親子留学マレーシア移住2ヵ月余り、
子どもの英語力習得の早さに驚くパパ

フォトグラファー須藤夕子さんが
写真で綴る親子留学実体験記

笑顔泥棒と称して人物などのポートレート撮影を中心に活動する、ママフォトグラファーの須藤夕子さんが、2011年に出産した愛娘と一緒に、2015年12月から親子留学行きを決定し、親子留学の実体験記を公開してくれました。クアラルンプールに移住して2ヵ月、今回はいよいよ最終回です。

単語だけじゃない、パパも驚く娘の英語力

 ゴールデンウィークだったので、1ヵ月半ぶりにパパがマレーシアにやって来ました。

 娘はいつもパパと呼んでいるのですが、時折英語に切り替わると、Daddy! になっていて、パパは呼ばれても気が付きません(笑)。移住からまだたったの2ヵ月余りですが、娘の英語力にパパもビックリでした! 

 

What are you doing?

Which one do you want?

など、単語だけでなく文章で会話できるようになり、すでにパパよりも英語が喋れるようになっていて、子どもの吸収力のスピードにただただビックリするパパ。

 

 

動物の名前はもう完璧!?

 3人でベシャヤヒルズに行きました。ベルジャヤヒルズは、標高1,200mの避暑地、ヨーロッパのような街並でホテルやレストランがあり、ジャパニーズエリアには日本庭園もあり、中は無料の循環バスでまわることができます。  

 Zebra、Giraffe、Crocodileなどと動物は英語で「ゴリラ」は「ゴリーラ」と発音はネイティブ級で意気揚々と言えるのですが「お馬はなんて言うの?」と聞くと、Horseではなく「おうーま」と発音だけが英語で答えるところはまだまだだなという感じでした(笑)

ベルジャヤヒルズのフレンチレストランにて、パパとセイラ

 

お馬ではなくポニーですが、ベルジャヤヒルズで乗ってきました(Donkey Ride6リンギット約160円)

 

 

マレーシアから1時間、ランカウイ島に家族旅行

 マレーシアも5月1日は祝日で、幼稚園は振替休日で5月2日もお休みになりました。ゴールデンウィークではないのですが、母の日も同じく5月の一週目の日曜日と言うこともあり、飛行機もホテルも混み合ってしまって予約が出来ないかな? と心配したのですが、思い切って3人でランカウイ島に行ってきました。

 クアラルンプールからランカウイ島までは約1時間で行けます。安い時はエアアジアで1,400円台のチケットがあり、バス感覚で行けるのもいいんです。

 飛行機には乗り馴れていても、子連れはやっぱり騒がしくして周りの乗客に迷惑をかけてしまうんじゃないかと心配で海外の旅行を敬遠しがちですよね。でもマレーシアの人は、本当に子どもに優しくて、みんなが子どもに優しく声をかけてくれて、飛行機の中でも嫌な顔をされたことがないんです。

 

Meritus Pelangi Beach Resot &Spaというホテルに4日間滞在しました。プールの中にバーがあり、泳いでいる間にトロピカルなカクテルが飲めて最高の気分です

 

 

ランカウイ島はダイビングやシュノーケル、カヤックなどマリンスポーツもたくさん体験できる島です

 

 

子どもには色んな初めての体験をさせたい

 自然と触れ合ったり、初めての体験をすることで子どもは情緒が育っていくんですね。初めての場所は不安が多いですが、ハワイばかり何度も同じ所に行く人もいるようですが、それだと大人になった時に、

「初めて」=「不安、面倒」→結果、「経験しない=知ってる場所以外どこにも行かない」となり、

 

「やってみよう!」と常にワクワクさせて育てればきっと、

「初めて」=「好奇心が湧く=楽しみ!!」「行きたい」と好奇心を育めることになるのではないでしょうか?

 

 

娘は街中を歩いている時などに、どっちに行く? とパパや私に聞く時も、Which way? や This way? などと英語で話すことが増えてきました

 

 

ランカウイ島の一番の観光スポット、断崖絶壁をケーブルカーで昇ると島が一望できる絶景スポットがあります

 

 

かなりスリリングで高所恐怖症の人はかなり怖いかもしれませんが、乗るのに並ぶので、午前中に行くのがベスト。娘はLook over there!! などと楽しそうな様子

 

 

ホテルに戻り、部屋からは素晴らしいサンセットが見えました。波が少ないけれども、優しい柔らかい波の音がとても心地よかった

 

 

パパは東京に、お別れの涙

 4日間の家族旅行もあっという間、クアラルンプールに戻り、パパは東京に戻りました。

 パパが帰ってしまうので、涙、涙の娘。また会える時は、喜びがあり、別れと出会いや悲しみと喜びは1セットです。何もないゼロには、何を掛けてもゼロにしかならない。どんな経験もプラスになると信じてふたり+東京のパパと3人、これからも頑張ります。

パパとしばしのお別れ

 

 

おわりに。世界の子どもを撮った経験から思うこと

 半年間、母子留学コラムを読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。

 独自の教育論で、無礼な発言も多かったかと思いますが、伝えたい思いを自由に書かせてもらいました。

 これまで写真家としてたくさんの国の子ども達を撮ってきましたが、ほとんどの先進国の子ども達は3歳でも自己紹介ができて、さらに自分の周りの人の紹介ができます。

 今回家族旅行したランカウイ島のホテルで会った6歳くらいのフランス人の男の子は私と喋った別れ際に、「お話できて楽しかった」と別れの挨拶に付け加えたのがとても衝撃的でした。日本人の子どもでこれが言える子が何人いるだろうか? 文化が違う云々ではないのではないかと思いました。

 彼は親とフランス語で話した後、私とは即座に英語で話していましたが、言葉というのは、生きて行く上での武器になるのだけれど、武器と言うよりも相手への「優しさの表現」なのかなとも思います。

 「言葉」を学び、それを間違えていても恥ずかしがらずに伝えることは、相手はとても嬉しいと思うので、文法や発音を気にし過ぎずに、これからも私も娘と他言語を学んでいこうと思います。

 半年間、読んで下さいました皆さん、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

プロフィール●須藤夕子(すどうゆうこ)

広告代理店など三年間のOL生活を経てカメラマンへ転身。ポートレート撮影を得意としてリチャードギア、渡辺謙など撮影した著名人は1,000人以上。雑誌、広告などフリーランスフォトグラファーとして活躍。また「笑顔泥棒」と称しパリ、NY、マイアミ、沖縄など世界中の子ども達の笑顔を撮影し個展や写真集などで発表している。産経Expressで土曜隔週「笑顔泥棒 ガールズフォト講座」好評連載中。
写真教室は毎月一回不定期で行っています。Facebook「笑顔泥棒写真倶楽部」からお申し込み下さい。

 

 

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