Dear B,

Fashion Writer
東京在住のフリーランスファッションライター。国内外のファッションメディアへ寄稿する傍ら、マインドフルネスやビューティの記事も執筆中。「ハッピー&快適」の追求が趣味で、女性を美しく輝かせるもの全般を、無条件に愛している。現在はフリーランスという仕事のおかげで、大好きなビューティフード・ワークアウト・ファッションを思う存分楽しんでいる様子。
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HOW TO
2016.12.01

「あいまいな話し方」は誤解される!?

外国人と接するときに気をつけたいコト

語尾をあいまいにしたり、あえて意見をぼかす話し方は、日本人特有のスタイル。そのおかげでわたしたちは「優しい」とか「大和撫子的」と評価されることもあるけれど……。大半の外国人からは、「ハッキリしない子だな~」って思われちゃうみたい。誤解を避けるには、どのような話し方がベストなのでしょうか?

 

大和撫子のDNA!?あいまいな話し方とは

 

他人を尊重する文化が基本の日本では、意見をはっきりと言わない事が美徳とされるケースが多く、大多数の国民があいまいな話し方を日常的に使っています。

また、和を乱す言動はグループから排除されたり「空気読めない人」と陰口を叩かれてしまうことも。

デートのときも、好きな人から「A子ちゃんは何食べたい?」と聞かれ「う〜ん、なんでもいいよ〜♡〇〇くんは?」とおきまりのようにアンサーするあいまい女子は、私だけではないハズ笑

あいまいな話し方は、日本人の処世術であり、サバイバル本能の裏返しでもあるのかもしれませんね。

ちなみに発声のプロいわく、外国人と比べて日本人は語尾を言い切らず、フニャッと息が抜けるような音が多いのだそうです。

 

あいまいな話し方は、外国人から誤解されやすい

 

わたしがイギリス留学をしていたときのこと。当時、私とルームシェアしていたイギリス人女子と、スペイン人女子の意見が対立したことがありました。

かなりささいな出来事ではありましたが、2人の意見は真っ二つ。

「じゃあ、Mariはどう思うワケっ!??」と急に彼女たちから問いただされたわたしは、2人の間をとった平和的な答えを言おうと悩みまくり。

「う〜んう〜ん、えっとぉ……」と、ピースでハッピーな解決方法をひねり出そうとしていたら、「アンタ、はっきりしないわね!」と言われて逆に2人をイライラさせてしまいました笑。

そのほかにも、英語の授業で中国人のクラスメイトから意見を求められたとき……、スウェーデン人の彼から「Mariは何を食べたい?」って言われたとき……。

あいまいな答え方をするわたしに対して、外国人のみんなは、いつもわたしに苦い表情を向けたのでありました。

後日、皆にわたしのことをどう思ったのか聞いたら「自信が無さそうだった。子供っぽかった。何考えてるのかわからなくてちょっと不審に思った。」との意見をもらいました。

 

あいまいな話し方を止めるには、どうしたらいいの?

 

語尾をぼやかしたり、ごにょごにょっとグレーな感じでまとめて話すのは、海外では誤解されることも多い様子。日本ではこの話し方でも問題なく生きていけますが、外国人と接するときはちょっぴりモードチェンジすると良いですね。

普段のキャラをいきなりガラッと変えなくて良いので、「私はこれが好き。」「この場所に行きたい。」というように、素直に意見を述べるとGood。

もしも特に答えが思いつかない場合は「今は思いつかないから、〇〇に任せるよ。」などと理由をはっきり言えばOK。落ち着いて冷静に発言すれば、自信が無さそうには見えませんよね♪

 

わたしたちはネオ大和撫子になれる!

 

わたしたち日本人は他者との調和を意識するあまり、いつのまにか「自分で選択する責任」を放棄してしまっているのかもしれません。それは慣れ親しんだぬるま湯のような心地よさを持ちながらも、どこか不安で子供っぽい世界。

「〇〇が好き。」「わたしはAを選ぶよ。」という言葉は、自分の意思表明。このような話し方をクセづけることで、あいまいだった個性もくっきりと輪郭を見せるのかもしれませんね。

これからの日本人は優しい気遣いと、はっきりした物言いをきっと両立できるはず!

グローバルなネオ大和撫子として、しなやかで芯のある女性を目指しちゃいましょう♪

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