忙しい社会人にうれしい! 利便性に優れた『PTE Academic』解説

『役立つ英語資格』徹底解説!【Chapter.3】

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取材・文/齋藤悦子(編集部)

 

英検やTOEIC®テストなど、英語力を証明する資格ってたくさんありますよね。ただ、それぞれの資格の違いやその資格が何に役立つのかいまいち分からず、「自分に合った資格を見つけるのは大変」と感じている方も多いのでは? 

そこで、それぞれの運営団体の方に、試験の内容や特徴について詳しくお伺いしました。この機会に、自分にピッタリの資格を見つけて下さい!

 

『PTE(Pearson Test of English) Academic』

世界最大手の教育メディアであるピアソンによって開発された英語試験『PTE(Pearson Test of English) Academic』について、営業・マーケティング担当の方にお伺いしました。

 

――『PTE(Pearson Test of English) Academic』の特徴を教えてください。

 

「サービス開始から3年という比較的新しい試験ですが、『TOEFL』や『IELTS』と並ぶ“留学に必要な英語力を示す試験”として、多くの教育機関に認可されています。受験者数は公表していませんが、学生以外では、証券や経営コンサルティング業の方がMBA(経営管理学修士)留学のために受験されることが多いですね。他の試験に比べ利便性に優れている点が、忙しい社会人に支持されているのだと思います。

 

例えば、自分の都合に合わせて前日まで受験予約が可能で、試験日から5営業日以内に試験結果を確認できる、結果を確認してからスコアを送付したい機関を選択できるので何度か受験して最も良いスコアのみ提出できるというのは他の試験にはない大きな特徴です。また、イギリスの日刊新聞「フィナンシャル・タイムズ」発表のグローバルMBA大学ランキング上位20校のうち17校が、英語力を証明する試験としてPTEを認可していることも世界的な評価につながっているのだと思います」

(ピアソン・ジャパン株式会社 営業担当 秋山洋平さん・以下、同)

 

――試験日から5日で試験結果が出るというのは確かにすごいですね! なぜそんなことが可能なのですか?

 

「すべてコンピュータで採点しているからです。スピーキング試験の採点もピアソン独自の自動音声認識システムで行っています。コンピュータ採点には時間短縮以外にもメリットがあるんですよ。例えば、スピーキングの評価を人間が行うと主観も入りがちですが、コンピュータが行うことで一貫性のある評価が可能になる。また、受験する「スピーキング」「ライティング」「リーディング」「リスニング」の4セクションのスコアとは別に、「文法力」「発話の流暢さ」「発音」「スペル」「語彙力」「文章構成力」6つで英語の“運用能力”も細かく測定します。これにより、スコアだけでは判断できない自身の弱点を分析することが可能なのです」

 

――確かに、6つの運用能力の詳細なスコアが分かれば、受験後に苦手な分野をピンポイントで強化学習できますね。

 

「PTEの目的は、留学先はもちろんビジネスでも応用できる総合的な英語力の取得です。例えば、MBA留学を目指すのであれば、ほとんどの授業でディスカッションやグループワークが課せられていますし、3000字ほどのエッセイを書ける能力が求められます。なので、試験は留学先で能力を発揮できるかどうかを判断するため、アカデミックな内容に特化しています。しかし、ビジネスで即戦力として活躍するために必要とされる総合的な英語力の判断には、英語の“運用能力”の測定が役立つでしょう。スコアを取ることは、あくまでも留学に必要な条件であり、目的ではありません。現地での試験をクリアし、卒業し、社会に戻ってから英語をアウトプットできることが重要なのです」

 

――留学を目指す人はもちろん、自身の得意・不得意分野を把握したいという人にもチャレンジしてもらいたい試験と言えそうですね。

 

■PTE(Pearson Test of English) Academic

【受験申し込み】すべてオンライン

【申し込み期限】前日まで可(ただし個人情報を事前に登録する必要あり)

【試験日】時期によって月1回~8回ほど実施 ※先着順、座席が埋まり次第終了

【試験会場】Pearson Professional Center(東京・大阪)

【受験代金】US 225ドル(消費税込) ※支払いはクレジットカード、デビットカードのみ

【受験資格】16歳以上。ただし、16~18歳の場合は、親権者同意書の提出が必要

【必要な個人情報】氏名、住所、メールアドレス、生年月日、出身地

【当日の本人確認書類】パスポート ※日本における有効な身分証明書はパスポートになります。忘れると受験できないので、期限の切れていない有効なパスポートを必ず持参すること

【試験時間】約3時間(Speaking・Writing 77~93分、Reading 32~41分、Listening45~57分)

【スコア】10~90点

【試験結果】受験日から5営業日以内にウェブで閲覧可

【志望校へ提出する成績証明書】有効期間内(2年間)であれば、スコアレポートを何校に送付しても無料

【有効期限】2年間

【公式ホームページ】●http://www.pearsonpte.jp/



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