Dear B,

co-working space writer
韓国でSpace NoahとOpen Contents Labという2カ所のコーワキングスペースでコミュニティービルダーを2年間勤め、現在はアジアのコーワキングスペースをテーマに、旅をしながらプログを書いている。Courage is Contagious!勇気が伝染するコーワキングコミュニティーがマルチカルチャーな社会の重要な鍵になってくれると信じており、将来はアジアの若者が集まれるコワーキングスペースを立ち上げたいという夢を持っている。
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HOW TO
2016.03.28

2035年にノマドの数は10億人に!?
Nomad Summit 2016リポート①

"2035年までデジタルノマドの数は10億人になる”

Pieter Levels, Founder of Nomad List

 

2015年にベルリンで開かれたDNX Conference(デジタルノマドカンファレンス)でノマドリストのファウンダー、ピーター・レベルは公的データを分析し、2035年にはデジタルノマドの数が10億人まで増えるだろう予測した。つまりノマドは単に目下の流行ではなく、これからさらに拡大していく変化の大事ひとつであるいうこと。( 彼の発表はここから見ることができるので是非チェックしてみて欲しい )

彼の予測が正しければ、2035年から俯瞰する2016年という年は、新しい時代の幕開けとなるノマド史を振り返るにあたり重要な年になるはずである。2月13日土曜日のチェンマイでは”Nomad Summit”、そして3月初めにバンコクでは、”DNX Conference”が相次いで開かれ、年初めからノマドというキーワードで多くのイベントが開かれている。そんな中ノマドの聖地と呼ばれる、バリ島を代表するコーワキングスペース”Hubud”もコーワキングアジアコンファレンス(CUASIA)を開催し、”The future of the work”という大きなテーマの中にデジタルノマドが重要なテーマとして登場した。

今年のノマドカンファレンスは興味深いことに、すべて東南アジアで開かれたということも注目すべきポイントだ。各開催地であるタイのチェンマイ、バンコクそしてインドネシアバリ島はデジタルノマドのメッカであるともいえるだろう。 私はラッキーなことにその内、Nomad SummitとCUASIAに参加することができた。CUASIAはコーワキングスペースがテーマのカンファレンスだが、東南アジアのコーワキングスペースの主要利用者であるデジタルノマドに関する部分への関心がはるかに大きくなったのを感じた。

私自身デジタルノマドだけをテーマにしたカンファレンスへの参加はNomad Summitが初めてだったが、ノマドサミットはノマド本人たちによる、ノマドのために設けられたデジタルノマドライフスタイルやビジネスに関する知識、経験、ノーハウを共有し、交流する場であった。 多様な分野で成功をおさめているデジタルノマド10人が、それぞれTEDスタイルで20分間パーソナルブランディングの重要性、失敗で克服して成長へ転換させた話、リーンスタートアップ方式で事業を育成する方法、オンラインビジネス戦略、ライフスキルとしてのコピーライティングスキル、チェンマイで始まった社会的起業活動について話共有し、彼らの話を聞くために、200人余りのデジタルノマドやデジタルノマドを目指す人々が席を埋め尽くした。

 Photo from Nomad Summit Facebook Page

 

チェンマイになかったからといって残念がる必要はない。Nomad Summitで発表された内容はオンラインで共有されるから。 ホームページに入ると、2015年カンファレンスの内容はすべて共有されているし、今年のコンテンツも順々にアップロードされている。動画が待ちきれない人は、ホームページにあるメーリングリストをサブスクライブするのがおすすめ! 有益な情報を無料で共有してくれた主催者たち、発表者、ボランティアの人々に感謝しよう! また、ほとんどのスピーカーたちは、ツイッターユーザーだから、質問があれば彼らに直接ツイートしてみてもいいかもしれない。

 

さあ、次回の記事では各発表の内容をみなさんに共有していこう。(4/14公開予定)

 

Top pic  by Stefanie Oeffner and Nick Martin

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