Dear B,

Digital nomad
Dear B,のファウンダー。世界を旅しながら暮らすデジタルノマド。
このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
WORLD
2015.11.09

スペイン移住に必要なこと①

基本情報(気候・言語・宗教etc.)

From BRIDGET

LCCなどのローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社が出現して、渡航費は過去に比べて驚くほど安くなったよね。テクノロジーの進歩により、場所を選ばず、ラップトップ1枚で仕事ができるデジタルノマドと呼ばれる人々が出現して、人類はひとつの場所に縛られる時代に終わりを告げようとしているように感じるわ。今後この流れは、テクノロジーやグローバリゼーションの加速と正比例して、人類が今までにない大移動の時代を迎えるのではないかと予測されているの。そんな新しい時代を賢く生きるために、海外移住に必要な知識を、実際にその国に暮らす人々に聞いてみたの。国ごとに順次に紹介していくから、あなたに合ったデスティネーションを見つけてみてね。

日本からのアクセス

日本からスペインへの直行便はないため、日本航空・全日空かヨーロッパ系航空会社、またはトルコ航空やカタール航空などを利用して各国の主要都市に飛び、そこからスペインの都市に乗り継ぎすることになります。ヨーロッパを経由する場合の所要時間は16時間 から18時間程度、トルコやカタールを経由する場合はもう少し長くなりますが、最近では様々なサービスや深夜発など工夫している航空会社も多くヨーロッパ系以外の航空会社も人気があります。

 

気候

スペインでは地方によって気候が大きく異なります。北部は年間を通して雨が多く夏でも涼しく冬は寒さが厳しいですが、南部のアンダルシア地方などは年間を通してほとんど雨 が降らず冬でも暖かく乾燥しています。夏は直射日光が痛いくらいまで暑くなります。マドリードを中心とした中央部は年間を通して雨が少なく昼夜の寒暖の差が激しい土地です。地中海性気候のバルセロナなどは年間を通して寒暖の差も少なく湿度が高いと言っても日本ほどではなく、比較的過ごしやすい地方と言えるでしょう。

 

言語

スペイン国内ではスペイン語が使われます。バルセロナのあるカタルーニャ地方ではカタルーニャ語が公用語となっており、主な表示はカタルーニャ語ですがスペイン語で全く問題ありません。その他北部のガリシア地方ではガリシア語、バスク地方ではバスク語が話 されますが、どの地方でもスペイン語が主要言語となります。

 

人種

スペインには自国内での独立問題もありますが他のヨーロッパ諸国で見られる人種問題はそこまで深刻ではありません。旧植民地にアフリカの国が少ないこともあげられますが、 黒人は少なく、移民はラテンアメリカからが大半を占めます。ここ10年近くで中国人が増え、何でも売っているスーパーを始め、不況でスペイン人オーナーが手放したカフェテリアやバル等も経営しています。

 

宗教

バルセロナなど少数のリベラルな地域では無宗教や教会に行かない人の方が多くいるものの、基本的にスペインは熱心なカトリック国といえるでしょう。ミサに出掛けたり、イースターの際にはアンダルシア地方始めキリストとマリアの像の神輿を担いで一日中街を歩く祭りが各地で見られます。ただ年々若者が教会に通うのは減っていることも事実です。

 

通貨

通貨は他のヨーロッパ諸国と同じくユーロ(スペイン語でエウロ)です。スペインでは支払いの際、カードももちろん使用できますが、大抵小額の場合は拒否されます。店によって 異なりますがだいたい10ユーロ前後の買い物からカードの支払いが可能になります。紙幣は100ユーロ札はデパートなどでは使えますが、普通のスーパーや市場では受け取りを 拒否されます。だいたい5・10・20・50ユーロ札で買い物をします。10ユーロ以下の買 い物をして50ユーロ札を出すと「もっと細かいのはありませんか」と聞かれるほど、実 際に使われているのは細かい金額の紙幣です。

 

治安

スペインの治安は観光地以外は比較的良いと思われます。近年では首閉め強盗など暴力的なものもあまり聞かなくなり、マドリードやバルセロナなど大きな都市では警察が巡回しているのを頻繁に見かけます。現地に住んでいて治安の悪い地域といわれるのは大抵移民 の住んでいる地域になるので、その周辺にシエスタや夜など人の少ない時間に足を運ばな ければ問題はないでしょう。大晦日やお祭り、また大規模なデモ行進の際には危険な目に 遭う可能性があるので、気をつけると良いと思います。

 

TAG: WORLD  |  EUROPE  |  SPAIN
スペイン移住に必要なこと① 基本情報(気候・言語・宗教etc.)
ステキ♡と思ったら
いいね!してね