TOEIC® vs TOEFL® vs 英検
今取るべき資格はこれだ!

どの試験を受験するのがいい?

Q&Aでわかりやすく解説します

2015.12.02 | TOEIC  ・  TOEFL  ・  IELTS  ・  英語の資格

英語系の資格は、受験者数も年々増え続ける大人気の資格です。TOEIC®、TOEFL®、英検、他にもさまざまな種類がある英語系の試験ですが、一体どのテストを受ければいいのでしょうか? 資格試験の開発や留学サポートを行っている、Sapiens Sapiensの山内勇樹さんに教えてもらいました。

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Q「大学進学」に最適なのはどの試験?

A 日本の大学の受験を考えるのであればTOEFL®です。TOEFL®はいわゆる「キャンパス英語」を主体としたテストで、例えば教授が英語で授業をしているのをリスニングして問題に答える、というような、学校での生活を意識した問題が出題されます。このため必然的に、大学側は英語力判定のためのテストとしてTOEFL®を好んで採用しています。すべての大学ではありませんが、かなり多くの大学の一般入試、推薦入試、AO入試、編入学入試、帰国子女入試と、幅広いシーンで活用が進み、TOEFL iBT®120点満点中40-80点あれば、かなり幅広く大学が選べるようになり、有名校の入試にも活用することができます。

また、海外の大学へ進学する場合でも、TOEFL®が求められます。海外留学の場合は、学部留学で60-80点、大学院留学で80-100点が一般的に求められるスコアです。

 

 

Q「就職活動」でのアピール材料として良い試験は?

A 就職活動を行う際にアピール材料として有効なのはTOEIC®です。TOEIC®は「ビジネス英語+日常英語」を扱うテストで、日本では最大の受験者数を誇るテストです。学生向けのTOEFL®とは異なり、ビジネスに特化したTOEIC®は、多くの企業が採用している英語力判定テストとして確固たる地位を築いています。ですから就職活動の目的であれば、ズバリTOEIC®で決まりです。

履歴書にアピール材料として記載したいのであれば、990点満点で500点以上あることが望ましく、国際事業部や海外営業部などでの活躍を志すなら700-800点台は欲しいところです。なお、近年受験者数をのばしているTOEIC® Speaking Writing テスト(通称SWテスト)も併せて受験しておくとよいでしょう。

 

 

Q「転職活動」、「昇給・昇格」の目的として一般的なのは?

A TOEIC®です。とにかく日本においてビジネスの場を想定するならTOEIC®で決まりです。(世界レベルで見ると、IELTSという英国政府が実施するテストが最も多く使用されていますが、日本ではTOEIC®がシェア独占状態です) 企業によっては、昇給・昇格の条件としてTOEIC®のスコアを使用している企業も多くあります。例えば、部長に昇進するためにはTOEIC®700点持っておかなければいけない、というような規定があるわけです。転職、昇格というのは、基本的には自分の地位のアップグレードを目指して行うものです。TOEIC®はそのアップグレード成功率を高めてくれる有効なテストであると言えます。

 

 

Q 英検はどう役立つの?

A ここまでの話で「英検」が出てきていません。英検は受験者こそ年間約260万人とTOEIC®と同程度(同じく約260万人)の規模でありながら、使用目的としては「純粋な英語力測定」という位置づけで使用されるケースが多く見られます。例えば、英検は小学生からチャレンジできる「階級制」であるため、小学生の受験者も多く、中学生、高校生と、under18の受験者が多いのが特徴です。小学生、中学生での使用は、「学習進捗のチェック」としての意味合いが強く、そもそも進学、就職、転職、昇給という目的での受験は比較的多くはありません。ただし、近年ではアメリカの短大への留学、オーストラリアの一部の大学への留学において英語力の証明として使用されるケースも出てきています。今後も英検が採用される幅は広がっていく可能性もあるので、これからの動向に注目したいところです。また、英検はいち早く、SpeakingWriting をテストに組み込み、4技能テストとして先端を走ってきました。これまでは上位級のみが4技能となっていましたが、上位級以外にも SpeakingWriting を導入する動きが出ています。

 

 

Q なぜ多くの企業や大学が選ぶのか?

A TOEIC®やTOEFL®のような「点数制」のテストは、合格・不合格という指標ではなく、○○○点、という数値でパフォーマンスが測られます。それらと比較して英検は、合格・不合格というかたちで結果が出るため、同じ合格者でもギリギリ合格した人と、余裕で合格した人の差がひと目では見て分からないという特徴があります。こうした背景もあってか、大学や企業が採用する英語力測定のテストとしては、TOEIC®TOEFL®が主流となっています。

ちなみに、前述のIELTSも点数制のテストです。ただし、スコアが6.06.57.00.5刻みで0.0-9.0の範囲で点けられるので、7.0というスコア取得者には6.75-7.24の幅があるという点では英検と共通点があると言えます。

 

 

Q 子どもの英語試験にも影響? 資格ビジネスの裏側って?

A なお、少し面白い?話ですが、前述のIELTSと英検は現在「同盟関係」にあります。英検がIELTSの普及を(例えば受験会場の提供やホームページでの案内などの形で)サポートしているという関係です。ますます勢力を増すTOEIC®TOEFL®に、英検とIELTSが同盟を結んで対抗しているという構図になっています(そのような意図があるのか偶然そう見えるだけなのかは別として)。  

ちなみに、英検は上智大学と連携して高校生向けにTEAPというまた別の英語テストを作成しています。そのTEAPに対抗するかたちでTOEFL Junior® (comprehensive版と standard)TOEIC Bridge®がシェアを広げるなど、英語資格試験は、まさに乱立、戦国時代の形相を呈しています。

 

 

Q 英検でも「国連英検」って何?

A 最後におまけの話ですが、「国連英検」という英語試験があります。これは「日本国際連合協会」が実施・運営する試験で、英検という名前が入っていますが、一般的にいう英検とは全く別物です。英検のような「階級制」で、最も難しい「特A級」に合格すると、国連関係機関からスカウトが届く場合があるとも言われる(実例あり)、国連方面でのキャリアを考える人にとっては魅力的なテストです。

 

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教えてくれた人

 

山内勇樹(やまうち ゆうき)

株式会社Sapiens Sapiens 代表 (東京都墨田区)

長崎県生まれ、広島県育ち。アメリカUCLAを卒業。

株式会社Sapiens Sapiensで、個人・法人向け英語学習、留学支援を通じて教育、人材育成に取り組んでいる。TOEICのみならず、TOFELIELTSGREGMATなど幅広い英語系テストの研究と指導を提供している。モットーは「楽しく!堅実に!」。趣味は「流星群を見に行く」こと。

Sapiens Sapiensが運営するTOEFL対策コースのサイトAdmissions buffet.comはこちら 

 

 

 

 


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