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ENGLISH TIPS
2014.01.21

“pie in the sky”の意味って?
スイーツにまつわる英語表現

バレンタインカウントダウン開始!!

構成・文/山川俊行(編集部)

 

2月14日のバレンタインデーまで1ヶ月を切った今日この頃。バレンタインといえば、チョコレートやクッキーなどを贈るのが定番となっていますが、みなさんは、そんなスイーツが盛り込まれた英語表現ってご存知ですか? 実は英語には、「パイ」や「ケーキ」などのワードを含んだ表現がたくさんあるんです! そこで今回は、スイーツにまつわるイディオムを例文付きでご紹介します!

 

◎「pie」

 

pie in the sky(絵空事、非現実的)】

That’s a pie in the sky situation.「それはまずありえない話だよ」

 

as American as apple pie(アメリカそのもの)】

Everyone will vote for that candidate because he is as American as apple pie.「みんなあの候補者に投票するだろう。だって、彼はアメリカそのものだから」

 

pie eyed(目を見開く、べろんべろん)】

Everyone could see that he was pie-eyed.「誰が見たってあいつはベロンベロンに酔っていたぜ」

 

pie in the skyを直訳すると「空にあるパイ」ですが、ここでの「pie」は食べ物ではなく、「magpie(カササギ)」の略。カササギは川辺に住むカラスの一種で、雑多なものを何でも巣に持ち帰る習性を持っているため、「関係ないものまで集める」→「信用がおけない」が転じて、「絵空事、非現実的」になったという説があるそう。

 

◎ 「cake」

 

a piece of cake(たやすい、簡単なこと、朝飯前)】

It is a piece of cake.「そんなの朝飯前さ」

 

sell like hot cakes(飛ぶように売れる)】

He latest novel is selling like hot cakes.「彼の最新作は飛ぶように売れている」

 

take the cake(段違い、ずば抜けている、勲章ものだ)】

That takes the cake「それは勲章ものだぜ!」

 

the cherry on the cake(思いがけない幸運、おまけ)】
The fabulous weather on the day was the the cherry on the cake.「思いがけず好天に恵まれ、その日は最高だった」

 

icing on the cake(更なる幸運、喜び)】

She found a better apartment, and found a new boyfriend. That is just icing on the cake.「彼女は前より良いアパートを見つけたが、新しいボーイフレンドも見つけた。それはおまけの喜びだ」

 

スイーツが入ったイディオムで最も多いのが、「cake」を含んだ表現。なかでも、「a piece of cake」は1番有名かもしれません。直訳すると、「ひと切れのケーキ」という意味ですが、「ペロリと食べられる」というイメージから、「たやすい、簡単なこと、朝飯前」という意味になったのだとか。

 

◎ 「その他のスイーツ」

 

eye candy(目の保養、目を楽しませる人、物事)】

That guy was complete eye candy.「あの男性はとっても魅力的だったわ」

 

have room for dessert(デザートは別腹)】

I have to save room for dessert.「デザートの分を空けておかないと」

 

デザートが別腹なのは英語圏も共通!? ちなみに、「sweet」を使ったイディオムも豊富で、「sweet talk(おだてる)」、「sweet revenge(胸がすく復讐)」、「sweet spot(中心的な部分)」などがあります。

 

いかがだったでしょうか? 熟語や慣用句の由来がわかれば英語学習も楽しくなるはず。あなたも言葉の成り立ち、調べてみては?

 

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