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WORLD
2015.11.05

マレーシア移住に必要なこと①

基本情報(気候・言語・宗教etc.)

From BRIDGET

LCCなどのローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社が出現して、渡航費は過去に比べて驚くほど安くなったよね。テクノロジーの進歩により、場所を選ばず、ラップトップ1枚で仕事ができるデジタルノマドと呼ばれる人々が出現して、人類はひとつの場所に縛られる時代に終わりを告げようとしているように感じるわ。今後この流れは、テクノロジーやグローバリゼーションの加速と正比例して、人類が今までにない大移動の時代を迎えるのではないかと予測されているの。そんな新しい時代を賢く生きるために、海外移住に必要な知識を、実際にその国に暮らす人々に聞いてみたの。国ごとに順次に紹介していくから、あなたに合ったデスティネーションを見つけてみてね。

日本からのアクセス

 

東京(成田/羽田)、大阪(関空)、名古屋から首都のクアラルンプールまで直行便が出ています。飛行時間は約7時間で、時差が1時間あります。成田からボルネオ島コタキナバルへも直行便があり飛行時間は約6時間程です。

その他アジアの都市で乗り継いで、マレーシアへアクセスする事も可能です。(例えばソウルや上海などで数時間~数日観光をしてマレーシアへ向かう事もできますよ!)

日本のJALANA、マレーシア航空やAirasiaなどが主な航空会社です。

 

気候

 

マレーシアは赤道に近いため、基本的には1365日夏です。年間の日中平均気温は2733℃程です。そして、10月から2月ごろまでは雨の多い雨季、3月から7月までは乾燥した乾季になります。雨季といっても日本の梅雨のように長時間降り続く事は決してありません。信じられないような量の雨がスコールで雷と共に降ります。しかし時間にして30分から1時間程で降り止みます。

ちなみにマレー半島のほぼ中央に位置するキャメロンハイランドと言う高原地域の観光地では、1年を通じて常春の気候ですよ。

 

人種

 

マレーシアは多民族国家です。主に3種類の人種の人々が住んでいます。マレーシア系、中国系、インド系のマレーシア人が存在します。中国系とインド系は古くからマレーシアに移り住んでいる中国とインドからの移民が殆どです。そして、マレーシア国籍を持っていますので、人種は違っても同じマレーシア人です。しかし、政治的な背景があり、イスラム教徒のマレー系マレーシア人が他の人種より優遇されている場合があるそうです。ちなみに人口比率はマレー系が約65%、中国系が24%でインド系が8%程です。その他の3%は欧米、や日本を含み世界中から移り住んでいる人が占めています。仕事の関係でマレーシアに住んでいる人だけでなく、1年中温かく、物価も安いため、欧米や日本からの定年後の滞在先として選ばれるケースも少なくありません。

 

言語

 

マレーシアの公用語はマレーシア語です。しかし、もともとイギリスの植民地だった景況もあり、1967年までは英語が公用語でした。その為、マレーシア人のほとんどが基本的な英語を話す事ができます。首都のクアラルンプールでは英語の通じる所が殆どです。首都を離れ、ローカルな地域に行くとマレーシア語しか通じない事も多くありますが、基本的な生活は英語が片言でも問題ないはずですよ。

また、マレーシアは多民族国家です。その為、それぞれの民族がそれぞれの言語を持っています。中国系は中国語(主に北京語)、インド系はヒンドゥー語を話します。英語(もしくは地域によってはマレーシア語)が共通の言語として使われるので、2ヵ国語以上しゃべる事が出来るの人が殆どです。

 

もしも言語が通じなくても、コミュニケーション方法は言葉だけではありません。ジェスチャーを入れてみたり、試行錯誤して意思の疎通を図ってみて下さい。お互いに意思の疎通が出来た時にはお互いに幸せな気持ちになれるでしょう! 自分の国を出て行くのですから、そういった事も楽しめる心構えがあれば海外生活を一層充実したモノにできるのではないでしょうか。

 

宗教

 

マレーシアの国教はイスラム教です。その為、ローカルのコンビニではお酒を置いていない所も多くあります。ほとんどのマレーシア人女性がヒジャブと呼ばれる布で髪や顔を被っているのが目につくでしょう。また、顔全体を覆っている人も見かけると思います。宗教の教えをストイックに実行しているだけで、危険なわけではないので心配いりませんよ。イスラム教徒は豚肉を食べない為、市場でも豚肉は隔離されて特別コーナーで売られている場合もあります。また、中国系マレー人は仏教徒、インド系マレー人はヒンドゥー教徒が多いです。

 

通貨

 

マレーシアの通過はリンギット(Ringgit)と言い、RMと表示されます。セントと言う補助単位も存在して、1リンギットは100セントです。日本円にすると、1リンギットで大体30円ほどです。コーラが1リンギットと20セント程です。ローカルの人の金銭感覚だと1リンギットで日本人の100円のような感覚なのが分かるはずです。

 

治安

 

普通の生活をする分には問題ありません。しかし、カンポンと呼ばれるマレーシア人の最貧民層の集まる地域や夜の街中は注意が必要な場合もあるので頭に入れておいて下さい。基本的には安全ですので心配はいりません。

これはマレーシアに限らず、どこの国に行っても言える事ですが、自分の国を出ているという意識は常に持っておく必要があります。もしも「怪しいな!」と思ったら自分から近づかないようにする事でトラブルを避ける事ができるはずです。

また、マレーシアには現地の日本人コミュニティがあります。危険情報などはそういった所からも回ってくるので、常にコミュニティに関わる事をお勧めします。日本語のフリーペーパーなどもありますので、そこにも最新の現地のニュースや危険情報(もしある場合い)は載っていますよ。ちなみに首都のクアラルンプールの他にも、ジョホールバル、ペナン、サバ州のコタキナバルにも日本人のコミュニティが存在して日本人会や日本人学校もありますよ!

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