簡単!英語育児から学ぶ日米流子育て術
Cooking「お料理」|後編

英語での語りかけ育児から学べる
平川裕貴先生のしつけと習慣

 

日本と欧米文化両方の優れた点を取り入れたしつけを提唱している平川裕貴先生が、世界に通用する真の国際人育成のために大切なことを教えてくれます。今回はCooking 後編。Cooking「お料理」に関する親子の英会話を学ぶと同時に、子どものしつけや能力開発にも役立つアドバイスが盛りだくさんです。ぜひ英語育児やしつけの参考にして下さいね。

 

Cooking|後編

 

Child

I want to cut onions.

玉ねぎを切りたい

Mon

OK. But you have to be very careful when you cut them.

いいわ。でも切る時は十分気をつけないとだめよ

Child

I will.

気をつけるよ

Mom

Are you crying?

Are you OK?

泣いてるの? 

大丈夫?

Child

No, my eyes hurts.

I can’t stop crying.

ううん、目が痛いよ

涙が止まらないよ

Mom

OK, let’s change.

I will cut the rest.

じゃあ、変わりましょう

残りはママが切るわ

Child

I can cut potatoes and carrot.

じゃがいもとニンジンなら切れるよ

Mom

Alright.

Don’t cut your fingers.

いいわ

指を切らないでよ。

Child

I’m done.

終わったよ
Mon

OK, put them in the pan and fry a little bit.

じゃあ、それらをお鍋に入れて、少し炒めるわ

Then pour 8 cups of water and boil.

それから、お水を8カップ入れて、炊くわよ

Mom&Child

Let’s wait for a while.

しばらく待ちましょう

 

 

▶子どもの好き嫌いを無くすコツ その2

子どもは、「これ嫌い」「あれ嫌い」と好き嫌いをするものですね。

確かに、子どもの舌には苦すぎる、辛すぎる、酸っぱすぎるというもののあります。でも味付けは工夫できますね。

クッキングの時、味付けも子どもに手伝わせてみましょう。

 

*クッキングの際、子どもに味見をさせ、子どもの意見を聞く

嫌いな食材の入った料理を子どもに味見をさせてみましょう。そして、「もっと甘い方がいい?」とか「もっと味が濃い方がいい?」と聞いてあげて下さい。

もし「もっと甘い方がいい」と言ったなら、少しお砂糖やみりんを足してあげます(本当に足さなくても、その振りだけでもいいのです)。

子どもは自分が味付けをしたのですから、食べざるをえませんよ。

 

*でき上がった料理を、自分のお皿に盛り付けさせる

自分で盛り付けるのはままごとのような楽しさです。

特に自分で切ったものは(きっと大きさが不揃いなのですぐ分かる)、自分のお皿に入れたがるはず。

嫌いな野菜こそ、自分で切らせるといいですよ。

 

 

▶知っておいて損はない! 会話の中の英語豆知識

今回は、案外知らない調理道具の名前です。実際に外国で料理でもしないと、なかなか英語で使うことはないでしょう。

おろし金

grater

フライ返し

spatula

おたま

ladle

泡立て器

whisk

ざる

strainer

レモン絞り

juicer

製氷機

ice tray

トング(火箸)

tongs

 

 

ライタープロフィール 平川 裕貴 (ひらかわ ゆうき)

元日本航空CA。英語スクールマネージャーを経て、1988年外国人講師による子ども英会話教室『リリパット』設立。長年欧米文化に触れた経験から、日本と欧米文化の優れた点を取り入れたしつけを提唱する幼児教育研究家。現在、3歳から6歳の子が通う幼稚園型英語スクールで、日本人としてのアイデンティティをしっかり持ち、広い視野と思いやりの心を持ったバイリンガルを育てている。スクール経営の傍ら、これまでに得た知恵や知識を広く伝えるべく執筆活動も開始。著書に『グローバル社会に生きる子どものための-6歳までに身に付けさせたい-しつけと習慣』(アマゾン)『5歳からでも間に合う お金をかけずに子どもをバイリンガルにする方法』(彩図社)がある。
また、コラムライターとして、ママ向けサイト『IT Mama』で、子育てに関する記事を執筆中。

 

 


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