東進ハイスクールカリスマ英語講師
安河内先生に突撃インタビュー!!

フィリピン留学フェアの
スペシャルゲストとして登場!

1月24日に東京・渋谷でフィリピン留学の普及や健全な語学学校経営を推進する団体「PEA(Philippines English Association)」による「フィリピン留学フェア」が開催されました。

フェアでは8校のフィリピンの語学学校が参加し、各学校によるセミナーが行われました。

東進ハイスクールの英語科講師安河内先生もゲストスピーカーとして登場し、英語のスピーキングによるAgree / Disagree(賛成、不賛成)の模擬授業も体験できました。

そんな安河内先生に突撃インタビューしてきちゃいました!

 

 

――ズバリ! お聞きします。日本人が世界で活躍する日は来るのでしょうか?

 

必ず来ます。しかし、今のままでは難しいでしょう。今の日本では、テスト以外で、英語を使う必要性を感じることがあまりありません。そのテストが読解や文法に偏っている。もっと実践的な英語の学習をしないと世界では通用しません。

小学校から英語教育をするならば、世界で通じる英語をやらなければ意味がありません。最も大きな英語の必要性を出している受験の仕組みを、使える英語を評価するものに変えなくてはいけません。今、国もそういった取組を行っていますので、これからかなり進むでしょう。そうすれば日本の英語教育はものすごく変わります。

 

 

――これからの、日本の英語教育はどのように変わっていくと思いますか?

 

例えば現在の大学入試における英語の試験問題は「読む」「書く」の二技能に偏っていますが、今後は「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」の四技能の均等評価になり、文法問題や、和訳などがほぼなくなるのではないのでしょうか。そうすると、授業の4分の1は、自動的にスピーキングになります。授業内容も英語のディベートやプレゼンテーション、写真説明などになるでしょう。「学問として」の英語ではなくて、「学問をするための」道具としての英語を学ぶようになるでしょう。

 

 

――現在、実践的な英語を身につけるとなるとどうしても「留学」となりますが、その中で「フィリピン留学」の魅力は何だと思われますか?

 

日本人が英語を話せない理由として、「英語をしゃべることを怖がること」が挙げられます。

ネイティブスピーカーが相手だとあまりにもレベルの差が大きいため、日本人は怖がってしまうことが多々あります。英語初心者はノンネイティブスピーカーのフィリピン人に習った方が、初心者と気持ちの距離が近い分、モチベーションが上がるのではないでしょうか。

ノンネイティブの先生は、自身もできなかった経験からこそできない人の気持ちが分かるので、分からないツボが分かるんです。あと、ノンネイティブスピーカーの方が英語を教えるプロが多いんです。フィリピン人の先生は“英語の先生”としてトレーニングをした人たちだから初心者はその方がイイんです。もちろん、ある程度喋れるようになったら、ネイティブスピーカーに習うのがいいんですけどね。

 

 

――楽しく英語を勉強できるコツなんでしょう?

 

3つのルールを実践することです。「Enjoy making mistakes.」「Be more self-confident.」「Speak in a loud voice」この3つを守ればだれでもできる様になります!

 

Enjoy making mistakes.

どんどん間違って、間違うことを楽しむこと。間違いながら学びましょう。

 

Be more self-confident.

もっと自信を持って話しましょう。ネイティブスピーカーみたいに話せないことは全く悪いことではない。だってネイティブスピーカーじゃないんですから。

 

Speak in a loud voice.

もっと大きな声で堂々と話して下さい。そうすれば通じるだけではなく、自信も出ます。

 

この3つのルール守りましょう。特別な何かじゃなく、心構えなんです。皆さん必ず英語をしゃべれるようになりますよ。

 

 

構成・文/間宵ひろみ

 


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