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Travel Editor
旅する編集者 ファッション、ワインPRを経て旅する編集者になる。 「世の中やサービスに新しい視点や価値を加える」を軸に21世紀の新しい生き方、ライフスタイル、価値感を、執筆を通じて発信している。
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WORLD
2015.12.16

なぜ今、女がひとりで

スリランカなのか?

アーユルヴェーダでデトックス!

スリランカ女1人旅〜プロローグ〜

女27歳。まわりの独身女子は、「東京タラレバ娘」とか「東京カレンダー」の年頃の男女の憂鬱を描いたコンテンツをシェアして騒いでいる。結婚の必要性、出産のリミット、30というひとつの節目の年に向けて、自分だけは負け犬(もう死語かしら?)にならないように……。

かの私は、そんな同世代女子の危惧もどこ吹く風? 28歳目前、自分自身の誕生日プレゼントと称して、勝手に遅い夏休みをとり、かつてから憧れていたスリランカのアーユルヴェーダの施設に1人で篭もるという贅沢な旅行を決行した。

スリランカのアーユルヴェーダ

アユールヴェーダとは、世界3大医学のひとつであり、インド・スリランカで生まれた約5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学のこと。(エクスパンスより)

 Adams Homestay Cochin

アーユルヴェーダでは、長年にわたる不健康な食生活、消化力の低下、不完全な老廃物の排出、睡眠不足、環境汚染、ストレスが毒素の原因であり、この毒素が健康障害を引き起こすと考える。アーユルヴェーダの施術は、身体の特定部位の毒素を集めて、そこから蓄積した有害物質を体内から押し出すこと、つまりAll about デトックスなのだ。毒素を排出し、身体が浄化されると、身体は自己治癒力を取り戻し、健康状態を維持できるという考えだ。

  

スリランカのアーユルヴェーダの施設は、まさにアーユルヴェーダの施術を受けるためだけにつくられた宿泊施設のこと。宿泊者は、1週間〜1ヵ月の長期をホテル施設に滞在し、食事や1日の過ごし方は施設に常駐するアーユルヴェーダ医の管理下の元、マッサージなどの施術を毎日受ける。

 

日本でアーユルヴェーダと言えば医療行為というよりはリラクゼーション、マッサージとして浸透している。なぜ私がこれに興味を持ったかというと、さかのぼること3年。敬愛しているデジタルノマドの高城剛さんが、メールマガジンでスリランカのアーユルヴェーダを絶賛していたのがきっかけ。

 

高城剛未来研究所メールマガジンから引用

僕はスリランカのアーユルヴェーダの施設で、驚くべき深い瞑想状態に達したことがありますが、これは、アーユルヴェーダや施設の環境というより、食事を強制的に変えられたことに起因すると考えています。人間の脳波には、ベータ、アルファ、シータ、ガンマとあり、深い瞑想状態になればなるほど、この順序で脳波が増えていきます。ベータは、不安、恐れ、競争、批判によって増幅し、それを一時的に抑えるように「欲望」が生まれます。この「欲望」には、食事も含まれます。ここ数年、僕はずっと玄米だけを食べている理由は、ここにあります。粗食にすればするほど、アルファ波が出やすくなり、良い瞑想状態に突入できるのです。さらに、深い瞑想をするためには、シータ波(周波数4から7ヘルツ)の状態に持って行く必要があります。このシータ波のビッグウェーブに乗る事ができると、直感がさえ、自身が行くべき道が見えはじめるんだと思います。

 

毎週のように所を変え、国を変え、「アイデアは移動距離に比例する」を体現する彼が1年の終わりに旅の疲れを癒し、魂を磨き上げる場所がこのアーユルヴェーダ施設だという。

そういえば、前に取材をしたアメリカ人の禅僧も脳波の話をしていたななんていうシンクロも。

 

冒頭の、年頃の女の憂鬱ではないが、28歳の誕生日を目前に、今まで蓄積してきた毒を出し、高城さんが言及するようにアーユルヴェーダの力を使って、思考をコントロールし、今まで以上に周りのノイズに惑わされず、自身の行くべき道をはっきりとさせるためにこの旅行を決めた。

 

高城さんのお気に入りはウルポタという電気もガスもない施設らしいのだが、私は今回初アーユルヴェーダなので、バーベリンリーフリゾートという初心者向けの施設に滞在することにした。

 

バーベリンリーフを予約

バーベリンリーフのオフィシャルページの予約アドレスに、10月10日〜1016日の6日間滞在したい旨を書いてメールを送信した。ホテルから次の日には返信が帰ってきて、見積もりが届いた。1泊90ユーロのスタンダードルーム。サマーキャンペーン中らしく、2泊とまると1泊無料になるようで、4泊分の値段で滞在できることになった。これに毎日のアーユルベーダの施術70ユーロが加算され、合計780ユーロ(約10万円)。ちなみにバーベリンの滞在は6日がミニマムなので注意したい。

 

無事にホテルをとれたところで、expediaで航空券を予約。直前予約だったかこれもディスカウントがされていて、成田→スリランカ航空の直行便で、約9万円。これに保険&観光ビザ(25USドル)で合計約20万円。滞在中、3食の食事、アクティビティは無料で楽しめるので、お土産、最終日のコロンボ旅行も含め25万円以内で癒しの旅をお買い上げすることができた。

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宿代:1泊90ユーロ×6泊ー(キャンペーン90×2泊)=360ユーロ (4,7850円)

アーユルヴェーダ:1回70ユーロ×6回=420ユーロ(55,800円)

成田〜往復航空券: 9万円

保険:約1万円

観光ビザ:25USドル(約3,000円)

合計:約20万5,000円

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※スリランカの入国には観光ビザが必要。スリランカの空港についてからでも申請できるらしいが、値段が少し高い、待たされるなどの理由から日本にいるうちにWebからの申請をおすすめする。(http://www.eta.gov.lk/slvisa/visainfo/weta.jsp

 

 

 

○1日目

コロンボの空港からバーベリンリーフへ

○2日目

デトックスの最高峰 本場のアーユルヴェーダを体験

○3日目

スリランカ早朝マーケットとアーユルヴェーダの食事

 

○4日目

スリランカ・ワンデートリップ 世界遺産の旧ゴール市街を散策

 

○5,6日目 

神の声が聞こえた!? スリランカのシロダーラで昇天

 

 ○7日目 

スリランカ・ベルワラの村を3輪タクシーで散策

 

 

○最終日

なぜ27歳女はスリランカにひとりで旅するべきだったのか

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