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WORLD
2017.03.21

ロサンゼルス移住に必要なこと
1ヵ月で必要な生活費は約○○万円

LCCなどのローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社が出現して、渡航費は過去に比べて驚くほど安くなったよね。テクノロジーの進歩により、場所を選ばず、ラップトップ1枚で仕事ができるデジタルノマドと呼ばれる人々が出現して、人類はひとつの場所に縛られる時代に終わりを告げようとしているように感じるわ。今後この流れは、テクノロジーやグローバリゼーションの加速と正比例して、人類が今までにない大移動の時代を迎えるのではないかと予測されているの。そんな新しい時代を賢く生きるために、海外移住に必要な知識を、実際にその国に暮らす人々に聞いていくよ。今回は現在LA在住の翻訳家、KさんがLA移住について詳しくご紹介!!

 

ロサンゼルス移住基本情報(気候・言語・宗教etc.)

 

 

1.日本からのアクセス

 

ロサンゼルス国際空港(LAX)まで日本から約10時間。成田空港からは午後5時台に何便も直行便が出ています。羽田空港からも数便出ていて、23時あたりに出発する夜の便がとても便利です。逆にロサンゼルスから東京へは11-12時間かかりフライト時間が長くなります。関西国際空港からの直行便もあります。

 

2.気候

 

ロサンゼルスと言ってもエリアが大きいので、場所によって暑い所と涼しい所の差もあります。どこも年中を通して暖かく、夏は最高気温25~30℃、冬でも15~20℃です。干ばつや山火事が危惧されているほど雨の量が少なく、大抵晴れか曇りです。日本のように湿度が高くないので全体的にからっとしており、そのため肌の乾燥や日差しの強さが気になるかもしれません。傘などの雨具より、日焼け止めやサングラス、保湿用品が必要になります。

 

3.言語

 

言語は英語が主ですが、ロサンゼルスは各国からの移民が多く集まる都市なので、様々な言語が使われています。特にスペイン語は英語の次に多く使われていて、カスタマーサービスに電話すると必ずと言っていいほどスペイン語のオプションがあります。スペイン語は生活に必要ではありませんが、英語の他に何か学びたいのであればチャレンジしてみるのも楽しいです。

 

4.通貨

 

通貨はアメリカドル。紙幣は1, 5, 10, 20, 50, $100で小銭は1、5、10、¢25です。クレジットカード大国なので、クレジットカードやデビットカードで支払いをする人が多いです。ビザ、マスターカードが主流でちなみに日本のJCBカードは使えない場所がほとんどですので注意しましょう。現金に関しては、小さいお店で50ドルもしくは100ドルで支払いをしようとすると金額が大きいので嫌な顔をされるか、受け取らない場所もあります。20ドル紙幣での支払いが便利なので、両替の際は20ドルをメインに持っておくといいです。チップのシステムがあるので、1ドル紙幣もよく使います。逆に日本のように小銭と一緒に支払うという習慣があまりなく、投げやりに小銭がチップの缶に入れられる様子をよく目にします。

 

5.治安

 

人の多い所で日中であれば基本的に問題ないですが、車がメインに通る所をひとりで歩いたり、夜中に日本の感覚で歩くのはとても危険です。アメリカの女性たちはペッパースプレー(催涙スプレー)を携帯している方も多く、いざという時のために備える必要があります。

 

 

 

ロサンゼルスでの1ヵ月の生活費は○○万円

 

 

1.家賃

 

相場はピンキリですが、ひとりで住んで8万~20万円、ルームシェアで5万~10万でしょう。ルームシェアは一般的です。ダウンタウンやビーチ近くの人気エリアでは家賃がグンと高くなります。かといって安い部屋を選ぶと治安が悪いこともあるので、注意して選びましょう。知り合いとルームシェアをする他、インターネットの「craigslist」を利用してルームネイトを探したり、日本人のコミュニティサイト「びびなび」で探すのが便利です。

 

2.光熱費

 

温暖な気候のためあまり暖房は使いません。1ヵ月30ドル~50ドル、もし暖房をよく使うのであれば100ドル近くに上がります。

 

3.ネット代

 

アメリカのインターネットはネットだけか、電話やテレビもつけるかで値段が変わってきます。月40ドルくらいのプランや、90ドル近くのプランなど様々です。

 

4.携帯電話代

 

短期の滞在であればプリペイド式の携帯が便利です。日本からもアメリカで使える携帯電話をレンタルすることができます。利用料金は30ドル〜80ドル/月と、プランや機種によって様々です。

 

5.食費

 

外食が多いアメリカ。ファーストフード店だけでなく、レストランでの外食や持ち帰り、宅配も多いです。日本に比べて金額が少し高めなのと、レストランで食事をした場合、勘定の平均15~20%がサーバーにチップとして支払われるので、それも考慮した金額になります。外食が多ければ月150~200ドルは見ておくといいでしょう。 自炊をすればグンと食費が抑えられます。スーパーの価格も店によって様々で、人気のTrader Joe’sは安めの価格、逆にWhole Foodsはデパートのように高いです。ひとり分なら月200~300ドル/月あれば十分でしょう。

 

6.交際費

 

ロサンゼルスはエンターテイメントが盛んなので、映画やコンサート、クラブやイベントも豊富です。その他車社会な上、日本のような便利な公共交通機関もあまり整備されていないので、スーパーに行くにも車がないととても不便です。遠出すればするほどガス代もかかります。ガス代は月40ドルは必要です。

 

7.合計

 

合計 12万円~16万円

 

1ヵ月にかかる生活費として、1100ドル(約12万円)~1500ドル(約16万5千円)見ておくといいでしょう。食費と家賃によって大きく差が出ますので、家賃が高い場所や外食が多い場合は多めに見積もってください。

 

 

 

ロサンゼルス移住のコツ(就職・ビザ取得・税金)

 

 

1.ビザの取得について

 

アメリカへはたくさんのビザが用意されています。ただワーキングホリデーでは入国できないので、アメリカで仕事となると働ける条件のビザが必要です。観光など、90日以内で仕事なしの滞在ならESTAで入国できます。語学学校や大学へ通うのならば学生ビザ、就労目的なら就労ビザ。そしてJ1ビザといういわゆる「インターンシップ(研修)」のためのビザで1年から1年半アメリカに滞在し就労できるものもあります。ESTA以外はすべてアメリカ大使館での申請や面接が必要です。

 

2.仕事の探し方について

 

日本のように仕事を斡旋してくれる企業もありますし、あとは求人を見つけて応募したり、ヘッドハンティングを通しての方法もあります。(アメリカでは転職が多いのでヘッドハンティング会社がたくさんあります。) いずれにせよ専門の職業や経験で採用する形が多いため、日本で業務経験を身につけておくのが大事です。ロサンゼルスエリアは日系企業も多いので、そこへ応募するのもひとつです。

 

3.準備資金について

 

最低1年間暮らすとしたら、250万円は見ておいたほうが良いでしょう。家賃、往復航空券、保険などが含まれます。もし車を購入する予定なら、その金額と車の保険代等も必要です。車は安くて30万円台からの中古車もありますので、帰国時にその車を売ることを考えれば車の資金は20~60万円程度です。

 

4.婚姻について

 

日本にいてアメリカの方と結婚し移住する場合、婚約ビザ(K1ビザ)を申請して受領されてからの渡米になります。これには申請から1年程時間がかかるので、余裕を持って申請しましょう。もし現地で学生や仕事をしていて結婚する場合は、別のビザになります。日本の婚姻届のように、アメリカでも結婚の届け出や苗字の変更(必要なら)が必要です。そして日本国籍のままであれば、ロサンゼルスの日本領事館に行き日本の戸籍や氏名も変更になるよう届け出をします。

 

5.税金について

 

ロサンゼルスの消費税率は9%。ロサンゼルスの中でも若干税率が高くなる都市もあります。日本では全国どこでも同じ税率ですが、アメリカでは州や市単位で違いがあります。アメリカで仕事をする場合、もしくは日本からの仕事をアメリカでする場合でも、住んでいる場所に収めると言うことでアメリカへの税金申告が必要です。

 

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