「宇宙太陽光発電システムは計画段階です」
エンジニア英語でどう言う?【222】

会社でイチモク置かれる
ビジネス英語フレーズ

“ソーラ・レイ”と言えば人気アニメ作品『機動戦士ガンダム』に登場する兵器ですがソーラという名が示すようにソーラー・システムをエネルギー源にしています。 宇宙太陽光発電システムは現実世界でも実用化が期待されている計画。もちろん平和利用が目的ですが。

 

Space solar power system is already on the drawing board.

スペース・ソーラー・パワー・システム・イズ・オールレディ・オン・ザ・ドゥローイング・ボード

宇宙太陽光発電システムは既に計画段階にあります。

 

こんなフレーズ

 

space solar power systemは宇宙太陽光発電システム という意味です。 drawing boardは画板、製図版のこと。製図版の上にある(on the drawing board) ということは既に製図に入っているわけですから計画段階ということになりますね。 もしもgo back to the drawing boardなら計画を振り出しに戻す、練り直す という意味になります。

 

どんな場面で使える?

 

宇宙を身近に感じてもらう目的で一般向けに行うセミナーなどで使えます。 もちろん単なる雑談にもよいかもしれません。宇宙太陽光発電や宇宙エレベーター、 スペース・コロニーなど空想の産物だと思っている人は多いもの。既に実証実験まで始まっていることなどを説明すれば目を輝かせて聞いてくれるでしょう。 しかもそれらの構想が1960年代後半にあったものと知れば宇宙開発事業を目指す子どもたちや支援してくれる企業が増えるかもしれませんよ。

 

これも一緒に覚えよう

 

It sounds far too expensive to practically carry out.
(莫大な費用がかかるから実現不可能っぽく聞こえますね。)

Yes. But once completed, the energy collected on space solar panels would be safely and efficiently transmitted to earth by wireless microwave technology without being affected by cloud cover.
(そうですね。でも完成させてしまえば、宇宙ソーラー・パネルに集められたエネルギーを無線マイクロ波技術を使って雲に阻まれることなく、安全かつ効率的に地上に送ることができるんです。)

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