子どもだけで飛行機に乗せる時
親が知っておきたい7つのポイント

初めての大冒険を成功させるANA
「キッズらくのり」サービスって?

かわいい子には旅をさせよ、と言いますが、子どもだけで飛行機に乗るなら、航空会社のサービスを知って、出発から到着まで安心して送り届けたいものです。今回はANAの「キッズらくのり」サービスについて概要がわかりやすいように、大事なポイントを中心に取材しました。

国際線と国内線の両方のケースを伺ったので、新幹線で移動できる距離だけど子どもだけで、という場合などにもぜひ挑戦させてみてもいいでしょう。

 

予約・購入(国際線)

予約方法は? 年齢制限はあるの? 子ども割引なし?

 

飛行機のチケットの予約・購入、今やネット予約が常識ですが、ANA国際線の「キッズらくのり」サービスは電話でのみ予約を受け付けています。心配なことがあれば、直接尋ねることもできて安心です。

対象年齢は満5~11歳。12歳以上の付き添い人が同行する場合は申し込みできません。

ANAでは満12歳までなら片道50%の割引料金になりますが、国際線の「キッズらくのり」サービスを利用する場合は大人と同じ料金になります。

※出発当日、印刷してサイン・捺印した申込書・同意書を空港へ持参する必要があります

 

予約・購入(国内線)

ネット予約もOK! 対象年齢は6歳と7歳?

 

国内線ならネット予約もできます。もちろん電話でも予約できますから、心配なことがあれば電話で確認するといいでしょう。

対象年齢は6歳~7歳で、12歳以上の付き添い人がいない子どもが対象ですが、希望により11歳まで申し込めます。

※出発当日は、印刷して、サイン・捺印した申込書・同意書を空港へ持参する必要があります

 

予約後(国際線&国内線)

ガイドブックで子どもと一緒に予習しておこう

ANAには搭乗の準備から到着までのポイントをまとめた「お子様向けのガイド」があります。

搭乗前にすること、飛行機に乗ったらすること、マナー、シートベルトの説明や困った時はどうするのか、飛行機から降りる時にすることなどがまとめられています。

子どもと一緒にガイドブックを読みながら、予習をしておきましょう。

 

搭乗前(国際線&国内線)

チケット、携帯、ゲームなど持ち物はどうする? を最終チェック

 

空港でチェックイン後に受け取るキッズらくのり専用ホルダーに入った「ひとりたびカード」で最終チェック。ここには、出発空港・機内・到着空港それぞれのフェーズで気を付けるべきポイントが網羅して書かれているので、搭乗前に子どもと一緒に最終確認ができます。

携帯やゲームの電源を切ること、座席テーブルの開閉を静かに行うこと、お手洗いのこと、気分が悪くなった時のこと、チケットは必ず失くさないように、など、細かな注意点も。

 

国内線では、手荷物検査場を子どもに付き添って通過し、搭乗口まで保護者も一緒に行きます。国際線では、空港によって条件は異なりますが、保護者は手荷物検査場で子どもをお見送りします。カウンターから機内まではANAの旅客係員が同行してくれるので、安心して送り出すことができるはず。

 

機内(国際線&国内線)

CAからの注意事項や子ども向け機内サービスの説明、ちゃんと聞ける?

 

席まで案内されたら、CAから化粧室やエンターテイメントシステムなど機内設備の使用に関する説明があります。

食事が出る時は食事や飲み物に加えて、絵本やおもちゃなど、子ども向けの機内サービスもCAから案内してもらえます。また、着陸前には化粧室が使えなくなりますが、そのタイミングも確認してもらえるので安心です。

子どもには、機内で何か困ったことなどあればCAに尋ねるように言っておくといいでしょう。

 

到着(国際線&国内線)

知らないお客さんが一緒に降りようと声を掛けてくれても、席でちゃんと待っていられる?

 

長時間のフライト、大人にとっても大変ですが、子どもにとってはもっと退屈なもの。到着したら一刻も早く飛行機から降りたくなるものです。そして、子どもひとりだと心配して声をかけてくれるお客さんも少なくないのだそう。

でもCAから到着空港の旅客係員に確実に引き継ぎをしますから、CAが座席に迎えに来るまで待つように子どもに言い聞かせておきましょう。

 

出迎え(国際線&国内線)

出迎えをしてくれる人には、段取りを説明しておこう

 

機内を出たら到着ロビーまでは、必ず空港の旅客係員について行くように言っておきましょう。空港スタッフが到着ロビーで身分証明書を確認してから、出迎えの人に子どもを引き渡してくれます。

出迎えの人には、身分証を持参してもらい、さらに署名してもらう必要があるので、忘れずに伝えておきましょう。 

 

いかがでしたか? 実際に申し込むならANAのウェブサイトで詳細を確認しましょう。他の航空会社でもこのようなサポートサービスがあるので、申し込む前に比べてもいいでしょう。

 

 

協力取材/ANA

 

 


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