「プレゼンの概略をお伝えします」
英語のプレゼンでどう言う?【78】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ100

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ100」では、ビジネスシーンで使える100のフレーズを毎日紹介していきます。「英語のプレゼンでどう言う?」ではビジネス現場では避けて通れないプレゼンテーションで使える英語フレーズに着目します。

日本語でも、英語でも、順序立てて話すことは重要です。 これから何を話すのか、どんな論理でそうなるのか、丁寧に、順を追って展開しましょう。 あなたの頭の中にある設計図は他の人には見えないのですから……。 暗黙の了解……日本人同士では常識とされることも、海外の方にはわからないことも……。 英語でプレゼンをする場合は、この点に注意して、1から説明していきましょう。 もっとも、対日本人においても同じだと思いますよ。 暗黙の了解と言っても、必ず、同じことを思い浮かべるとは限りません。誤解を招かないよう、はっきり言葉にしましょう。

 

To begin with, I will provide the outline of my presentation.

トゥ・ビギン・ウイズ・アイ・ウィル・プロヴァイド・ ザ・アウトライン・オブ・マイ・プレゼンテーション

まずはじめに、プレゼンテーションの概略をお伝えします

 

こんなフレーズ

 

to begin withで、まずはじめにという、意味になります。 to start withと言い換えてもいいでしょう。 もうひとつ、似たような意味で、first of allという、言い方がありますが、 これはすべての中で firstですから、second 、thirdがあるのかと思ってしまいます。 なのでこういう場合には使用しない方がよいでしょう。 provideは、供給するという意味です。イメージとしてはgiveと同じですが、 giveではいささか、カジュアルすぎます。

 

どんな場面で使える?

 

プレゼンに入った直後の表現です。論文で言えば、序章の部分になります。 まず、こう、こう、このようなことを発表しますと言っておけば、 何について話すのかが明確になりますね。その後、内容へと入っていけばよいわけです。 内容について話すときは、First of all、 Next、 After thatというように、3段階に分けてスピーチするのが基本です。話術が巧みな、アメリカのオバマ大統領もいつも 3段階に分けたスピーチをしています。実際にこの3つの単語を入れて話すことで、 聞き手にとってよりわかりやすく、聞きやすいスピーチになるでしょう。

 

これも一緒に覚えよう

 

First of all, I will provide the current situation around English language education in Japan.

(まず、日本の英語教育についての現状を発表していきます。)

Next, I will demonstrate the analysis of some surveys of college students.

(次に、大学生を対象にした調査分析の結果を説明します。)

After that, I will present my view based on the results of the surveys.

(その後、調査結果に基づき、私の見解を述べさせていただきます。)

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