Dear B,

Portland Writer

福岡県出身、大学生活を京都で過ごし、シアトルを経て憧れのポートランドへ。
依頼があれば記事を書き、依頼がなくても写真を撮っては行きつけのカフェで編集しInstagramへ投稿する日々、お力になれることがあれば気軽にご相談を。
ポートランドでやりたいことをやってみる「TSUBOTTLE」というブログから現在はポートランド好きの人々と 「Noren Portland」というウェブマガジンでライターとカメラマンをしています。

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WORLD
2015.04.23

車を持たずに楽しめる街
ポートランドで愛される交通システム

YUJI from Portland

 

コーヒー、ビールにドーナツ、オーガニックフード、クラフト製品と魅力的なものはたくさんあるけれど、どれもが発展し続けている要因の1つとしてCompact City(職住遊の近接した街)と呼ばれる街の仕組みを可能にした街の交通システムを紹介しないわけにはいかないだろう。

 

 

広大なアメリカでは都市の多くもまた広々としていて移動には車を使わざるおえないことが多い。どんなに素敵なものがあったって車が必要となると、留学や短期の滞在では移動が億劫になるし、行きたくても行けないってことは多いんじゃないか。その点ポートランドは交通手段が充実しているから、行きたいところに車なしで行けるのですごく便利。

 

 

 

ポートランドに着いて街を回るなら、まずTrimetのチケットを用意しよう、日本の感覚でいるとどうしても乗り物が変わる度にチケットを買ってしまいがちだけどポートランドでは必要ない。Trimet1枚ですべてのバス路線、MAX(ライトレール)Street Car(路面電車)、WES(別の鉄道路線、Westside Express Serviceの略)と共通で使うことができる。購入場所は3つ、駅の券売機、バスの車内、そしてスマホのアプリ。ちなみにバスは現金のみでお釣りが出ないことに注意して! 残りのふたつはクレジットカードで購入ができる。

 

 

 

期間によって金額は変わるが、短いもので2時間半、そして1day、長いものでは1yearのものもある。

 

 

 

この交通網の充実がキーとなって、ポートランドを留学先に決めた知り合いのライターさんはこう話していた。

「ポートランドの都市の面積は全米で19位、これは日本でいうと熊本市や静岡市と同じ大きさで、そこに交通の中でも主要なMAX(ライトレール)は全米4位の長さ、日本だと名古屋市営地下鉄(93 km)と同じくらいで地方都市にそれだけの鉄道網があるなんてすごいだろう」

 

 

 

最後にこうした公共の交通機関に自転車を持ったまま乗れるのも利点のひとつ、ほら! ふたつを組み合わせれば車なしでもう大抵の場所は困らない。

さぁ自分の好きなポートランド見つけに街へ繰り出そう!

 

 

プロフィール

大坪 侑史


福岡県出身、大学生活を京都で過ごし、シアトルを経て憧れのポートランドへ。
依頼があれば記事を書き、依頼がなくても写真を撮っては行きつけのカフェで編集しInstagramへ投稿する日々、お力になれることがあれば気軽にご相談を。
ポートランドでやりたいことをやってみる「TSUBOTTLE」というブログから現在はポートランド好きの人々と 「Noren Portland」というウェブマガジンでライターとカメラマンをしています。

 

 

 

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