毎日Eトレ!【139】ネイティブの
言う「例えば」の英語フレーズは?

For exampleだけじゃない、
口語で使う表現

今回のテーマは「例えば」。For example=「例えば」、と習ってきたと思います。でも実はこれ以外にも、ネイティブがよく普段使う表現があるのです。早速の決めフレーズを覚えて相手の会話を逃さないようにしましょう。

You name it,

例えば

 

 

解説 

 ご存知For exampleはフォーマルにもカジュアルにも無難に使える表現ですが、You name it,は口語つまり会話だけで使われるんです。アメリカの映画やドラマを観ていると、よく使われているのと、日常会話でもよく使われます。先にも述べたようにフォーマルなシーンならFor example,を選びますが、You name it,と相手が言った時は「例えば」という意味になるので、ぜひ覚えておきましょう。

 

 実際の使い方は、例をA,B,C,Dのように並べて言ったあとにyou name it.をつけます。A,B,C,D…You name it.と言う感じです。日本語でも「例えば~」「~とか」のように言いますが、A,B,C,D…You name it.と例の後につけることで、この「とか」の部分に相当するという感覚に近いニュアンスが表現されています。

 ちなみにYou name it,と言ってからA,B,C,Dのように並べていく言い方もありますが、それならFor exampleでもいいよね、という感覚です。

 

 会話例で確認してみましょう。

A: What kind of animals can we find at the zoo?

その動物園にはどんな動物がいるの?

B: Well, it’s the biggest one in our country, so you can find many kinds of animals.

Panda bears, Koalas, Kangaroos-You name it.

この国で一番大きい動物園だからいろんな種類の動物がいるよ

パンダ、コアラ、カンガルーとか、ね

 

 突然会話の中で出てきても忘れてしまうので、早速会話で使って覚えてしまいましょう。

 

 

ライタープロフィール●M.K

小中時代をアメリカ、ワシントンの現地校で過ごす。帰国後ICU高校入学、都立大人文学部、途中オーストラリアのマッコリー大学へ交換留学。現地での専攻は英語科教授法、多文化多言語教育。10年間働き、大学院修士課程卒業。現在は応用言語学、モチベーションの研究に携わっている。

 


おすすめ記事