White「白人」は失礼?人種や肌の色の呼び方、エスニシティによる英語表現
留学やホームステイなど
渡航前、就職前の人必読!
これは知っておくべき「肌の色」skin colorにまつわる表現は、人種の中にもたくさんある
とはいえ、肌の色で表現するのが必要なときもあります。例えば、なんらかの事件に巻き込まれ、警察に「犯人の肌の色は?」と聞かれたとき(めったに巻き込まれないと思いますが…)。この場合は、White、Black、Asianなどの表現もok。
これ以外に、前述したように肌の色の表現として、「白人」はcaucasian、「黒人」はdark skinと表現することもあります。黒人の方に「肌の色は何色?」と聞いたとき、blackやblack skinと表現する人はあまりいません。dark skinを好んで使うことが多いと思います。
また、ヒスパニックはHispanicとそのまま表現されることも多いのですが、「少し褐色」という意味でbrownやoliveと表現することも。そのほかにも、bronze、dark brown、hazel brownなどいろんな表現があります。自分で、caramel brownとか勝手にかわいい表現を作ってしまう人も。
では、ここで問題。アジア人の肌の色って何色でしょう?
Yellowではありませんよ! これは大分と差別的、あるいは自虐的? な表現です。使わないようにしましょう。アジア人の肌の色はoliveやmediumでokです。
ちなみに、日本人が好きな「色白」はlight-skinnedやfair-skinnedと表現できます。BlackやWhiteだけじゃない、さまざまな肌色表現を知っておくと便利かも?
※ ここで一点だけ注意。
肌の色は必要のない限り話しません。先述した通り、アメリカでは人種や民族差別にものすごく敏感。なので、肌の色を説明するのは、必要のあるときだけにしましょう。
【まとめ】 奥が深い! エスニシティと肌の色
今回は、人種の呼称についてお伝えしました。アメリカ社会では敏感なこの話題。「どこの国から来たの?」と聞くだけで失礼にあたることも。
そりゃあ、何世代も前に来たのに、いちいち「どこから?」なんて聞かれたら「アメリカだよ」って言いたくなりますよね。
なので、こういう話は、友情関係を築いてから“話のネタ”として聞くのが結局無難。みなさんも留学や会社での会話のときには、気をつけてください!
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ライタープロフィール●yuikomore | |
関西在住。ロースクール卒のアラサー世代。司法浪人中に始めたライター業がいつの間にか本業に。ファッションからジェンダー、法律まで様々な記事を執筆。ファッションメディアの編集も担当。NY留学中に「居場所はここだ」と勝手に感じ、さらに進学検討中。絶対音感の洋楽マニア。すぐに使える英語をモットーに、皆さんとスキルアップを目指します。 |