毎日Eトレ!【176】くつろいで、と言
いたい時のネイティブの英語フレーズ

ホームステイやAirbnbで
言われることも

今回のテーマは、人を家に招いた時などに使える、おもてなしのフレーズです。ホームステイやAirbnbなど、誰かのお家に泊まる時などにもホストから言われる機会もあるでしょう。そんな予定があるならぜひ覚えておきましょう。

Please make yourself comfortable

おくつろぎ下さい

 

解説 

 遠方からの来客で自分の家に人を招いた時など、「ごゆっくりしてくださいね」や「くつろいで下さいね」と言いますね。そんな時ついrelax「リラックス」を使いたくなってしまうかも知れません。Please relax.「くつろいでください」と使えますし、ネイティブも理解はできますが、これは「肩の力を抜く」といったニュアンスが強いので、何かストレスのようなものがある前提で使うことが多いので、「ごゆっくり」や「おくつろぎください」と言いたい時にはふさわしくないと言えます。

 

 「くつろいでね」と言いたい時はPlease make yourself comfortable.と言いましょう。

 Please「~して下さい」にmake youself「自分自身を作る」、これにcomfortable「居心地の良い」、「快適な」というcomfortの形容詞を加えて、「くつろいで」というフレーズになります。

 また、来客がひとりなら、Please make yourself comfortable.となり、複数であればPlease make yourselves comfortable.yourselfyourselvesと単数と複数に使い分けます。

 Please make yourself comfortable.comfortableat homeに変えて、Please make yourself at home.「くつろいでくださいね」とも言います。こちらもあわせて覚えておくことをおすすめします。 

 また他にも近い意味で「一休みして」や「一服して」というニュアンスでPlease take a break、また「楽しんでね」を意味するPlease enjoy yourself.などもあります。状況に応じて使分けてみましょう。

 

 おもてなしと言えば、半世紀以上ぶりに2020年に東京でオリンピックが開催されますが、滝川クリステルさんの「お・も・て・な・し」が話題になりました。そう、日本は人をもてなす文化が発達している国で、おもてなしは、Hospitalityホスピタリティとも言いますね。

 ホストファミリーなどにお礼を言う時などは、Thank you for your hospitality!なんてお礼を言うこともできます。

 

 

ライタープロフィールCinnamon Roll

高校で米国へ留学し、外語大で英語を専攻。卒業後に日本のメーカーで海外営業を担当し、その後外資系メーカーでキャリアを積み、現在は語学研修コンサルタントとして活動。これまでの経験を生かし、日常英語に加え、グローバルビジネスでも通用する英語も少しずつ紹介していきます。

 


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