「私は大丈夫…」とは言いきれない
海外で日本人が巻き込まれるトラブル

スリ・偽ガイド・睡眠薬強盗…

ホントにあったトラブル体験談

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外務省の「海外邦人援護統計」(海外にある日本大使館・総領事館が知り得た日本人の事件・事故についての統計)によると、これまで日本人が海外で見舞われたトラブルのうち、最も多いものが窃盗、強盗、詐欺の被害だそう。この章では、外務省が配布している海外旅行のトラブル回避マニュアル「海外安全 虎の巻」から実際に日本人が巻き込まれたトラブルのケーススタディ5つを紹介します。

 

〜ホントにあったトラブルの話〜

 

 

—スリ—

「路上で」ソフトクリームを食べながら歩いてきた人がぶつかってきて、服にクリームがついた。その人は親切を装って拭き取ってくれたが、後で気がつくとポケットから財布が盗まれていた。

 

 

—偽ガイド—

仕事で海外出張し空港の待ち合わせ場所に出向いたところ、自分の名前のプレートを掲げた人がいて、旅行会社か出張先の会社からの出迎えのように告げられたので、用意されていた車に乗った。空港近くの安ホテルに連れていかれた後、レストランやクラブなどに案内され、最後に一連の費用として大金を脅し取られた。

 

 

—クレジットカード詐欺—

クレジットカードで支払いをしたが、金額を確かめずにサインし、控えを受け取らずに帰国をしてしまった。日本から帰ってから、一桁多い金額の請求書が送られてきた。

 

 

—睡眠薬強盗—

市街地を観光中、自分も旅行者だと名乗る男と親しくなり、市内を一緒に観光した。かなり歩き回ってから、ビールを買って公園で一緒に飲み、すすめられるままクッキーを食べたところ、意識を失った。その後朦朧とした状態で歩いているところを保護されたが、パスポート、現金、航空券、時計などの身の回りの貴重品を全て盗まれていた。

 

 

—性犯罪—

女性がひとりで観光地に向かって歩いていたところ、現地の男性が車両を運転して現れ目的地まで送って行く旨を申し出た。車両に乗り込むと相手の男性に迫られ、山中に駐車した車内で力尽くで性行為を強要された。

 

 

Cheer up! English読者へ

新保さんがCheer up! English読者に特に気をつけて欲しいというのが英語ができるからこそ巻き込まれてしまう事件やトラブル。街角で道を聞かれて説明している間に財布を窃盗されてしまったり、上で紹介した睡眠薬強盗や性犯罪のように旅行中仲良くなった人に騙されてしまうといった事件は、英語が分かるからこそ起きてしまうトラブルです。貴重品は必要な物以外はなるべく持ち歩かず、知らない人に話しかけられてもついて行かないということが得策でしょう。

 

 

「海外安全 虎の巻」にはこのような、実際に海外で日本人に起こったトラブルのケーススタディーが紹介されています。

 

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