WOOFを利用した滞在経験も

2度のワーホリで英語を使う仕事に就業

ワーキングホリデー体験談

~オーストラリア編~

ワーキングホリデーで気になる、費用・仕事探し・仕事内容・語学学校・滞在先・持ち物など実際のところを経験者にインタビュー。オーストラリアならではのWOOFを利用したミカリンさんの体験談は、これからワーキングホリデーを考えている人、渡航する人には参考になること間違いなし。ぜひチェックしておきましょう。

 

●名前 ミカリン

●年齢 37歳 女性
●最終学歴と専攻 大卒 英米文学課
●これまでのキャリア
サービス業、販売業、英会話講師、ホテル業
●過去の海外渡航暦
イギリス、イタリア、スイス、フランス、スペイン、ポルトガル、ドイツ、ロシア、アメリカ(ニューヨーク、オークランド、マイアミ、グアム、ハワイ)、オーストラリア、韓国、シンガポール、ヨーロッパ各国、オークランド
●ワーホリ期間
2002年9月~2003年9月
(ちなみに2006年~2007年にイギリスにもワーホリに行きました)
●渡航先/オーストラリア
●語学学校/語学学校3ヶ月ボンド大学

 

●渡航前・滞在中・帰国後の英語学習は?

大学受験において、英語はかなり勉強したので、基礎学力はありました。文章の読み、書きは問題ありませんでしたが、まったくと言っていいほど会話はできなかったため、大学在学中には英会話教室に通っていたことはあります。しかし、特にワーホリに行くための英会話を始めたわけではありません。
滞在のときは電子辞書と英英辞典を持参していきました。わからない英語は単語力不足がほとんどだったので、ノートを持ち歩き、その場ですぐにメモを取り、夜その単語をすべて調べていました。しかし、会話はそのまま続くので、一応その場では他の簡単な言葉に言い換えてもらったり、こちらから質問したりしていました。
簡単な文章ほど、理解するのが難しかったという印象があります。
帰国後は語学力を維持するために英語を使う仕事に就きました。英語の学力を計るため、帰国後半年くらいでTOEICの受験はしておきました。

 

●ワーホリに行こうと思ったきっかけは?

学生のころはホームステイや短期留学、海外の高校へ行きたいと思っていましたが、両親から反対されていました。そのため、いつかは海外に滞在したい、という夢はずっと持っていました。そのなかでお金がかからなくて滞在を楽しめるワーホリは行ってみたい、と思っていました。
しかし、実際は仕事もしていて、なかなかきっかけがありませんでした。そんな時、友人がワーホリに行くことを知り、このタイミングで私も行くしかない、と考え、友人と渡航時期はずれたものの、友人を追いかけるかたちで渡航を決意しました。

 

●滞在国を選んだ理由は?

前述のように、友人が行く国がオーストラリアだったことが結果的にその国を選んだきっかけになりました。
しかし、それ以外の理由として、オーストラリアのビザが取りやすかったこと、日本人が多かったこと、時差がなく、飛行時間も短いこと、また親日国家であること、物価が安かったこと、などがあります。また、英語を勉強していたとはいえ、観光地などでは日本語が通じやすい、という情報があったのもひとつの理由です。

 

●ビザの手続きはどうしましたか?

最初はエージェントを通す予定でしたが、お金もかかること、また友人のアドバイスなどもあり、ビザの手続きは自分で行いました。

 

●渡航前に用意した金額は?

航空券約13万円、保険約6万円、また、その他の準備した持ち物に約3万円、実際に学校や滞在費として用意したお金は約200万円ほどです。

 

●現地での仕事はどうやって探しましたか?

日本人が利用するレストランなどで仕事を探すのではなく、友人から聞いたWOOFの本に農家のリストが載っているので、その中から探して自分で電話をして見つけました。WOOFという制度は、農家などで労働提供の対価として住居と食事を提供してもらうもので、お金をもらう仕事はしていませんでした。1日4~5時間住み込み家族の洗濯、掃除 食器などの片付けや、牛、馬への餌やりなどがおもな仕事でした。
また滞在先で一緒に住んでいた、友人の知り合いで学校勤務の人の方がおり、日本語教師のアシスタント(ボランティア)のお仕事を紹介していただきました。アシスタントは基本的に日本語の授業がある時間に先生と授業に一緒に出席し、先生のアシスタント業務に加えて授業の約半分くらいは、授業中に生徒と同様に着席している時間もありました。小学生~高校生までが在籍しており、50分の授業を1日に4マほどありました。授業以外は先生の資料作りのお手伝いや、学校行事への参加、朝礼などへの参加もしました。

 

●語学学校で役立ったことはどんなことでしたか?

世界各国から色々な国の方が来ていたので、まずは会話力の高さにびっくりしたのと、自分の意見を求められること、自分の意見を持っていることに驚かされました。
日本では、自ら進んで発言したり、意見を述べたりすることがあまりなかったので、彼らに圧倒されたのを覚えています。
英語の勉強が役に立ったというより、自分の意見を言うこと、これが一番のちに役立ったと思います。

 

●渡航先で困ったことはどんなことでしたか?

・予約したはずのホテルが予約されていなかった。
・バスで移動していたが、かなり遅延していたが、英語で説明されたので何故遅延しているのか、理解できなかった。
・曖昧な表現は嫌われる。どちらでもいい、的な答えは相手を混乱させ、自分の意見がない人と思われる。
・イエス、ばかり言う、と言われた事がある。
・Would you mind~? と聞かれ、No! と言わず、日本独特のいいですよ、のYesを言って相手を混乱させた。

 

●帰国後の仕事はどうやって探しましたか?

英語を使う仕事を重点的に転職情報誌にて探しました。

 

●その他、ワーホリに行ってよかったこと、期待外れだったことは?

1年という限られた期間で、日本では体験できないような、アクティビティーや、アウトドア体験が出来た。
限られた時間で、何事も計画をもって行動する、先を見越して行動するというクセがついた。
自分の力ではどうにもならないことがあると知り、また異国の地での自分の無力さにも気づかされた。
その国に対してさまざまな知識がついたと同時に世界にも目を向けるようになった。
いろいろな国の歴史や文化的背景、経済状況などにも興味をもつようになった。

 

エアーズロックのツアーに参加

左 現地の仕事:アドレードにある男子校で日本語講師のアシスタントをしました
右 友人と西オーストラリアのパースから北へ北上中、モンキーマイアビーチの看板下で

左 キャサリン渓谷(正式名称:ニトミルク国立公園)にてカヌー体験
右 現地のツアー参加。パースからエクスマウスへ

ヨークでダイビングをしました

 

 

 

取材・文・構成/天野里美(編集部)


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