初・セブ島留学。乙武洋匡氏が語る!
朝から晩まで英語漬けの留学経験

インタビュー|完全プライベート! 1ヵ月間フィリピン留学

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――セブ島のイメージついて、行く前と後では変化がありましたか?

 

フィリピンは今回が初めてだったのですが、東南アジア諸国はだいたい訪れてきたので、ある程度のイメージはついていました。けれど、想像以上に人があたたかかったですね。他のアジア諸国と比べてもこの点は特徴的でした。人と人との距離感が近いというか、いい意味でおせっかいというか(笑)。

 

授業は平日のみなので、週末は孤児院を訪問したり、地元の子供たちと触れ合ったり、先生のご実家に招いて頂いたりと、島内を飛び回っていたのですが、どこに行っても、決して豊かな暮らしではないのに、とにかく食べろ食べろと食事を振る舞ってくれて、もてなしてくれるんです。すごいホスピタリティですよね。あと、フィリピン人はカラオケが大好きなようで、各家庭にカラオケの機材があり、みんな踊って歌って、それはそれは賑やかでした。「留学生の僕がなぜこの場に??」と不思議な気もしましたが、すぐになじんで楽しめたのも、セブの人々のあたたかさがあってのことだと思います。  

 

 

 

――治安など、不安は感じませんでしたか?

 

世界で最も危ないと言われている国々にも行ったことがあるので、そういう場所に比べればかわいいものだ、という感じです(笑)。治安が悪いと言っても、スリが多いとかそのくらいですよ。とはいえ、悪質なスリもいるそうなので、注意は必要です。決して安心はできない国ではありますが、僕自身は、幸いにも危険な目にはあいませんでした。

 

 

 

――これからセブ島留学をしたいという読者に向けて、何かアドバイスをいただけますか?

 

短期であればあるほど、現地での時間を有効活用できるように準備しておくといいでしょうね。日本でもできる学習はなるべくしていくことをおすすめします。なかでも重要だと感じたのは「単語力」。単語をしらないと聞き取りもできないし、せっかく留学しているのに単語を調べている時間が多くなるのはもったいない。ある程度の文法もおさらいしておく方が良いと思います。僕も落ち着いたらチャレンジしようと思っているのですが、帰国後はオンラインレッスンで英語力の維持向上をするのもいいですよね。好奇心旺盛な人なら、短期でも必ず手ごたえを感じると思います。セブ島は本当に気軽に行けて、日本人の英会話習得にはもってこいの場所です。ぜひ多くの日本人にお勧めしたいと思います。

 

 

 

乙武氏も絶賛のセブ島留学。日本とは違う文化の中でマンツーマンレッスンとは、英会話学習者にとって最高の環境ですね! 「留学をしたかったけどこれまでチャンスがなかった」「英語が話せるようになりたい」という方は、1週間からでもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)

1976年4月6日生まれ。東京都出身。大学在学中、自身の経験をユーモラスに綴った『五体不満足』(講談社)が500万部を超す大ベストセラーに。スポーツライター、小学校教諭を経て、2013年には東京都教育委員に就任。2014年には、地域密着を目指すゴミ拾いNPO「グリーンバード新宿」を立ち上げ、代表に就任する。2015年4月からは政策研究大学院大学へ進学。

●乙武洋匡オフィシャルサイト:http://ototake.com

 

 

取材・文/坂口弥生

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