「美食オーストラリア IN JAPAN」
日本人シェフが挑戦メニューコンテスト

新世代シェフとソムリエ対象の

U35メニューコンテスト

現在日本では牛肉やワインをはじめとした多くのオーストラリア産品が関税面の恩恵を受けています。今回、オーストラリア大使館マーケティング事務所主催で新世代シェフとソムリエを対象にした、オーストラリアの食材とワインを使用したメニューコンテストを開催中なのだそう。審査委員長には「フレンチの鉄人」で有名な坂井宏行氏の他にも審査員には有名シェフや俳優陣が顔をそろえ、そしてなんと副賞には豪州への研修旅行が用意されています。そして現在45の日本で活躍中のシェフがノミネートされているのだそうです。オーストラリア大使館のオーストラリアの食への取り組みを早速チェックしましょう。

メニューコンテストってどんなもの?

・ホテル・レストラン勤務者で年齢35歳以下の新世代シェフとソムリエの方各1名と助手1名の最大3名を1チーム。

・日豪EPAの恩恵を受けた指定食材を使用した3コース(前菜・メイン・デザート)メニュー。 それぞれにオーストラリアワインを合わせること。

・賞品も用意。以下の5入賞者には、賞品として、オーストラリアの視察旅行(各賞1名分)が授与されます。最優秀賞:総合評価1位、優秀賞: Best of Australia (オーストラリア食材をもっとも多く使用したメニュー)、Best Aussie Beef or Lamb賞、イノベーション・プレゼンテーション賞、料理とワインのベストマリアージュ賞

現在ノミネートしているのは45のホテルやレストラン。この45者のみなさんが2016年3月1日(火)までにメニューのレシピ、ワインリスト、写真を提出するもの。審査終了後は、こちらに応募したメニューを実際に楽しめるフェアを順次行うものです。

 

審査員はこの著名人たち!

3月1日に出そろったメニューを審査するのはこの方たち。

審査委員長に坂井宏行氏(ラ・ロシェル オーナーシェフ)、審査委員には山下春幸氏(HAL Yamashita エグゼクティブ・オーナーシェフ)と大橋健一氏(Master of Wine。 株式会社 山仁酒店 代表取締役社長、 株式会社 Red Bridge 代表)、特別審査員にはブルース・ミラー氏(駐日オーストラリア大使)と柴俊夫氏(俳優・クラブオーストラリア発起人代表)

 

ちなみにメニューコンテスト指定食品はこちら!

※2014年7月に調印、2015年1月から発効した日豪経済連携協定(EPA協定)により、下記の食材にかかっていた関税が段階的に低くなることでレストランや家庭でも手が届きやすくなりました。今回のメニューコンテストでは以下の食材が指定食材となります。どれも馴染みのある「オーストラリアといえば!」の食材ですよね。さっそく特徴などチェックしてみましょう。

食肉

オーストラリアの食肉はクリーンな自然環境で動物にストレスが少なく、病気や疾病がないことで海外市場で広く支持されているそう。

▼ オーストラリアの食肉(詳細ページ)

 

水産物

オーストラリアは水産物の漁獲に天然・養殖共に「環境面で持続可能な手法」を用いることで、安全で良質な水産物の産地として世界から認められているんです。

▼ オーストラリアの水産物(詳細ページ)

 

ワイン

オーストラリアは、欧州を覆うほどの広大な国土の中で、その多様な気候を反映した65の認定産地があり、2,500弱のワイナリーがワインを醸造しています。

▼ オーストラリアのワイン(詳細ページ)

 

果物野菜

広大な国土と多様な気候の中で、多品目の農作物が栽培されているのもオーストラリアの魅力のひとつ。

▼ オーストラリアの果物、野菜(詳細ページ)

 

乳製品

実は拡大している日本の乳製品市場で、オーストラリアは世界でも最大級の供給国なんです。

▼ オーストラリアの乳製品(詳細ページ)

 

ナッツ&ドライフルーツ

オーストラリアは南半球最大のナッツ栽培地であると同時に、北部ではパパイヤやマンゴー、南部ではイチジク、リンゴやプルーンなどドライフルーツとしても需要の高いフルーツをすべて生産。

▼ オーストラリアのナッツ&ドライフルーツ(詳細ページ)

 

 

審査の経過やフェアーのはこちらで確認できます!

 

 

 

構成・文/Yurika L Fabre 

 


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