簡単!英語育児から学ぶ日米流子育て術
Bedtime「寝る時間」|前編

英語での語りかけ育児から学べる
平川裕貴先生のしつけと習慣

日本と欧米文化両方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴先生が、世界に通用する真の国際人育成のために大切なことを教えてくれます。今回はBedtime 前編。Bedtime「寝る時間」に関する親子の英会話を学ぶと同時に、子どものしつけや能力開発にも役立つアドバイスが盛りだくさんです。ぜひ英語育児やしつけの参考にして下さいね。

 

Bedtime|前編

 

 

Mom

Oh, look at the time.
あら、時間見て
It’s nine o’clock
9時だわ

 

Kid

 

Really?

ホント?

 

Mom

 

Yes, it’s bedtime.

ええ、寝る時間ね

 

Kid

 

But, I’m not sleepy at all.

早い! 全然眠くないよ

 

Mom

 

Aren’t you?

そうなの?

But you have to go to bed.

でも、ベッドに入らなきゃ

 

Kid

 

All right.

わかったよ
Can you read me a story?
本を読んでくれる?

 

Mom

 

Yes, I’ll read to you.

ええ、読んであげるわ

 

Kid

 

Yeah!

イエーイ

 

Mom

 

Make sure you go to the bathroom before you go to bed.

ベッドに入る前にちゃんとトイレに行ってね

 

Kid

 

OK.

わかった

 

 

 子どもにはしっかり睡眠を取らせましょう

 

最近は親と一緒に遅くまで起きている子どもも多いようです。

でも、早く寝てたっぷり睡眠を取らせることが、子どもには必要なのです。 その理由は、

*幼児期の成長ホルモンは寝ている間に分泌される

*睡眠を取ることで、昼間の活動による体や脳の疲れが取れる

*脳は睡眠中に記憶を整理する (記憶力のアップにつながる)

*しっかりした睡眠は、免疫力を高める

*規則正しい生活により、正しい体内時計がセットされる

*睡眠不足は、活動の集中力や反射神経などを損なわせる

*睡眠不足は、肥満や生活習慣病やうつ病などの発生率を高める

 

良質な睡眠は、人間の健康にとって必要不可欠なものです。子どものうちに、早寝早起きの良い習慣をしっかりつけておきましょう。

 

 知っておいて損はない! 会話の中の英語豆知識

 

*ベッド bedの話1

日本の生活にもすっかり溶け込んだbedですが、日本のbedは狭い家に合わせた小さめサイズですね。日本では、

 

シングルベッド single bed
セミダブルベッド semi-double bed
ダブルベッド double bed

 

あたりでしょうか? アメリカでは、ダブルベッドより大きいqueen-size やさらに大きいking-size なんていうのもありますよ。

 

以前、昔のイギリス人が使っていたというベッドを見たのですが、身長が160cm の私にも小さすぎるくらい、小さなベッドでした。

日本人もそうですけど、まだまだ質素な暮らしだった昔は、みんな小柄だったのかもしれませんね。現代社会になってどんどん体格がよくなっていったのでしょう。

欧米では夫婦はひとつのベッドに寝ます。体の大きなアメリカ人には、必然的に大きなベッドが必要になっていったのかもしれませんね。

 

 英語育児を成功させるコツは?

子どもが自然に覚えられるように語りかけるコツとは? 

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Shopping List「買い物リスト」|前編

 

次回はBedtimeの後編をお届けします。公開予定は2月27日です。お楽しみに!

 

 

ライタープロフィール 平川 裕貴 (ひらかわ ゆうき)

元日本航空CA。英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子ども英会話教室『リリパット』設立。長年欧米文化に触れた経験から、日本と欧米文化の優れた点を取り入れたしつけを提唱する幼児教育研究家。現在、3歳から6歳の子が通う幼稚園型英語スクールで、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ち、広い視野と思いやりの心を持ったバイリンガルを育てている。スクール経営の傍ら、これまでに得た知恵や知識を広く伝えるべく執筆活動も開始。著書に『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾン)『5歳からでも間に合う お金をかけずに子どもをバイリンガルにする方法』(彩図社)がある。
また、コラムライターとして、ママ向けサイト『IT Mama』で、子育てに関する記事を執筆中。

 

 


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