セブミツミ工場を見学、訪問。
奨学生たちがそこで見たものとは？
MITSUMI ENGLISH CAMP奨学生
が東南アジア進出の日系企業訪問
Cheer up! Englishで2015年秋に募集した、MITSUMI ENGLISH CAMP 2016 Spring。ミツミ電機株式会社が将来を担う若者のサポーターとして、セブ島留学希望者を募集した今回のプログラム。セブ島の語学学校で英語学習して、アジアで活躍するミツミ電機のセブ工場を見学する、日本企業を見学できるという貴重なプログラムなんです。
今回はそのミツミ電機のセブ工場に、6人の奨学生が見学に行き、東南アジアに進出する日系企業について感想を聞いています。ミツミ電機は世界中に拠点がありますが、グローバル企業の工場の様子を見て行くと共に、学生たちは何をどう考えたのか、見て行きましょう。
QQ EnglishとBayside RPC校にお迎えの車が到着、いざ工場へ！
朝7:30にQQ EnglishからBayside RPC校の奨学生たちが送迎車に乗り込んで、奨学生のメンバー全員が初対面。そこからマクタン島を出て、セブシティを抜け、ダナオへ向かいます。ダナオにあるセブミツミ工場に工場見学に到着しました。
当日のスケジュールはこんな感じ。セブ工場でランチもいただきます。
- 9:00 ～ オリエンテーション
- 10:00 ～ 工場見学
- 12:00 ～ 社食でランチ
- 13:30 ～
海外で働くこととは？
オリエンテーション▶セブミツミ工場では何を作っている？
英語と日本語を交えながら、セブミツミ工場には11棟の施設があり、それぞれで何が作られているか、出荷先の国などの情報についてのオリエンテーションがありました。
工場見学▶広大な敷地を誇る工場内！ 各棟の施設を見学
セブミツミ工場にある主要施設を各棟の担当者様に解説いただきながら、工場見学。守秘義務などの理由により、見学中の撮影はNG、お見せできないのが残念です。
-
金型製造工程
金型はいわば部品を作るための部品。プレス式とインジェクションと呼ばれる注入式があります。プレス式は主に金属をプレスして整形するため、注入式はプラスチックなどの樹脂を型に注入して整形するために使います。
-
金型を使った部品加工工程
プレス式、注入式の金型を使って、実際に部品を作る工程です。長い金属素材がプレスされてどんどん部品が出来ていく様は圧巻です。
-
アクチュエータの組み立て工程
アクチュエータとは、携帯などのカメラ部分で使われる部品、１日に１００万個作られているそうです。
-
工場内の水供給設備
フィリピンでは水質が安定していないので、工場内で供給できる設備を備えています。現地スタッフの飲み水もここで作られています。ちなみに、電気も停電が多いので、停電が起きても、工場を操業できるように発電施設を備えています。
-
レクリエーション設備
従業員の要望に応えていろいろな設備が追加されています。コンビニからジム、教会までありました。最近では、航空券の手配もこちらで出来るようになっているそうです。
社食でランチ▶こんなに大勢の人と同時に食事したことない！
現地スタッフとランチで実践英会話
この日のメニューは鶏のから揚げと、豚のスペアリブのから揚げ、野菜炒め的なフィリピン料理
にぎやかな食堂で積極的に日本人スタッフに質問する男子チーム
女子チームの前にはセブのスタッフが。こちらは英語で質問していました
海外で働くこととは？▶日本企業の海外進出、その課題について質問します
「グローバル企業の現地での課題」「日本企業の海外進出について」など、実際、現地で活躍されているマネージャーの方々に聞いてみました。ここは完全に質疑応答の時間になりました。奨学生たちは現地スタッフには英語で、日本人スタッフには日本語で質問するなど、積極的に聞いていました。
６人の奨学生はそれぞれ何を思ったのか？ 感想はこちら！
川戸聖也さん（東京都出身）上智大学 理工学部 4年生
留学前の英語レベル▶TOEIC 700点(2015年6月取得)
野村大智さん（埼玉県出身）早稲田大学 国際教養学部 １年生
留学前の英語レベル▶TOEFL-ITP 473点 （2015年3月取得）
羽田拓磨さん （山梨県出身）慶応義塾大学 理工学部 3年
現在の英語レベル▶TOEIC600点
森高雪菜さん（埼玉県出身）東京女子大学 現代教養学部 2年生
留学前の英語レベル▶TOEIC670点、実用英語検定準1級
吉川茉莉子さん（埼玉県出身）早稲田大学 教育学部 2年生
現在の英語レベル▶TOEFL iBT71点
山本麻由さん（静岡県出身）東京大学 教養学部 2年生
留学前の英語レベル▶IELTS 6.5
