マルタ島・語学留学レポート(準備編)
「H.I.S.の留学カウンセリングへ」

Cheer up! English留学プレゼント企画<第1弾>

2014.02.17 | 特集留学する大人&大学生
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Cheer up! Englishの留学プレゼント企画・第1弾「マルタ島10日間」の当選者が決定しました! 今回のプレゼントは、社会人に人気の「短期語学留学」体験。この特集では、短期語学留学をお考えの読者に向けて、留学準備から、現地のレポート、帰国後のインタビューまでの一連の体験談をレポートします。今回は準備編として、留学カウンセリングの様子をご紹介します。

 

◎これまでのお話

Cheer up! Englishでは、2014年のお年玉企画として「読者1名様に語学留学プレゼント!」を実施。留学先は、ヨーロッパ屈指のリゾート地、地中海の真ん中に位置する“マルタ島”。多くの文化遺産が残る美しい街並みや、多国籍な留学生、治安の良さが選んだポイントでした。当選者には、3月からマルタの語学学校に入学し、1週間英語を学んで、毎日マルタからレポートしてもらいます。まずは語学学校と滞在形態を決めるために、H.I.S.の語学研修デスクへ。今回は、カウンセリングの様子をお届けします。

 

◎私が留学します!
山田真里菜さん(20歳・大学生)
都内の大学で国際関係を専攻している2年生。趣味のスキューバーダイビングを通じてマルタ島を知り、いつか行ってみたいと思っていたそう。高校時代にアメリカ留学の経験があり、英語力は日常会話レベル。
「留学を通じて現地の人々や文化に触れ、自分の考えや価値観を変えるような経験をしたいです!」

 

◎カウンセリングを担当してくれたのはこの方
H.I.S. トラベルワンダーランド新宿本社 語学研修デスク
渡辺美香さん

 

それでは早速、カウンセリングの様子をご紹介します。

 

渡辺さん まずは、マルタのご紹介からさせていただきます。マルタは、地中海の真ん中、イタリアの南に位置する「マルタ共和国」という国です。公用語はマルタ語と英語で、一歩外に出れば街の人々と英語で交流できます。年間を通じて120万人が訪れるリゾート地としても有名で、ヨーロッパ風の街並みは特に女性に人気です。日本からの飛行時間は23時間です。

留学のオススメポイントといたしましては、まずは治安が良いこと。何と日本よりも治安が良いと言われているんです。また、留学生は多国籍で、スペイン、ロシア、トルコなど、ほとんどがヨーロッパの方です。日本人がすごく少ないので、英語にどっぷり浸かりたいという人にはとても良い環境だと思います。海にも歩いていけるので、観光も楽しんでいただけると思いますよ。

 

山田さん 趣味でスキューバーダイビングをするので、海があるのはとても魅力的です!

 

渡辺さん そうなんですね。ダイビングは、どの学校でもアクティビティとして用意されていますので、是非、現地で申し込んで参加してみてください。学校は、どんなところがいいかご希望はありますか?

 

山田さん どの学校も授業の内容は一緒ですか?

 

渡辺さん はい。一般英語コースの週20レッスンで、毎日9時から12時半くらいまでの授業です。月曜日にクラス分けのテストがありまして、8人から12人のクラスにレベル別に振り分けられます。ですので選ぶポイントは、学校自体の規模や日本人の割合などになってくるかと思います。

 

 

山田さん せっかく留学しても日本人ばかりだと意味がないので、日本人の少ない学校希望です。あとは、アクティビティが豊富で、学校の紹介でいろんなことが体験できるとうれしいですね。

 

渡辺さん なるほど。アクティビティが豊富なのは、大規模な学校になりますね。学校ごとに「アクティビティカレンダー」というものがあるのですが、大きな学校ほど多く開催されています。小さな学校だと、人数が集まらずに催行されなかったりするので、アクティビティ重視であれば大規模校がおすすめです。ただ、日本人の割合は、大規模校ほど多い傾向にありますね。

 

山田さん どちらも、というのは難しいんですね。1番大きな学校はどこになりますか?

 

渡辺さん マルタで最も大きな学校は『EC』です。北米やヨーロッパに姉妹校をもつ大規模校で、ハイシーズンには800名の生徒がいます。マルタで初めて日本人の受け入れを行ったのがこの学校なので、日本人の対応にも慣れていますし、日本人スタッフも3名いるので安心して通っていただけると思いますよ。ただ、デメリットとしては、人気なぶん、日本人の割合が他の学校に比べて高いですね。20代前半で若めの留学生が多いです。 

次に、『ESE』も比較的マルタの中では大きな学校になります。ここは、『EC』に比べ、20代後半の留学生が多いですね。日本人スタッフもいますし、カリキュラムもしっかりしています。大きな特徴としては、すごく建物がきれいです。学校寮のアレンジプランもあるんですが、寮もホテルのようにきれいで人気がありますよ。

 

山田さん 寮という選択肢もあるんですね。ホームステイを想像してました!

 

渡辺さん ホームステイの相部屋か、学校寮の相部屋を選べます。他の国籍の方と同室の場合が多いので、学校以外でも英語を使って生活することになるので、英語に触れる時間が多いのは相部屋のメリットです。相部屋でも問題ないですか?

 

山田さん はい。高校時代に留学した時はホームステイだったんですけど、ホームシスターと一部共有な感じのお部屋だったので、相部屋自体は抵抗ないです。

 

渡辺さん 良かったです。寮とホームステイならどちらがご希望ですか?

 

山田さん ホームステイの方が現地の生活にどっぷり浸かれると思うし、島に暮らす人の生活が見えるので楽しいかなと思ってます。

 

渡辺さん ホームステイをご希望であれば、『EC』『ESE』に比べて小規模にはなりますが、『チェンバーカレッジ』がオススメですよ。マルタの学校だと、基本的にはホームステイの場合、バスで15~20分かかる家が多いのですが、この学校はホームステイ先が徒歩圏内というのが確約されているんです。アットホームな学校だと、先生が生徒の顔を覚えてくれたり、友達を作りやすかったりもしますよね。ですが、他の2校に比べてアクティビティは少ないです。ただ、チェンバーカレッジの場合は、親会社がマルタの旅行代理店なので、そちらを通してツアーの申し込みをすることが可能です。学校主催のアクティビティ以外でも、学校経由で申し込みができます。

 

▲チェンバーカレッジ授業風景(左)とアクティビティの様子(右)

 

山田さん ちなみに、学校主催のアクティビティと、旅行代理店で申し込むツアーの金額は、どのくらい違うのですか?

 

渡辺さん 学校主催のイベントに参加するほうが高いです。

 

山田さん そうなんですね! 学校主催の方が安いのかと思ってました!

 

渡辺さん 学校主催のものは、学校までの送迎と付き添いのスタッフがつくので、“安心を買う”という意味で高く設定されています。なので、旅行代理店経由で申し込んだツアーに、現地でできた友達と参加する方が安く済みます。

 

山田さん うーん……そうなってくると『EC』と『チェンバーカレッジ』で悩みますね。ちなみに、『EC』の学生さんは、長期と短期どっちが多いですか?

 

渡辺さん 『EC』は長期の留学生が多いです。なので、すでに学生のグループができてしまっている可能性もあります。アットホームなぶん、友達を作りやすいのは『チェンバーカレッジ』かもしれないですね。あとは、やっぱりアクティビティで夜遅く帰ってきた時に、学校から歩いて帰れるホームステイ先というのは魅力ですよね。

 

山田さん 『チェンバーカレッジ』に決めました!

 

渡辺さん では、『チェンバーカレッジ』のホームステイ相部屋で手続きをしますね。

 

山田さん よろしくおねがいします!

 

◎『チェンバーカレッジ』はこんな学校!
2005年に開校。マルタ大学に隣接したグジーラ地区にある、アットホームな雰囲気の学校で、住宅エリアに位置するため、静かな環境は学習に最適。とはいえ、ショッピングセンターやカフェなどのあるエリア・スリーマは徒歩圏内にあり、充実した日常生活を送れる。マルタで認められたESL (English as Second Language外国語としての英語) センターとして、質の高いレッスンをリーズナブルな料金で提供する。平均生徒数はオフシーズン60名、ハイシーズン300名。

 

無事に学校と滞在先が決定した山田さん。この後、カウンセリングデスクで日程調整と航空券の手配を済ませました。あとはH.I.Sに入学手続きを進めてもらえば出発です。

【続編】マルタ島・語学留学レポート(現地編)「10日間のマルタ留学記」はコチラ!

 

取材・文/齋藤悦子(編集部)

 


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