Dear B,

Travel journalist
旅フォトジャーナリストとして世界を飛び回る。世界のトップ旅メディアや企業と仕事するなどワールドワイドに活躍。多数のメディアに連載を持ち、ガイドブックやツアーの計画も手掛ける。旅の写真展や講師、企業に写真提供等、フォトグラファーとしても活動。旅ブロガー・インフルエンサーとしても世界を舞台に活躍中。
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WORLD
2016.12.09

「夢を叶える秘訣はイメージすること」

カップケーキ店オーナーKanaさん

Dear B,×Cheer up! English

女性達がハワイを目指す理由

「女性達がハワイを目指す理由」は、Dear B,とCheer up! Englishがコラボレーションした、常夏の楽園ハワイに暮らす魅力的な女性達を紹介する連載。 Dear B,ではライフスタイルやハワイに惹かれる理由について、Cheer up! Englishでは、ハワイへの移住や現地での英語学習について旅ジャーナリストKANAが伺っていきます。第4回目はハワイに留学・移住を経て、現在ハワイで人気のカップケーキ屋さん「We Heart Cake Company」オーナーとして活躍するKanaさんです。

 

KANA

日本の有名ファッション誌のモデルを経て渡米。現在オアフ島で唯一の、日本人が運営するフォンダンケーキ専門店「We Heart Cake Company」オーナー。

 

ーKanaさんは以前は日本の雑誌で活躍されていたのですね。何故ハワイ移住の道を選んだのですか?

 

20代前半はギャル雑誌に携わっていました。カリスマ編集長達と、雑誌の立ち上げなどの裏方の仕事から、モデルとして紙面に登場する表の仕事まで両方やっていました。既にその頃から海外にはとても興味がって、お金を貯めては年に数回海外に行っていたんです。

そんなある日のこと、当時付き合っていた彼氏がアメリカの方だったのですが、日本とハワイの遠距離恋愛で全然うまくいかなくて……。とりあえずハワイに引っ越して一緒に住んでみよう、1回やってみるしかない! と思い立ち、思い切って学生ビザでハワイに渡ったんです。

ハワイ渡米後は最初の頃は良かったものの結局その方とは別れちゃって。でも恋愛がうまくいかなかったなんて理由で日本に帰るなんて嫌だったので、自力で部屋を探して引っ越しをし、1人でハワイに住み始めました。そうしたら引っ越しをして1ヵ月した頃今の旦那さんに出会って、結婚してハワイに住むことになりました。

 

ーその後カップケーキ屋さんを始めたのですね。

 

最初はお店を始めるつもりなんて全然無くて、きっかけはたまたまだったんです。

今は3人の子供達がいますが、1人目の子供を出産したのは29歳の時。ハワイでは1歳の誕生日って盛大にお祝いするので、初めての娘の誕生日にケーキを作ってあげたいなと考えていました。

ちょうどその時期にテレビで料理番組を見ていたら、フォンダンというシュガーで出来た粘土の様なものを使用したケーキを発見して。

もともとネイルの勉強をしたり手先が器用だったこともあって、ケーキ作りに挑戦してみようと思い、1歳のバースデーの日に11インチの3段にもなるケーキを作りました。

そうしたらそれが意外にも大好評で……!  周りの友人たちから何かイベントがある際にケーキ作りを頼まれるようになったんです。

それを見た旦那さんから、ケーキ作りの仕事に挑戦してみなよ! とすごい勢いで背中を押されて、何の経験もないままお菓子作りの仕事を始めることになりました。

 

 

ーそれが今ではお店を持つまでに! 凄いですね。

 

最初は、トランプホテルでゲストの子供たち用のケーキポップスを作ることから始めました。同時にウエディングケーキもオーダーされるようになりました。それまでは地道にやっていたのですが、とある日友人に誘われ、ウエディングエキスポにブースを出したら、日本人のフローリストさんなどに気に入ってもらったりして、そこから更にオーダーが広がっていきました。全て口コミなので、本当に皆さんに感謝です。

今でも、早朝お店に着いてドアを開けるとき、「何で今私お店を持っているんだろう?」とふと不思議に思うことがあります。人生って何が起こるかわからないですよね。

 

ーKanaさんのお仕事の日の1日について教えてください。

 

朝は5時起きしてお店へ行く準備をします。電話でオーダーを受けたり、既に予約のあった注文の手配をしたり、その日しなきゃいけないことをこなしてこなして……という感じでばたばたです。デリバリーも、他の人に頼むと途中で壊れてしまったりするのが怖いので、自分自身でひとつひとつ大切にケーキをウエディング会場に運んでいます。

お昼は、私のお店のあるダウンタウンで朝買っておいたパンやスパムむすびをささっと食べる程度で済ませ、すぐにまた仕事再開。3時頃には仕事を終わらせて、そのあとは家に帰りご飯を作ったり遊んだりと夜まで子供のお世話をこなします。下の子はまだ2歳なので、夜まで休む暇もなく動き倒れるように就寝、そしてまた翌日5時に起きてお店に向かいます。

 

ーオフの日はどうのように過ごしていますか?

 

1日休みの日は月に1度あるかないかという感じで……。半日休みの日は家族みんなで公園に遊びに行きます。

 

 

ー子連れでも安心して楽しめるおすすめの場所はありますか?

 

よく行くのはカピオラニパークですね。緑も多く広いので子供たちが伸び伸び走り回れて良いです。アラワイ運河沿いの公園も車が通らないので安心して遊べます。ここから見るサンセットがとてもきれいで。ドックパークもあるので、犬のお散歩にも良いですよ。

ワアヒラビーチパークというセントルイスドライブの山の上にある公園は、ハイキングコースがあり、高い木が生えてて気持ちがいいです。あとはサンディビーチにサンライズを見に行くのもお気に入りです。早朝は観光客がいないので、静かでゆっくりできておすすめです。

 

ーKanaさんのように、どんどん夢を叶えていく秘訣を教えてください。

 

マイナスなことを考えないことですね。引き寄せの法則って言葉がありますが、プラスのことを考えるとプラスのことが起こるし、逆にマイナスなことを考えればマイナスなことが叶っちゃうと思います。たまに落ちることもあるけれど、すぐに気持ちを切り替えて常にプラス思考でいるように心がけています。

私は以前から雇われるのが嫌で、昔から漠然とですが、将来は日本を出て海外で住み、雇われずに仕事をして生きていくことをイメージしていたんです。そうしたら気が付いたら叶っていました。

常に自分がやりたいことを明確にし、プラス思考でいることが大事だと思います。

 

 

取材 ・ 編集

旅フォトジャーナリスト KANA

世界各国を転々と住みながら生きる旅フォトジャーナリスト。世界のトップ旅メディアや企業と仕事するなどワールドワイドに活躍。多数のメディアに連載を持ち、ガイドブックやツアーの計画も手掛ける。旅の写真展や講師、企業に写真提供等、フォトグラファーとしても活動。旅ブロガー・インフルエンサーとしても世界を舞台に活躍中。

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