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2015.11.19

シンガポール移住に必要なこと②

1ヵ月の生活費は約○○万円

海外移住を思い立った時に一番気になるのは現地での生活費だよね?「シンガポール移住の必要なこと①基本情報」に引き続き、「シンガポール移住の必要なこと②」では、シンガポールで暮らす上で必要な平均的な1ヵ月の生活費について、実際現地に暮らした経験のあるBさん(20代前半男性)が①家賃②光熱費③インターネット④携帯電話⑤食費⑥交際費⑦その他の項目別に紹介してくれているよ。シンガポール移住に興味のあるあなたは必見!

家賃

シンガポールは、面積が小さく、人口密度も高いため、家賃がとても高い国です。シンガポール人のほとんどは比較的低価格なHDBと呼ばれる集合団地に住んでいます。しかし外国人に対する規制が厳しいため、外国人がHDBに住むことは基本的には許されていません。その為、シンガポールで日本人が一番多く利用しているのは、コンドミニアムと呼ばれる高級アパートです。プールやトレーニングジム、レストランなどの設備が付いている集合住宅で、常に何人もの警備員がセキュリティの管理をしています。ワンルームの物件(50平米前後)から、6つ程度の寝室がある豪華なペントハウスまで種類も豊富です。価格は、郊外の2LDKでS$2,500(20万円程)位の物件から、中心部の比較的新しい物件をご希望であれば、1LDKでも最低S$4,000程度(30万円程)、3LDKでS$6,000程(50万円程)の予算が必要となります。

 

光熱費

日本に比べれば光熱費は多少安く抑えられますが、家族の人数やライフスタイルにより大きく変化します。南国ですのでクーラーの使用量により光熱費は大きく変わってきます。基本的にはS$150~S$250程(約1万円~2万円++)で普通に生活ができるはずです。

 

ネット代

シンガポールは東南アジアの他の国と比べてもインターネット環境は整っています。一方、その分周辺諸国に比べると費用は高くなってしまいます。基本的には、インターネットプロバイダーと契約して回線を繋ぐ必要がありますが、日系のNTTシンガポールがシンガポールにはあり、日本語で対応してくれるので安心してインターネット環境を整える事も可能です。料金は毎月だいたいS$100(8,600円)位です。一部のコンドミニアムではWi-fiを提供していて、一切ネット代が掛からないところもあるので確認してみて下さいね。

 

携帯電話代

シンガポールのSIMカード(携帯電話の番号)は簡単に購入する事が可能です。コンビニや路上でも売られていて、数百円程で入手できます。携帯電話番号の購入時にはシンガポールの電話システムに登録をする必要があるので、パスポートを用意しましょう。パスポートを持ち歩くのが嫌な方はシンガポールに着いてすぐに、空港内でSIMカードを購入する事をオススメします。プリペイド式(前払い)とポストペイド式(後払い)と2種類から選ぶ事ができますが、プリペイド式は現地の口座も必要がなく、気軽に利用できるので便利ですよ。また、ネットの速度や制限も様々なパッケージが用意されているので、自分に合ったパッケージを見つけた場合、携帯電話の番号を変える事も可能です。

 

食費

日本にいても同様ですが、食費は生活のスタイルにより大きく異なります。外食が中心なのか、家で自炊をするのか、外食をする場合はどんなお店でご飯を食べるのか。シンガポール人は外食をする事が多く、日本人ほど家でご飯を食べる文化がありません。そのため、シンガポールには経済的で美味しいレストランが沢山あります。屋台や、小さな街角のレストランやカフェだと、S$5~10(400円~800円)程で美味しい料理を楽しめます。反対に家で自炊をする場合、日本と全く同じようにご飯を食べようとすると逆に高くつく場合もあります。日本からの食材や調味料は輸入品になり値段が倍程しますので、自炊をする場合は工夫も必要かもしれません。ライフスタイルによりますが一人で生活する場合(半分自炊、半分外食)、S$500~2,000程(4万円~17万円)で生活出来るでしょう。南国の国ならではの野菜やフルーツは豊富にあり、値段も安いので是非食生活に取り入れてみては如何でしょうか?

 

交際費

日本とあまり大差はないと考えていいでしょう。しかし、ローカルの安くて美味しいレストランなどの穴場を見つける事ができれば、交際費はかなり抑えられるはずです。海外にいる以上、人との繋がりは大切にしたいですね。積極的に外出し、さまざまな人や文化、考え方に触れてはいかがでしょう? 値段以上に大きな価値をえられるかもしれません!

 

交通費

シンガポールの交通手段について簡単に紹介しましょう。まずはタクシーから。料金は日本に比べるとかなり安く、初乗り料金は、S$S2.8~3.2(242円〜277円)と車種によって異なります。その後は、330~385メートルごとに20セントずつ、待ち時間は45秒ごとに20セント加算されます。約20~30分程乗っても料金は約$S15~30(約2,000円)程です。シンガポール独自のシステムとしてピークタイム料金、シティエリア料金、祝日料金など様々な追加料金制度があります。料金に大きな変化はないので、詳細は現地で確認してください。

次はMRTと呼ばれるモノレールについて。都心部は地下を、郊外は高架を走るMRTはとても清潔で安全ですので、安心して利用できる交通機関です。電車の本数も多く、空港や都心部は勿論、シンガポール国内全体を行き来しています。簡単に利用できて快適なので、シンガポール内での移動にはオススメです。

最後にシンガポールのバスについて簡単に説明します。シンガポールの各路線バスには行き先の表示があまりありません。1~3桁の番号が表示されてて、それぞれ違ったルートを走ります。そのため、乗車する場合には目的地に行くバスの番号を調べておく必要があります。タクシーやMRTに比べると利用しづらい欠点はありますが低コストで移動可能です。シンガポールに慣れてきたら是非挑戦してみて下さいね。ロンドンの名物バスのように、シンガポールにも2階建てバスがあるので観光ツアー気分も味わえますよ!

「ezリンクカード」と呼ばれる、日本国内で使われている「SUICA」のような電子マネーもあり、MRTやバスの支払いも可能で、MRTの駅などで入手可能です。1日用、3日用、1週間用や長期的に利用できるモノがあるので是非利用してみてください。

 

 

合計:25万円

最低でも1ヵ月にS$3,000(25万円)と考えておいた方がいいかもしれません。他の東南アジアの方が経済的に暮らせるというこてゃありますが、シンガポールは日本に近い環境で生活する事ができるというメリットがあります。

 

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