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BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
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HOW TO
2017.01.24

日本人ならハマっちゃう!? 

フィンランド人が愛するサウナ文化

冬の寒い時期は暑いサウナに入りたくなるよね。サウナ発祥の地であるフィンランドには約300万件のサウナがあり、サウナ文化はフィンランド人のアイデンティティーでもあるわ。日本人も温泉好きだから気持ちが通じそうね。

フィンランドではどうしてサウナ浴が人気なの?

 

フィンランド人にとってサウナは寒い地で働く人たちの筋肉の痛みを和らげて、緊張がとけて精神的なリラクゼーションが得られる「社交の場」。もともとは、熱い温度では菌が発生しにくいため、家の中で一番キレイな部屋だったこともあり、女性が出産する場所として使用していたの。多くのフィンランド人にとってサウナは「家の中で最も神聖な部屋」で、幸福のシンボルなんだ。毒素をデトックスし、肌を清潔にし、深い睡眠をもたらし、心臓血管のパフォーマンスを改善するなどの健康的な効能もあり、「サウナは貧しい人々にとっての薬局のようなもの」と言われているんだよ。

 

フィンランドにはどんな種類のサウナがあるの?

 

①    スモークサウナ(80160℃):入る8時間前に木を燃やして部屋を暖める。煙突や窓がなく、キャンドルライトの光のみの暗い部屋で汗をかく伝統的なサウナ。

②    ウッド・ストーヴサウナ(70130℃):切り刻んだ木材をサウナのストーブで焼き、煙突のあるサウナ。

③    電気サウナ(85105℃):木材を燃やす必要がなく、スイッチひとつで温められるため現在最も利用されているサウナ。

 

ーこんな場所にもサウナ!ー

フィンランド人は日常的にサウナと一体化した生活を送っているため、オフィス、工場、アイスホッケーの試合会場、図書館、公衆電話、バーガーキングなどの飲食店にもサウナがあり、驚くことに、サウナ観覧車「スカイサウナ」まであるの。どこでも持ち運び可能な簡易ポータブルサウナというのもあるよ。

 

男女混浴ってほんと?

 

 

もともとフィンランドではサウナは裸で入るため、男女一緒が許されるのは家族内のみというルールがあったわ。しかし、最近ヘルシンキに建てられた大型パブリックサウナの登場により、男女が一緒に快適に入浴できるようになったのよ。もちろん水着を着てだけどね。

 

フィンランド人のサウナ浴法は?

 

 

伝統的な入浴法は、まず裸になるのが第一。毒素がデトックスされやすいように、少しお腹をすかせた状態で入るのよ。シャワーを浴びたら、サウナに入ろう。サウナに入ったら周りの人とおしゃべりしてリラックスし、ほどよく身体が温まったら、ヴァスタと呼ばれる樺の木の枝束で体をたたくのがフィンランド流。たたくことによって血行が良くなって体の痛みがやわらいだり、肌がすべすべになったり、ストレス解消になるのよ。110分程度温まったら、湖にジャンプして体を冷やし、またサウナに入ってというサイクルを繰り返すんだ。

 

サウナって美容や健康に良いだけじゃなく、寒い地での社交の場としても重要な意味を持っていたんだね。フィンランドではサウナツアーというのもあるから、ぜひ体験してみてね!

 

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