簡単!英語育児から学ぶ日米流子育て術
Weather「お天気」|後編

英語での語りかけ育児から学べる
平川裕貴先生のしつけと習慣

日本と欧米文化両方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴先生が、世界に通用する真の国際人育成のために大切なことを教えてくれます。今回はWeather 後編。Weather「お天気」に関する親子の英会話を学ぶと同時に、子どものしつけや能力開発にも役立つアドバイスもあります。ぜひ英語育児やしつけの参考にして下さいね。

 

Weather|後編 

 

 

Mom

I will check the weather report.

 

天気予報を調べてみるわ

Child

OK

 

うん

Mom

Oh, the broadcast says that it will rain this afternoon.

 

あら、予報では午後は雨みたいよ

Child

Really?

 

ホント?

Mom

Yes, and it says that it will be windy too.

 

ええ、それに風も強くなるみたい。

Child

Oh no!

 

いやだなあ

Mom

So you have to bring your umbrella and raincoat today.

 

今日は傘とレインコートを持って行きなさい

Child

OK.

 

そうする

Mom

If it’s too hard to use an umbrella, put on your raincoat.

 

もし、傘をさすのが大変だったら、レインコートを着なさいね

Child

Sure.

 

わかった

 

 

 

 子どもは水たまりが大好き!

 

子どもは雨上がりの水たまりが大好き。水たまりで遊ばせると
 

水たまりの大きさが違うことに気づく→なぜだろう?

・水たまりの深さが違うことに気づく→なぜだろう?

・水たまりの中でバシャバシャ足踏みすると、足踏みの力加減で、跳ねる水の量や高さが違ってくることを知る(自分に直接水がかかるので分かりやすい)

・いろいろな大きさの水たまりを飛び越えると、自分が飛び越えられる幅が分かる
 

子どもには疑問を持つネタをいっぱい与えましょう。雨上がりの水たまりは家 庭では作れない環境です。

また、自分の身体的能力の限界を知ることも大事。水たまりを飛び超える遊びは、怪 我をしないで、自分の限界を知り、起こり得る事態を想像することができます。

限界を知っている子どもは無茶をしません。危険回避や事故防止の面からも大切なことなのです。
 

 

 

 知っておいて損はない! 会話の中の英語豆知識

 

日本人はとても繊細なので、雨ひとつとっても様々な言い方がありますね。

霧雨、小雨、時雨、にわか雨、通り雨、大雨、豪雨、雷雨、風雨、春雨、梅雨 思いつくまま書いてもこんなにたくさん。

では、英語ではどうなのでしょう?

日本語ほど細かい表現はありませんが、雨の降り方によって下記のような言い方もあります。
 

雨がポツポツ降っている    It’s sprinkling.

雨がシトシト降っている    It's drizzling.

雨が激しく降っている     It’s raining cats and dogs.

土砂降りの雨が降っている   It’s pouring.


 

でもまずは、It’s raining. It's raining hard (heavily). It’s raining lightly.で十分です。

ちなみに欧米の人は日本人ほど、雨に濡れることを嫌がりませんね。ちょっとくらいの雨なら傘を差しません。      
 


 

 英語育児を成功させるコツは?

 

子どもが自然に覚えられるように語りかけるコツとは? 

下のリンクをチェック!

簡単!英語育児から学ぶ日米流子育て術
Shopping List「買い物リスト」|前編

 


 

次回はCooking (料理) 前編です。公開予定は4月10日です。お楽しみに!

ライタープロフィール 平川 裕貴 (ひらかわ ゆうき)

元日本航空CA。英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子ども英会話教室『リリパット』設立。長年欧米文化に触れた経験から、日本と欧米文化の優れた点を取り入れたしつけを提唱する幼児教育研究家。現在、3歳から6歳の子が通う幼稚園型英語スクールで、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ち、広い視野と思いやりの心を持ったバイリンガルを育てている。スクール経営の傍ら、これまでに得た知恵や知識を広く伝えるべく執筆活動も開始。著書に『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾン)『5歳からでも間に合う お金をかけずに子どもをバイリンガルにする方法』(彩図社)がある。
また、コラムライターとして、ママ向けサイト『IT Mama』で、子育てに関する記事を執筆中。

 

 


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