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WORLD
2015.11.07

マレーシア移住に必要なこと③

移住のコツ(就職・ビザ取得・税金etc.)

From BRIDGET

マレーシア移住の必要なこと①基本情報」「マレーシア移住の必要なこと②生活費」に引き続き、「マレーシア移住の必要なこと③移住のコツ」では、マレーシアで暮らす上で必要なビザの取得や仕事の探し方、税金についてマレーシア在住のBさん(20代前半男性)が紹介してくれているわ。マレーシア移住に興味のあるあなたは併せて読んでみてね。

ビザの取得について

日本人はマレーシアの観光にビザがなくても3ヵ月滞在することができます。それ以上の期間の滞在にはビザを取得する必要があります。ビザは労働ビザ、学生ビザ、結婚ビザなど種類もさまざまで条件も細かく決められています。また、ビザの申請には保証人が必要で、保証人は月RM2,000(約53,000円)以上の収入証明が必要となります。長期労働をする場合には就労ビザです。月額1,200RM(約32,000円)以上の給与所得者が対象となります。マレーシアの労働ビザは学歴が重視されないため、就労先が決まれば簡単に発給されます。労働ビザは出入国が自由のマルチプルビザとなっています。学生ビザの場合は学校等の詳細が問われますし、結婚ビザの場合結婚を証明する種類等が必要です。

 

マレーシアはマイセカンドホームビザというマレーシアに移住する人の為のビザの発給もしています。ビザにかかる発給料金は500RM(約1,3000円)で1年あたり90RM(約3,000円)を支払うことで、出入国が自由のソシアルビジットパスも発給されます。パスポート期限内であれば、更新をすることも可能です。マイセカンドホームビザの発行条件は年齢に応じて異なります。50歳以上の場合は、1ヵ月万RM1万(約28万円)以上の不労収入、RM35万(約1,000万円)以上の資産証明、RM15万(約430万円)以上の現地定期預金、これらの条件を全て満たしている必要があります。50歳未満の場合はさらに条件が厳しくなりますので、他の滞在方法の方が賢いでしょう。

 

ビザがなくても3ヵ月滞在できますので、3ヵ月おきにマレーシア国外に出るビザランで滞在を延長する事も可能です。陸路や空路でシンガポールやタイ、その他のマレーシア国外に短期的に出国する事で、マレーシアに入国する際にまた新たに3ヵ月の滞在期間を得る事が可能です。しかし入国の際に次にマレーシアを出るチケット等の提示を求められたりする場合もありますので、注意する必要があります。

 

 

仕事の探し方について

マレーシアには日本の企業が沢山あります。その為、マレーシアの現地で日本企業に採用して貰うことも可能でしょう。日本から派遣された社員に比べると待遇は劣るかもしれませんが、需要はあるはずです。英語が話せて自分の得意分野がある場合は現地で他の国の会社(例えばシンガポールや欧米の会社)に就職する事も不可能ではありません。求人情報は現地の掲示板や人づてで入手できる場合もあるでしょう。現地のフリーペーパーに求人情報が載っている事もあります。

 

準備資金について

マレーシアでどんな生活を送りたいのか、何を目的にマレーシアに行くのかにより、必要な資金は変わって来るでしょう。もし、海外で異文化に触れて学ぶ事が目的であれば生活費と学費があれば十分でしょうし、老後を南国の国で思いっきりエンジョイする為であれば、長期的な蓄えが必要かもしれません。現地で仕事をするのであれば、資金は最低限でも足りるでしょう。自分の滞在目的をはっきりとさせ、必要な金額を割り出していきましょう。

 

 

婚姻について

今の時代、国際結婚は増えていますが、マレーシア人の人と結婚はどうなのでしょうか。まずはマレー系マレーシア人との結婚の場合から紹介します。多くのマレー系マレーシア人はイスラム教徒です。イスラム教ではイスラム教徒が他の宗教信者と結婚する場合、相手側もイスラム教に改宗しなければいけないと言う教えがあります。その為、マレー系マレーシア人の方と結婚をする場合、自分もイスラム教徒になる必要があります。イスラム教徒には、日本人に馴染みのない教えが沢山あります。お酒や豚肉の摂取の禁止や1日5回のお祈りなど、生活が一転するケースが殆どです。また、厳密にイスラム教徒の教えを守りながら、日本で生活をする事は簡単な事ではありません。その為、日本人とマレー系マレーシア人との結婚は多くありません。もしもマレー系マレーシア人の方と結婚をするのなら、強い絆と愛情が必要かもしれませんね。

中国系マレーシア人との結婚はマレー系マレーシア人に比べると宗教的な難しさはないでしょう。中国系マレーシア人には裕福な家庭も多く、日本人との結婚に前向きな家庭もあるはずです。家族大勢で一緒に生活する場合も多く、結婚相手の両親と同居する可能性も大いにありえますので、結婚相手だけでなく、その家族との関係も大切になってくるはずです。また、家族同士の繋がりも多いため、日本で生活をしていると日本に相手側の親族が尋ねてくる事も多いでしょう。

 

税金について

2015年4月1日からGST(消費税)が導入されました。この税率は6%です。また、所得税は滞在期間と収入により異なります。1年間でマレーシアに182日以上の滞在をした人は居住者、滞在が182日未満の人は非居住者とされます。居住者はマレーシア人と同じ税率の約13%となります。一方の非居住者は、最高税率の26%が課せられます。マレーシア現地にも税金に詳しい優秀なファイナンシャルプランナーもいるので、相談してみるのが一番良いでしょう! 日本語が話せる方もいますよ!

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