Dear B,

NY Writer

ロンドン経由、東京育ち。2013年より、東京で知り合ったアメリカ人のパートナーとニューヨークへ。現在はParsonsでファッション マーケティングを専攻する大人の学生。

ブログ“MY KIND OF NEW YORK CITY”では、私がニューヨークで感じたことを綴っています。

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WORLD
2015.06.20

ニューヨーカーはルーフトップが大好き

昼も夜も、夏は屋上で

COOKIEHEAD from NY

ニューヨークは、実はとても気候が厳しい。冬は気温がマイナスになり雪が続く期間があり、そして夏は30度を超える日も多くあります。寒暖差が最大で45度以上もあるとも言われる、四季がはっきりした街。365日忙しく生きるニューヨーカーは、その時々をいかに上手に楽しむかを知っています。

 

すっかり夏らしくなり、夜が長くなるこれからのニューヨークの一番の楽しみ方は、外で夏を感じること! 観光客にもオススメなのは、ルーフトップバーです。

 

私がルーフトップバーをオススメする理由は、いくつかある景色を楽しむという方法の中でルーフトップバーが最も合理的だからです。例えば、エンパイア・ステート・ビルディングやトップ・オブ・ザ・ロックといった、高層階に上がり摩天楼を楽しむのもステキなのですが、エレベーターで上るだけで数千円かかります。一方ルーフトップバーは、行くだけなら無料。カクテル、ビールやワインは少し高くつきますが、ゆっくりおいしいお酒を飲みながら夜景を楽しむ方が、ずっと素敵です。

 

今日はニューヨーク在住の私から、ニューヨークのオススメのルーフトップバーをいくつかご紹介します。

 

まずは大定番のこちら。

230 Fifth 

 

 

ニューヨークのほぼど真ん中に位置し、エンパイア・ステート・ビルディングもすぐ近くに見えます。Stump Town Coffeeや、ニューヨーク発のセレクトショップ Opening Ceremonyも併設されたAce Hotelからもすぐ近くです。

 

ダウンタウンのウェストサイドからは、The Standard Hotelの屋上、

Le Bain 

 

奥に写っている高い建物は、最近完成したばかり、World Trade Center跡地に建てられた1 World Trade Centerです。そして手前に写っているのは、同じく新しくこのエリアに移転してきたWhitney Museumです。

 

 

バーではありませんが、Whitney Museumもテラスが多く、同様に景色を楽しむことができます。

 

 

通常は18時までですが、木曜日から土曜日は22時まで開いているので、日没が20時半頃の夏も、ゆっくり夜景を楽しむことができます。

 

こちらの写真に写っているのが、Whitney Museumから見る前述のThe Standard Hotelです。

 

ミッドタウンから、まだそこまで混んでいない穴場のルーフトップのこちら。

The Press Lounge 

Ink48 Hotelの屋上です。

真ん中にプールがあり、暗くなるにつれてライトアップと共に幻想的な空間に。

 

 

目の前に広がる、まさしくマンハッタンの最大級の摩天楼が望めます!

 

 

煌めく街の光は、ニューヨークに住んでいる私でも、ため息が出るほどの圧倒的なエネルギーとグラマラスさを感じます。この景色を見て、この街にいることの意義を改めて強く胸に刻むことができる、そんな気がします。

 

ニューヨークのルーフトップバー、お越しになる際の注意点が3点。

 

まずひとつ目は、お酒を提供する場所なので、入場の際には年齢のわかる写真付きIDを求められます。パスポートか、またはその他政府発行のIDをお忘れなく。

 

ふたつ目は、ドレスコード。そこまで厳しくはありませんが、ビーチサンダルや、あまりにカジュアル過ぎる服装は入店を断られる場合があります。特に男性に対して厳しい場合がありますので、お出かけの前に各バーのウェブサイトをチェックしてみて下さい。

 

みっつ目は、稀に貸し切りでパーティが入っている場合があり、一般にはオープンしていないことがあります。こちらも、事前に確認をしてみて下さいね。

 

ニューヨーカーはルーフトップが大好き 昼も夜も、夏は屋上で
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