英会話力をつけるためにはどういうふうに進めたらいい？　そんなみんなが知りたい疑問と解決方法を人気英語講師のデイビッド・セイン先生が、英語レベルに応じた英会話力が上がる「学習プラン」と「英会話学習法」をQ&A形式で分かりやすく教えてくれます。早速参考にして実践してみましょう！

デイビッド・セイン先生考案！

EX-word RISEで英会話力がUPする、レベル別おすすめ学習プラン

　私がおすすめするのは、「毎日のメニュー」と「曜日別メニュー」に分けてEX-word RISEを活用する勉強法です。この2種類を組み合わせたカリキュラムを実践して、英会話力アップを目指しましょう。なお、あくまで目安ですが、「曜日別メニュー」はTOEICスコア500未満と以上の方用に、ふたつのプランをご提案しています。 早速この学習プランを実行してみましょう。

おすすめ毎日のメニュー▶学習ポイントとその効果

　「デイリースピーキング」と「NHKラジオ英会話講座」には、身近な話題をテーマにした会話がたくさん収録されていますので、毎日でも飽きずに続けられるはずです。どちらかひとつを選んでもよし、交互に取り組むのもよし。長く続けるためのポイントは、頑張ってたくさんやろうとせずに、1日1項目程度に留めることです。EX-word RISEを手にしたその日から早速始めましょう！

おすすめ曜日別メニュー▶TOEIC500点未満の人

　英会話の基礎固めに効果的な教材をピックアップしています。まずはこの通りにやってみましょう。実力チェックを週に2回やるのは多いと感じる人は、1日でもOK。また、土日ではなく自分の休日に合わせて入れ替えるなど、アレンジは自由です。

おすすめ曜日別メニュー▶TOEIC500点以上の人　

　「キクタンAdvanced」など、上級者向けの教材をおすすめします。「自分にはボキャブラリーが不足している」など、苦手分野がはっきりしている人は、水曜の「リスニング」はやらずに「ボキャブラリー」を2日やるなど、工夫して取り組んでみましょう。

EX-word RISEの詳しい情報はこちら！

デイビッド・セイン先生がお答え

英会話力を上げるためのおすすめの学習法Q&A

Q　英会話力を上げるにはどうしたらいい？

A

　「スキマ時間」を利用した長短時間学習で構わないので、毎日続けることが大切です。EX-word RISE（エクスワードライズ）は「ボキャブラリー」「リスニング」「スピーキング」の英会話に必要な３つを学ぶために必要なコンテンツが収録されています。

　また、EX-word RISEの本体はシーンに併せて学習しやすい形状に変化させて使用することができます。形状を変えれば移動中にはネイティブの発音を聞いたり、自宅では声を出してスピーキングの練習をしたりと、隙間時間も有効に使うことで、自分のペースで英会話力をつけるための学習が実現できます。

収録されているコンテンツは「ボキャブラリー」「リスニング」「スピーキング」「テスト対策」と４つのカテゴリに分けられ、その中から自分のレベルにあったコンテンツを推奨してもらえる

各教材の進捗状況を記録できるため、学習の励みになります

すっぽりと片手に収まる大きさになるタブレットスタイルなら、通勤時間にネイティブの発音を聞きながら英単熟語を覚えることができる「キクタン」でボキャブラリーを増やすなど、スキマ時間を活かして学習ができます

ディスプレイをスライドしたフラットスタイルなら、キーボード入力が可能。このため、お昼休みのちょっとした時間を使って、「NHKラジオ英会話講座」を学習しながら気になった単語などをキーボード操作してすぐに調べることができます

ディスプレイを立ち上げて卓上に置いて使用可能なチルトスタイル。収録された「デイリースピーキング」や「スキットトレーニング」などの豊富な教材で自分の発音を録音して聞き比べたり、問題を解いたり、読み物を読むなど自宅でじっくり学習するのに向いています

EX-word RISEの詳しい情報はこちら！

Q　ボキャブラリーが少ないため、すぐに言葉に詰まってしまいます。どういう勉強法が効果的ですか？

A　

　あなたは英語で何をするのが好きですか？ 映画を見る？ 音楽を聴く？ 私の知り合いには、「英語の金言を集めるが好きだ」と言っていた人もいました。何であれ、好きな分野からボキャブラリーを増やしましょう。

　ひとつのトピックを掘り下げることで、ボキャブラリーの幅が狭まるのではないかと心配する人がいるかもしれません。しかし、私は逆だと思います。自分の好きなことについて深く語れるようになると、自信がつきます。するとその自信が、さらなる勉強心や探究心につながり、ボキャブラリーは狭まるどころか広がっていくはずですよ。

▶これが効く！

リズムで楽しみながら記憶に残るキクタン・キクジュクシリーズを収録

ネイティブの発音を聞きながらリズムと合わせて耳に残るため、覚えやすいのが大きな特徴

Q　相手の話していることが時々聞き取れる程度。リスニング力は上げることができるの？

A　

　あなたがリスニング力を上げたいからと言って、英語の音声を聞くことばかりに執着しているとしたら、発想の転換が必要です。実は、声に出して読んだり、話したりすることが、「聞く」ための訓練になるのです。

　リスニングの「スピードに慣れる」ために効果的な勉強法は「１分間に200 wordsの速読」です。ある程度以上のスピードで英語をインプットしていくと、「いったん日本語に訳す」という作業を行っている余裕が物理的になくなります。そのため、「英語を英語で理解する」ことに繋がり、英語の処理能力、そしてリスニング力が上がっていくわけです。

▶これが効く！

NHKラジオ講座は「基礎英語」「英会話」「ビジネス英語」など6講座、各1年分が収録されています。1回15分の講座なのでスキマ時間を有効に活用した学習が実現できます

カレンダー型の番組表で、自分がどこまで学習をしたのかを確認することができるため、続ける楽しみがあり、学習意欲を高めることができます

Q　外国人と話す機会があまりありません。独自にスピーキング力を上げるにはどうしたらいいですか？

A　

　たくさん話す努力をして下さい。相手がいないというのは言い訳にすぎませんよ。誰かとの会話を想像しながらひとりでしゃべることは、実はかなり効果的な学習法です。

　母国語でもない知識だけの英語がいざという時に魔法のように口から出てくることはありません。「言ったことがある」から言えるのです。「デイリースピーキング」でたくさん「予行演習」をしておきましょう！

▶これが効く！

デイビッド・セイン先生が監修した「デイビッド・セインのデイリースピーキング」を全４巻収録。「日常会話」「ショッピング」「レストラン」「オフィス」など気になる見出しから始めてみましょう

「デイリースピーキング」で自分に起こりそうなできごとを想定して話してみましょう。「デイリースピーキング」は、［インプット］［メモリー］［アウトプット］という３ステップで勉強できるようにプログラムされています。［インプット］で英語を頭に「入力」したら、［メモリー］では日本語訳を聞いて「記憶」します。最後は、「聞いた日本語訳を英語に訳して言ってみる」の［アウトプット］で仕上げになります。自分で発音した声を録音して、お手本の発音と聞き比べることができるのも大きな特徴です。

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