「役立つ製品であることにこだわりたい」
英語のマーケでどう言う?【172】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ」では、ビジネスシーンで使えるフレーズを毎日紹介していきます。ここからの20日間は、マーケティングで使えるフレーズに注目していき、どんな場面で使えるのかを徹底解説! 一緒に覚えておくと便利なフレーズもお届けします。

かつて大量生産、大量消費が好まれた時代がありました。 他人が持っているものを自分も所有したくて供給が需要に追い付かない。 物を作れば売れた時代です。大量にゴミを出すことが豊かさの象徴とされた時代、 それが高度成長期でしょうか? 時は流れて今はモノにこだわる時代です。 個性が重要視され価値観も多様化しています。こだわる生産者がいてこだわる消費者が いますが消費者が求めるものはそれだけじゃないかもしれませんよ。

 

We should be hung up on the product’s benefits over the features.

ウイ・シュデュ・ビー・ハング・アップ・オン・ザ・プロダクツ・ベネフィット・オーヴァー・ザ・フィーチャーズ

商品の特性もさることながら役立つ製品であることにもこだわりたい

 

こんなフレーズ

 

hung up on ~は~という特定の物事にこだわるという意味です。 商品を宣伝する上での基本的なスタンスを訴えているフレーズです。 我が社はこれで行くぞという強いポリシーを感じますね。 衣食足りて礼節を知ると言いますが先ずは必需品、本能の部分です。 そこが満たされれば次はこだわり、礼儀の部分です。 そこも満たされればこだわりと利便性の融合。よいものへの欲求はきりがないのです。

 

どんな場面で使える?

 

さまざまな調査、検証を経ていよいよ新製品の開発に着手する際の基本方針を語るときに 使える表現です。あるいは既に商品が完成してこれから売り出していくにあたって どこに力点を置いて宣伝するか話し合う場面でも使えますね。 大量生産、大量消費の時代はかつて日本が通った道ですが そのもっと前はイギリスも通っていきました。世界の工場と言われた時代です。 そして今は中国、インドネシアが。国際社会を見据えたときさまざまなニーズをウリにしていきたいですね。

 

これも一緒に覚えよう

 

Our message always has to resonate with our customer’s hearts.
(我々のメッセージは常に顧客の共感を呼ぶものでなければいけない)

Leaving customers wondering what the product’s benefits are doesn’t mean you have spelled them out for the market.
(商品がどのように役立つのかを顧客に伝えるだけでは市場への説明としては弱いな)

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