バレンタイン目前!松潤・石原さとみの
『失恋ショコラティエ』甘い名言を英訳

あのドラマの名セリフを英訳!!

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バレンタインといえばチョコレート。チョコレートといえば、嵐の松本潤さん主演の恋愛ドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ・月曜午後9時)。“妄想系男子”のショコラティエ、小動爽太が、石原さとみさん演じる“天然系小悪魔女子”紗絵子に、振り回されながらも片想いし続けるストーリーが人気です。また、『あまちゃん』でブレークした有村架純さんをはじめ、水原希子さん、水川あさみさん、溝端淳平さん、NEWSの加藤シゲアキさんなど、美男美女の競演も見どころ。そこで今回は、編集部厳選の甘〜いセリフを英訳しました。

 

<ストーリー>

小動爽太は、憧れの先輩で最強“天然系小悪魔女子”の高橋紗絵子に片想いをするあまり、彼女が愛するチョコレートを作る職人(=ショコラティエ)になるためパリに渡り修行を積む。一流のショコラティエになって帰国し、『ショコラ・ヴィ』を開店。絶品のチョコレートを作り出すテクニックで紗絵子を振り向かせようとするが、爽太に思わせぶりな態度を取りながら、あっさりと年上男性と結婚してしまう。既婚者になっても、その一挙手一投足で爽太の恋心を翻弄する紗絵子に、爽太は一途に「片想い」と「チョコ」を捧げ続ける。

 

結婚してもなお、紗絵子は小悪魔女子全開!思わせぶりな態度で爽太の恋心に揺さぶりをかけます。ただし、一途な爽太だって既婚者相手に正攻法が通じないことは承知のうえ。そこで自分に言い聞かせるのがこのセリフ。 

 

「俺はもっと、悪い男にならなきゃいけないんだ」

I need to become a more cunning guy.

 

ここでの「悪い男」は、恋の駆け引きにズルさを発揮できる男性を指します。なので、単なる“bad guy(悪人)”ではなく、“cunning guy(狡猾な男)”としました。

 

悪い男にならなきゃいけないと思いながらも、“あざとかわいい” 紗絵子の手のひらで転がされている爽太を見て、同僚の井上薫子(水川あさみさん)が、「いかにも男受け狙ってます〜っていうの見て、なんで冷めないのかな〜?とか、なんでまんまと引っかかってられるのかな?とか思う」と尋ねます。そこで、爽太はこんな答えを。

 

「いやだって、見え見えだからかわいいんじゃん。見えなかったらかわいいって思えないよ。男ってニブいからさ、見え見えくらいが丁度いいんだって、頑張ってんなぁってのがかわいい」

Obviously, she is fake. That is why she is cute. 

If no one understand that is fake cutie, it is nothing.

Men's mind can't take it, so fake cutie will be fit us, you see how she try to be cute.

 

 “That is why(〜だから)”は、前文の“Obviously, she is fake.(見え見え)”を受けます。“fake cutie”は、いわゆるブリっ子するってことです。

 

こんな風に言われちゃうと、世の女子はキュンときちゃいますね。

 

さて、爽太の同僚には、薫子以外にフランスの老舗パティスリーの跡取り息子、オリヴィエ・トレルイエ(溝端淳平さん)がいます。彼は爽太の妹である、小動まつり(有村架純さん)に片想い。その気持ちを聞いた爽太は、セレブな彼に「落ち着いて考えてみろ、お前ならそのうちさ、もっと凄い人に出会えるって!」と忠告します。そこで、オリヴィエは含蓄のあるこんな一言を。

 

「この世の中はどんなお金持ちだろうと、どんな美男美女だろうと、ハリウッドスターだろうと、王子だろうと、出会えた人としか恋は出来ないよ」

In this world, you only fall in love who you met, even if you were richman, nice looking, Hollywood stars or prince.  

 

you only fall in love who you met”は、「出会えた人としか恋は出来ない」。口説き文句にも使えそうなフレーズですね。

 

とにかく片想い中の男女がたくさんの『失恋ショコラティエ』。爽太の相談相手でモデルの加藤えれな(水原希子さん)も、一度しか会ったことのないミュージシャンに恋しています。成就しそうにない恋を諦めきれない彼女のつぶやきがこちら。

 

「好きになるのは一瞬だったんだから、一瞬で忘れられたらいいのに」

I fell in love in a moment, I wish if I lost it in a moment... 

 

「一瞬で」は、“in a moment”です。この切ないセリフは、洋画にも出てきそうなフレーズなので覚えておくとよいでしょう。

 

最後は、“小悪魔女子”のお手本、紗絵子の甘〜いセリフを3つご紹介。

 

「ガトーショコラとマカロンの合わせ技なんて卑怯だよぉ。ぷんぷん!」

Collaborations with gâteau au chocolat and macaron is unfair! Fume-fume! 

 

「ぷんぷん!」は、“Fume-fume!”と表現しましたが、外国人には幼稚な女性と思われるかもしれませんね。“gâteau au chocolat(ガトーショコラ)”と“macaron(マカロン)”はフランス語表記にしています。

 

「あたし、攻略されちゃうの?」

I’m going to be yours, aren't I?

 

「攻略される」=「あなたのものになってしまう」と解釈し“going to be yours”と表現。ここでは、付加疑問文“aren't I?”を使用しました。

 

「爽太君がいい!爽太君と行きたいんだ!・・・・・だめ?・・・・・・忙しい?」

You're the only one for me! It's just you that I want to go date!

Should not I ask such a thing of you?

Are you busy?

 

目の前のあなただけに伝えたい気持ちなので、“SOHTA”とせず“You”を用いた表現に。バレンタインには、このフレーズでお目当ての男子をオトしていただきたい。もちろんウルウルした瞳で(笑)。

松本潤さんが厨房で見せる手さばきやショコラティエ姿は、まさに“チョコレート王子”。毎回キュンキュンしている女性も多いのでは? また、ネット上では、石原さとみさんのかわいすぎる演技を受けて、“あざとかわいい”“石原さとみ女子”などといった言葉も誕生しているそうです。様々な男女の恋心が交錯する『失恋ショコラティエ』。はたして爽太の片想いは、最終回で実るのでしょうか?目が離せませんね。

 

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構成・文/松本考史


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