毎日Eトレ!【142】「それググって」
日本語スラング、英語なら何て言う?

固有名詞が動詞になった例、

紹介します

今回のテーマは、日本語でも新しい「ググる」という言いまわし。世界中の外国人の間でも一般的に使われるようになったこの英語フレーズを紹介します。とてもシンプルで直感的なので、いろいろな場面で使えますね。

ググる(ネットで検索する)

google

 

 

解説 

 Googleと言えば、誰もが知るインターネットサーチエンジンで、アメリカの有名なIT企業ですよね。このことからGoogleというのは固有名詞であると同時に、Google=インターネット検索、というイメージが世界的に浸透しています。

 

 最近では、「ネットで〜を調べる」という時には、日本語でも「ググる」などと言いますが、英語でも似たように、Can you please google it?「それググってもらえない?」やWhy don't you google that person?「その人ググってみたら」というように、カジュアルな間柄では動詞として言うことができます。また、I googled it.「それググったよ」と過去形で使うケースなども見られます。

 日本語の会話と同様にやはりカジュアルな言いまわしになるので、少しフォーマルな場合にはCan you please search it in Google?「グーグル(インターネット)でそれ調べてもらえますか?」というように言い換えるようにしましょう。

 

 この他に会社名が動詞になった例として、少し古いかもしれませんが、Could you please xerox it?「コピーしてくれる?」とxeroxを「コピーする」と言ったり、I am going to fedex this parcel to China this weekend.「今週末中国にこの小包を出荷するんだ」などと、fedex「(海外)出荷する」という言い方もあります。

 もしかしたら今後、音声検索のSiriなどが動詞として使われる日がくるかもしれませんね。

 

 

ライタープロフィールCinnamon Roll

高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。

 

 


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