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WORLD
2016.03.21

33は何の意味を持つ?

サグラダファミリアの謎

いまだ建設途中で2016年に完成予定だとされているスペインの観光名所、サグラダファミリア。ガウディの作品は彼の死後しばらく評価されなかったと言われているけど、今ではユネスコ世界遺産にも登録され、毎年多くの観光客が訪れているわ。なぜそれほどまでに人々を惹きつけ、魅了するのか、サグラダファミリアの謎をご紹介するわね。

サグラダファミリアには異なる意味を持つファザード(門)が3つある

 

1935年に完成した「生誕のファザード(門)」はイエスキリストの生誕、自然や人生の創造を表しているわ。「受難のファザード」は、キリストの磔の刑の苦難。人間の罪を表現しているのね。何人かの建築家がこのファザードに携わって、独自のスタイルを持ちながらもガウディの様式に忠実であろうとしているわ。このファザードはキリストの死を象徴しているのよ。「栄光のファザード」は、最大のファザードでまだ建設中なの。イエスの栄光と死へと向かう神への道、最後の判断と栄光を意味しているわ。

 

 

 

会堂の建設は古くから寄付によって成り立っている

 

サグラダファミリアは会堂で、建設の最初の段階では個人のパトロンが資金を出していたんだけど、その後は何十年も寄付で個人の資金を受け取っているの。資金は全てガウディの夢であった建設にあてられているんだって。サグラダファミリアへの寄付はいまだにされているけど、現在の資金のほとんどは入場料からきているんだって。

 

 

 

ガウディの作品は長い間、評価されていなかった

 

彼は死ぬ前、家族も資産も全て失った状態で、人生の最後の時をサグラダファミリアに捧げたの。当時、健康状態もあまり良くなく、乞食と間違われることも多かったみたい。1926年の6月7日、サンフェリペネリ教会へ行く途中にトラムに当たったの。治安警察に病院へ連れて行ってもらったけど、73歳で死亡したわ。遺体はサグラダファミリアの地下堂に埋められているわ。彼の死後、作品は忘れ去られていたけど、1950年になって初めてサルバトーレ・ダリや建築家のホセ・ルイ・セルトが彼に敬意を表してようやく作品が評価されるようになったのよ。

 

 

魔法の四角が「受難のファザード」にある

 

キスをしているカップルの銅像の横にある「受難のファザード」には、数字が15個書かれた4×4サイズの魔法の四角があるの。これはサグラダファミリアの神秘と呼ばれていて、全ての数字を横か縦に足していくと、"33"という数字になるの。それはイエスがはりつけの刑を受けた時の年齢と同じで、ガウディが建築したグエル公園の階段の数も33段だそう。フリーメーソン団の会員が到達できる最高のランクでもあると言われているわ。結局、この数字が何を意味しているのかは謎のままになってるわ。

 

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