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2015.10.30

セブ島移住に必要なこと③

就職(雇用形態・残業・育休etc.) 

From BRIDGET

セブ島移住に必要なこと①ではフィリピン・セブ島の基本情報を、「セブ島移住に必要なこと②」では1ヵ月の生活費について紹介をしてきたけれど、実際移住をして生活をするとなるとリモートワーカーではない限り現地で仕事が必要よね。今回は、実際現地の日本企業、外資系企業で就業経験のあるBさん(30代後半女性)にフィリピン就職の実情について聞いてみたわ。

新卒採用はなし!転職でキャリアを磨く

フィリピンでは一般的に、大学卒業後に就職活動を始めます。在学中は学校での勉強に加え、ボランティア活動や企業でのインターンを積極的に行い、自分の履歴書の価値を高めます。フィリピン人の同僚に日本の新卒一括採用について話したところ、「なぜそんなに焦るの?」と大変驚かれました。

また、フィリピン人は転職を繰り返します。これは転職によって自分のキャリアを磨くため、そして少しでも高い給与を手に入れるためです。自分のスキルをその会社に提供する」という、皆が専門職のような考えです。採用されればすぐ即戦力として働くことを要求されます。

 

BPO拡大に伴い、勤務体制は大きく変化した

8時間労働+1時間の休憩週5日間勤務をする会社が一般的です。しかしここ数年、24時間365日稼働することを求める欧米系企業のBPO(Business Process Outsourcing)業務が急成長したことで、シフト制で勤務する若いフィリピン人労働者、また現地採用の外国人労働者たちがたくさんいます。

私が所属したチームも3シフト交代勤務でした。早朝勤務、日中勤務、夜勤を日替わりで2年半勤務しました。おかげで体調を崩しましたが…。泣 同じ会社内でも別のチームでは、11時間週4日勤務のシフト制を採用していました。

 

サービス残業って何?

残業代について、企業はフィリピンの労働法に定められた内容に沿って労働者へ残業代を支払います。もしサービス残業が続けば、訴えられることがあります。自分の技術を勤務時間を超えて会社へ提供しているのに、それへの対価がないのはおかしい、という考え方です。それでも会社に残っている人は、エアコンの効いたオフィスでキャリアアップのために勉強をしているか、フェイスブックをチェックしているだけかもしれません。

 

楽しく働く!オフィス内は大変リラックスした雰囲気

日本では見られない、大変リラックスした雰囲気がこちらのオフィスにはあります。

ひとつ目は、音楽を聴きながら仕事をすることです。ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴きながら働いており、好きな曲に変わると体がリズムを取り出します。働き始めた時は驚く毎日でした。

ふたつ目は、勤務中というのに誕生日会が突然始まることです。フィリピンでは、誕生日の本人が周りにプレゼントをしたり食事を振る舞ったりします。誕生日の本人が宅配ピザを注文し、チームメートに振舞います。「ハッピバースデー!!」の声と共に、いいピザの匂いが漂ってきます。

 

基本給にさまざまな手当てがつきます

給与体系は、基本給(Basic salary)に様々な手当てがつきます。給料日は月2回(15日と月末)に分けられるのが一般的です。

入社後6ヵ月間は試用期間で、その期間中は基本給のみの支給という会社が多いです。晴れて試用期間が終了し、レギュラー社員となれば様々な手当てを手にすることができます。私の会社の手当ては、米代、衣類代、医薬品代、タクシー代が、一定金額を上限として支給されてました。それぞれのレシートを提出すると、翌月の給与に追加される仕組みです。

 

産休は2ヵ月。日本の育休がうらやましい。

私の会社の有給休暇は年間30日でした。消化しきれなかった休暇は次年度に持ち越しとなり、退職時に有給休暇が残った場合は、最終給与日に給与として支給されます。

そのほかの休暇として、忌引き、産休などがあります。産休については、女性社員は2ヵ月(帝王切開での出産は3ヵ月)です。フィリピンには、日本のような1年間の育休はありません。男性職員にも産休があり、妻の出産後2週間を産休として取得できます。家族親戚みんなで子育てをするフィリピンでは、男性も積極的に取得します。

 

外資系BPO企業は給与が良い。

給与の良い職業は、BPO産業でのシフト制サポート業務です。コールセンターやITサポート業務などで夜勤や早朝勤務をすると、時間外勤務扱いとなり手当てがつきます。そのほかにも上記の通り豊富な手当てがあるため、BPO業務は若いフィリピン人たちにとって魅力ある仕事です。

 

フィリピン就活はインターネットと人脈

私がこの会社に就職できたのは、フィリピン人の友人の姉がこの企業で働いていて、日本人の募集をしているが働かないか、と言われたことがきっかけです。大手外資系への就職は通常23ヵ月かかるところを、紹介であったため1ヵ月で採用が決定しました。フィリピンでは、何をするにもこの「人脈」が大変役に立ちます。

 

フィリピン就職で必要なことは、まずなによりも英語力であると思います。現地日本企業への応募であっても、人事担当はたいていフィリピン人で日本語はできません。応募にあたっては、まず人事とのやり取りから始まりますので、英語で電話やメールをやり取りし、英語で面接ができると有利です。

 

併せて読みたい!

フィリピン移住に必要なこと① 基本情報(気候・言語・宗教etc.)

フィリピン移住に必要なこと② 1ヵ月の生活費は約○○万円

 

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