「幸運を祈ってるよ」
英語の面接でどう言う?【113】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ100

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ100」では、ビジネスシーンで使えるフレーズを毎日紹介していきます。ここからの20日間は、英語の面接で使えるフレーズに注目していき、どんな場面で使えるのかを徹底解説! 一緒に覚えておくと便利なフレーズもお届けします

新卒での就職はもちろん、転職だって一大事です。 一生のうちにそう何度もするものでもありませんから、慎重にもなるというものです。 欧米ではどんどん転職してキャリア・アップしていくというイメージがありますが、 実はそうでもないんです。 いわゆる大手企業などで働く人たちは、ずっとそこで働き続ける傾向にあります。 せっかく大手に就職できたんだからというのではなく、それだけの魅力があるのです。 欧米の一流企業は常に、よりよい会社を目指して進化し続けているのです。

 

I’ll keep my fingers crossed.

アイル・キープ・ マイ・フィンガーズ・クロスト

幸運を祈ってるよ

 

こんなフレーズ

 

keep one’s fingers crossedは幸運を祈るという意味のイディオムです。 fingers(指)をcrossed(交差した)の状態にする、つまり指で十字を切った状態にするのです。 この表現にはジェスチャーが伴うこともあります。 index finger(人差し指にmiddle finger(中指)を載せるものです。 十字と言うよりはXっぽいですが、古くから魔除け効果があるとされていたそうです。 魔女や悪魔から逃れるためにしていたものですが、 やがて幸運を祈るしぐさに変化していったのですね。

 

どんな場面で使える?

 

企業面接などの重大局面に臨む人物に、家族や友人などがかけてあげる言葉です。 面接の順番待ちをしている控室で、同じ立場の仲間に言うのもいいですね。 もとは欧米の習慣ですが、日本でも真似て使用していた時期がありました。 “えんがちょ”とか“バリア”って聞いたことないですか? なにか汚いものに遭遇した時などに使っていたようです。 両手で輪を作ってだれかに切ってもらうものや、 欧米のそれのように指をクロスさせるジェスチャーをしながら言うのです。 汚いものから縁を切るというもので、幸運を祈るわけではないようですね。

 

 

これも一緒に覚えよう

 

I’m going to have a job interview tomorrow. Keep your fingers crossed. (明日、就職の面接があるんだ。幸運を祈ってて)

I’ll wish you all the best. (最高の幸運を祈ってるよ)

Good luck on tomorrow’s interview. (明日の面接、がんばって)

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