画像が途中で見えなくなったり、音声が途切れるというようなことが1ヵ月で2度ほどありました。その時期は台風の影響を受けて東南アジア全域でインターネットのつながりが悪いと報道されていたため、その影響を受けたのではないかと思われます。その時期はDMM英会話のホームページにもなかなかアクセスできず、予約を取りたいのに取れなかったことがやはり2日続き、残念な思いをしました。

 

それ以外の期間については、授業中に音声や画像が乱れたことは1度もありませんでした。普段プライベートでも海外とスカイプをしますが、その時と比べても回線状態は良好で、授業を行う上で全く問題がありませんでした。講師の先生は在宅の方とオフィスの方がいらっしゃるようですが、どちらも問題ありませんでした。

 

トラブルの有無やその対応の良し悪し

▼項目別(トラブルの有無や対応の良し悪し)の比較はこちら

 

特にトラブルというトラブルはありませんでした。初回は講師からのスカイプのコンタクト申請が必要になりますが、どの講師も申請・時間の確認を早々と送ってくれました。2回目以降の予約の場合も時間確認のメッセージをスカイプで事前に送ってきてくれたので、安心感がありました。


授業の開始時間も厳守されていました。予定時間より2分遅れて着信があったことが1度だけありましたが、その方については謝罪の言葉等はありませんでした。


また、オリジナルテキストを使用希望で、事前にどのトピックをやりたいかという希望を伝えていたにも関わらず、講師の方で準備がされていなかったようで、講師のPCがフリーズしてしまい、結局フリートークになってしまったことがありました。この方は謝罪をしてくれました。


在宅の講師で1度だけ、生活音(犬の鳴き声)が大きくて、授業に支障が出たことがありました。その方も謝罪はしてくれました。

 

感想

 

入会する前は、以前に他社のスカイプ英会話を体験したことがあったため、DMM英会話も同じようなものだろうとそれほど大きな期待はしていませんでした。以前に体験した他の英会話では、講師がフリートークに走りがちで結局世間話に終始して授業が終わってしまう、ということが多々あり、通学の英会話に比べると授業時間が短すぎて、生徒として得られるものは少ないと思っていたからです。

 

今回、DMM英会話を体験して、講師の熱意・経験・教え方には差はあるものの、生徒の英語力を伸ばそうとしっかり考え、指導してくれる先生と数名出会えたので、スカイプ英会話への見方が大きく変わりました。たった25分の授業とはいえ、集中して英語で考えて話す時間を毎日持つことで、この1ヵ月の間に英会話力は徐々に改善されたと思いますし、入会第1週に担当して頂いた講師からも、最近同様の言葉をかけてもらうことができました。

 

受講期間中は予約の際に講師の得意分野をチェックして、勉強する内容・教材をその日によって色々と変えてみたのですが、予想以上に効果があったと感じたのは発音のトレーニングです。日本人の発音の弱点・癖を良く知っている講師は指導方法も上手く、以前に通学した英会話学校で欧米人の先生に指導してもらった時よりも教えてもらった内容がしっくりときました。これまでどんどん話せるようになることを重視する傾向にあり、発音については「どうせ日本人の発音は治りにくいのだから仕方がない」と半ば諦めていたのですが、スカイプ英会話で定期的に発音の矯正に取り組むのも悪くないかもしれないと思いました。

 

DMM英会話で主に教えて頂いたのはフィリピン人の講師でしたが、どの講師も発音がとてもきれいでした。これまでフィリピンの人たちは学校教育で英語を習得したのだと勝手に思っていたので意外な話でしたが、前職で欧米向けのコールセンターで働いていたという方も多く、かなりの時間を費やして発音の矯正トレーニングに取り組んだとの話を数人の講師から聞きました。これは英語を非母国語とする私たち日本人にとっても励みになる話だと思いました。フィリピン人の講師は陽気な講師が多いので、あまり堅苦しくない雰囲気で勉強をできるのもありがたかったです。

 

一方、DMM英会話には欧米人の講師も多く、最初は「スカイプ英会話=フィリピン人講師」という認識だったので少々驚きました。英語が非母国語の方もいれば、アメリカ人など英語ネイティブの先生もいるので(プラスネイティブプランのみ可能)、様々な国の講師と家に居ながらにして英語で話す機会を持つことができるのはDMM英会話の大きな魅力だと思います。英語はまさにユニバーサルランゲージであることを実感しました。

 

10月に入り、講師の先生方とLINEで英語チャットに15分間挑戦できる企画が始まったので、こちらも早速チャレンジしてみましたが、非常に楽しかったです。チャット上の会話になりますが、即座に受け答えが要求されるのと、英語を打ち込むので最初はなかなか大変ですが、会話のレッスンとは違った面白さがありました。

 

今後もしばらくはDMM英会話で英語のレッスンを続けていこうと考えていますが、1日たった30分弱とはいえ、英語の勉強を続けることの大切さを実感した1ヵ月でした。

 

Photo by kris krüg

 

 

 


おすすめ記事