「娯楽性を持たせるのは難しいね」
英語の広報でどう言う?【195】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

「会社でイチモク置かれるビジネス英語フレーズ」では、ビジネスシーンで使えるフレーズを毎日紹介していきます。ここからの20日間は、広報で使えるフレーズに注目していき、どんな場面で使えるのかを徹底解説! 一緒に覚えておくと便利なフレーズもお届けします。

現代は物質的に恵まれた時代です。物が圧倒的に不足していて作るそばから売れていった そんな時代ではありません。物が余っていると言ってもいいでしょう。 だからこそ各社よいものを作ろう、売ろうとしのぎを削っているのです。 珠玉の作を世に出そうと頑張るのはよいのですがちょっと脱線すると 命取りになることもあるので気を付けたいものですね。

 

It is difficult to walk the line between controversial and entertaining.

イティーズ・ディフィカルトゥ・ウォーク・ザ・ライン・ビットウィーン・コントロヴアーシャランド・エンターテイニング

物議を醸すような内容にならないようにしながら娯楽性を持たせるのは難しいね。

 

こんなフレーズ

 

walk the lineは1本の線の上をバランスを取って歩くという原義から walk the line between A and BでAとBのバランスをうまく取るという意味になります。 controversialは物議を醸す、議論を巻き起こすという意味。いわば問題発言。 政治家でいうところの失言に近いものを感じます。 消費者の目を引きたいがあまり奇抜すぎる宣伝の仕方は考えものですね。

 

どんな場面で使える?

 

宣伝文句を考える際の会話中に出そうな愚痴の1つかもしれませんね。 何事においてもバランスは大事です。サンドイッチの起源をご存知ですか? イギリスのサンドイッチ伯爵は大のカード・ゲーム(トランプ)好きで 食事をとるときにもカードが手放せないほど熱中していました。 そんなとき彼は閃いたんです。パンに惣菜を挟めば片手で食べられる、 カードを放さなくて済むということに。カード・ゲームをしたいという欲求と 食欲のバランスを取ったんですね。そこからサンドイッチが生まれたのは偶然ですが バランスを取ると何やら発見があるかもしれませんよ。

 

これも一緒に覚えよう

 

Customers are so used to ad clich?s that your ad message needs to be more than interchangeable with other ordinary words.
(お客様は広告でよく見る謳い文句には慣れているから使い古された常套句ではない表現にしたいね。)

But don’t go too far because we want your product to be recognized on its own merits, not because it was tied to a tasteless advertisement.
(でもやりすぎはだめだ。無粋な広告のイメージと結びつけるのではなく商品自体の性能が評価されなければ。)

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