「CTAで終わるのが無難です」
英語の広報でどう言う?【194】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ」では、ビジネスシーンで使えるフレーズを毎日紹介していきます。ここからの20日間は、広報で使えるフレーズに注目していき、どんな場面で使えるのかを徹底解説! 一緒に覚えておくと便利なフレーズもお届けします。

宣伝文句というのは違った切り口をいくら探してみたところでどうしても似てしまいます。 なぜか? 商品を説明して消費者の購買意欲を刺激、購入させることが目的なのですから 当然ですね。物語などは結論を出さず読者を突き放す終わり方ができます。 余韻を残すというのか後は読者に考えさせるのが名文だそうですがPRはまた別でしょう。 実際に手に取ってみたくなる、購入したくなるというところまで誘導するには単刀直入に “来て見て買ってね”になるのかもしれません。

 

It’s an orthodox style to end your brochure with a CTA.

イッツ・アノーソドックス・スタイル・トゥ・エンジュア・ブローシャー・ウイザ・シー・ティー・エイ

パンフレットは最後CTAで終わるのが無難な形です。

 

こんなフレーズ

 

brochureはパンフレット(pamphlet)のことですが小冊子(booklet)になっている物のこと。 三つ折りになっているような物もbrochureと言っていますが本来はフランス語で糸綴じしてある物という意味です。CTAはcall to actionの略語。 消費者に行動を促す呼びかけのことです。まさに“来て見て買ってね”がこれです。 アプローチとしては決して目新しいものではありませんが王道ですし 実際のところそれに尽きるということでしょうか?

 

どんな場面で使える?

 

パンフレットやリーフレットなどの販促物を作成する際の一言です。 従来のスタイルというとなんだか古臭いような気がして反発する向きもありますが 昔からやってきたということは有益だったから残っているということです。 アニメ・キャラクターが“買えばー?”なんて言っている広告もありますが 裏を返せば“買ってね”ということ。正攻法がいちばんかもしれませんよ。

 

これも一緒に覚えよう

 

Let’s use a picture that shows a happy family around our product.
(商品といっしょに幸せそうな家族の写真を載せよう。)
This will help elicit an emotion and create empathy in readers as our call to action.
(これが読む人の気持ちを引き出し共感させることで実際の行動に移してもらえるだろう。)

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