「そろそろ始めたいと思います」
英語のプレゼンでどう言う?【77】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ100

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ100」では、ビジネスシーンで使える100のフレーズを毎日紹介していきます。「英語のプレゼンでどう言う?」ではビジネス現場では避けて通れないプレゼンテーションで使える英語フレーズに着目します。

プレゼンテーションであろうとなんであろうと、ビジネスの基本は世界各国変わりありません。英語でプレゼンをするからと言って、特別なことは何もないのです。 ただ、英語の特性を理解していれば、とっさの一言を知っていれば、ほんのちょっと有利かもしませんね。心に余裕もできるというものです。 子どものころから発表や、自己アピールの場に慣れている欧米人は、ビジネス・シーンでも ジョークやウィットにとんだ会話で場を盛り上げます。 プレゼンもそうやって、楽しめばいいのです。心構えひとつで、気分も変わりませんか?

It's about time to start.

イッツ・アバウト・タイム・トゥ・スタート

そろそろ始めたいと思います。

 

こんなフレーズ

 

It's time to~は、~の時間という意味です。もう、おなじみの表現ですね!?  ここで配慮したいのが、aboutあるいは、around を加えるということです。 開始時刻は決められているとはいえ、It's time to start.では、まるで軍隊のようです。 参加者はみんな忙しい時間を調整して出席しているのですから、そろそろ始めたいのですが、準備はよろしいでしょうか? あるいは、お揃いでしょうか? という、ソフトな物言いの方がよいのではないでしょうか? 

 

どんな場面で使える?

 

出席のお礼を述べた後の言葉です。 開始を促すのが目的ですが、参加者全員が揃っているとは限りません。 出席者がそろっていないと思われるときは、Are we waiting for anyone else to join? (お揃いですか?) と、声をかけましょう。直訳すると、「参加する誰かを待ちますか?」になります。この表現こそが配慮です。敬語がないと言われる英語ですが、婉曲表現を使うことで丁重さを演出できるんです。その配慮こそが、英語における敬語的表現になります。 Are we here? もいいですね。出欠の確認が済んだら、Let's begin.で始めましょう。開始前にあいさつはしていますが、改めてHelloから入るとよいでしょう。2度目のあいさつは、くどくならないようにHelloでよいと思います。

 

これも一緒に覚えよう

 

Hello, everyone. I'm Suzuki from the sales department (皆さんこんにちは。営業の鈴木です。)

Allow me to start my presentation by dispensing with formalities. We have a lot of topics to cover

(堅いあいさつは抜きにして、早速、発表に入りたいと思います。議題がたくさんありますので……。)

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