29歳、サーファーユウヤの

オーストラリアワーホリ回想録

ワーホリのデスティネーションとして最も人気のあるオーストラリア。青い海とヘルシーなライフスタイルに憧れ、ワーホリを考えているCUE読者も多いはず! 今回はオーストラリアクーランガッタでワーキングホリデーを体験したサーファーゆうやさんのワーホリ回想録をお届けします。

 


ユウヤ(YUYA)29歳
茨城県土浦市出身
元建築会社勤務
現在沖縄でカフェの運営を手伝う
ブログhttp://backbeach.sblo.jp/ インスタグラム @escapeyuya

 

大自然に囲まれたオーストラリア。 日本から直行便でゴールドコースト空港までは約9時間のフライト。空港をでて、数分車を走らせると、そこには青くて広い海と、透き通った空。

クーランガッタから約20分ほど南下すると、キャバリタという街がある。サーフポイントもあり、サーファーなら知らない人はいないほど。

その街へとつながるこの1本道は、旅の始まりを期待させる心地よいワクワク感を与えてくれる。

この大自然と自由なライフスタイルを求め、やってくる者も少なくない。

2013年4月。

ひとりの男がこの地を訪れた。オーストラリアのクーランガッタに彗星の如く現れ、その抜群の行動力と人柄の良さにワーキングホリデーメーカーの人気者となったYUYA。

 

ーサーフィンー

サーフィンを始めたのは18歳の時。

サーフィン歴は今年で11年。茨城の大会で7位を記録したこともある。

 

これが、彼をこの地に導くきっかけとなった。

「サーフ大国オーストラリアのいろんなポイントの波に乗りたい。 サーフィンがうまくなりたい」

仕事を辞め、貯めたワーホリ資金100万円を握りしめ彼はこの地に辿りついたのだ。

 

ゴールドコーストから北へ約3時間のサンシャインビーチ。

波のよさに感動、初めてみたイルカの群れにさらに感動。

そして、なによりも忘れられないこのヌーサ(Noosa)トリップ。 なぜならば、それはオーストラリアに来て初めて買った愛車と、シェアハウスで出会った大切な仲間と、全てが新鮮で眩しかったから。

2013年 4月 オーストラリア入国 

クーランガッタのシェアハウスにステイ  

1ヵ月仕事をせずに、サーフィン三昧のホリデーを過ごした後、寿司屋でのバイトをはじめる。

6月 キャバリタでファームの仕事  

寿司屋、ファーム、サーフィンの生活。 ファームでは様々な国の人と出会い、入国2ヵ月目で英語オンリーの環境に。 

1日のタイムスケジュール

6時~12時 ファームで仕事

13時~15時 サーフィン

17時~22時 寿司屋でバイト

24時 就寝

最初は英語が全く話せなかったので日本食レストランに焦点を絞り、友人の紹介で寿司屋の仕事をみつけた。 ファームの仕事に関しては、サーフィン中、地元の人から情報を得たり、直接ファームに行って交渉した。

1日の出費 

宿代20ドル 食費10ドル 交通費10ドル 合計40ドル

給料は1日5時間働いて60ドル(時給)

8月~9月 クーランガッタに戻りバックパッカーに泊まり英語環境の生活

オーストラリアのファームは広いので移動は車。

9月 車でラウンド(ロードトリップ)をはじめる

ゴールドコースト~タスマニアまで南下。

いろんなサーフポイントに立寄りサーフィンをしながら旅をする。

 

12月 タスマニアに入る

オーストラリアには多くの世界レベルのいい波が存在する。一番有名なのがクーランガッタのスナッパーロックスでどんなレベルのサーファーでも楽しめる波。

ビックウェーブはウエスタンオーストラリアマーガレットリバー。  

本気でサーフィンと向き合って行けば、色んな波を知りたいと思うようになる。

だから、サーフィンはやめられない。

 

2014年 2月 タスマニアからクーランガッタに10日間かけて戻る

その後、さらにラウンドが始まる。

ベストメイトと東オーストラリア一周のラウンド

 

8月~2015. 3月 コフスハーバーのオージーファミリーの家でホームステイ

ワーホリライフの大半を過ごした、コフスハーバーで開催されたローカルのサーフィンコンペで優勝。地元のサーファーやキッズとも仲良くなった。

ウーグーガ(woolgoolga)のボードライダーズの時の大会の1コマ。

仲間とともに国内のラウンドにもでかけ、オーストラリア中を駆け回り、充実したワーホリライフを送った彼は同じ境遇のワーホリメーカーの憧れの存在となる。そして、彼をフォローするメンツもやっぱりアツい。 ローカルの人からも愛されキャラクターの彼は、ひょんなきっかけで出会ったオーストラリア人ファミリーの家にステイさせてもらえることになり、ローカル色の濃い2年間のワーホリライフを送った。

 

1日のスケジュール(ホームステイをしながらファームで仕事)

5時 起床、朝食

6時 仕事

14時半終了 ラズベリーファームでメンテナンスの仕事

仕事場は8割オージーで ほぼ英会話スクール

 

3時 コーヒータイム

4時半 サーフィン

7時までサーフィン

8時 オージーファミリーとディナー

10時 就寝

 

コフスハーバーで仲良くなった子供達と、近所のハーレーイングレビー(2014年ロングボード世界チャンピオン)の家に遊びに行ったときの写真。

ホストファミリーはとても優しくて、英語が上達したのはまさに彼らのおかげ。

下はクリスマスに家族と撮影した写真。オーストラリアでのクリスマスは家族で集まり、プレゼントを用意してビーチに行ったりして過ごした。 

 

ブルーベリーファーム

オーストラリアで食べたブルーベリーは 本当においしかった。一番好きなフルーツになった。

 

ホストファミリーと日本から届いたお菓子をシェア

日本のお菓子は本当に評判がよく、おせんべいはみんな喜んで食べていた。

 

 

オーストラリアといえば、フィッシュ&チップス

 

初めて食べたときは油っぽすぎて食べきれなかった。でも最後は好きになった。

 

もちろん、サーフィンも一緒にでかける。

最後にオーストラリアで買ったサーフボードとホームステイファミリーのジャック。

ホームステイ先のお父さんのトレバーと息子のジャック。 

自分の車の動かなくなった時に、窓ガラスを直してくれた。

 

コフスハーバーのボードライダーズ(サーフィンの大会)に出場した時の写真

3月~4月中旬 コフスハーバー→クーランガッタ 

そして、パースまでベストメイツと車でラウンド。 ラウンドこそが、ワーホリの醍醐味。

4月中旬 日本帰国

 

オーストラリア2年間のワーホリライフを終えて

正直全てに驚いた。

今までの自分の中での当たり前がそうではなく、常識がそうではなかったこと。

オーストラリアでの経験は2年間終えてみてすごく自信になった。

日本からきた友達とゴールドコーストから南に600キロ南のフォースターの川で撮った夕日は本当にきれいだった。オーストラリアの大自然には、心を動かされることばかりでもっと大自然と向き合いたいと思った。

マーガレトリバーにて、3人で少し高いコカ・コーラを飲む

内陸の夜、最高の星空。何百キロも街のない所でインスタントラーメンで乾杯。

西オーストラリアまで行った最後のトリップの時の写真。

場所はカクタスの隣のケーブスアデレードから西に700キロのポイント

 

 

必要なものは、旅の資金ではない。英語力でもない。

持つべき者は、大切な仲間。

一緒に旅にでたベストメイツのTATSUYA,YUYA,RYO,JOHEI

 

 

冬のクーランガッタからみるサーファーズパラダイスは神秘的すぎて吸い込まれそうだ。

 

クーランガッタで最初に住んだ、リビングからキラビーチが見えるシェアハウス

 

レインボウベイのシェアハウスは、有名なサーフポイント、スナッパー、Dバーまで歩いてすぐの立地

 

英語を話すことによって、世界中の人とコミュニケーションがとれるようになる。

それが楽しい!! あとは行動力。ワーホリに来て本当に人生の価値観がかわった。

 

今は、沖縄に移住し、ワーホリで出会えた仲間と、新しい事にチャレンジ中。

ワーホリで出会えた仲間は、一生の宝。

 

資金、英語力、もちろんないよりあるほうが良い。 だけど、最初はみんなゼロ。

最初から完璧な人はいない。 まずは海外にとびだしてみよう。不安は必ず自信にかわるから。

 

 

オーストラリアのシェアハウス&仕事探しはこのサイトで

→http://nichigopress.jp

ローカル(オージーや他国の人と)のシェアハウスさがしはこちら(英語)

→http://www.gumtree.com.au

ゴールドコーストに住む日本人のブログ

→ http://overseas.blogmura.com/goldcoast/

 

構成・文 Missa


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