Dear B,

Editor
BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
HOW TO
2017.04.04

春に苦しむのは日本人だけじゃない!

世界の花粉症がある国5選

日本の花粉症で苦しむ人が4人に1人と試算されているわ。それにしても、花粉症ってスギやヒノキが原因だから、日本特有の国民病かと思っていたんだけど、意外にも花粉症に苦しむ人たちが日本人以外にもいるみたい。世界の中から花粉症がある国を紹介するね。

 

イギリス

 

イギリスは世界で初めて花粉症という病気を認識した国でもあり、特徴としては5月下旬から6月にかけて気温が上昇するころアレルギー症状が強くでるんだ。全人口のうち、罹患率は20%で、症状は鼻水、頭痛、のどの痛みなど。原因植物はオークの木やプラタナスの木で、ロンドンなどの都市部ではストリートの街路樹として、これらの木が中心に植えられているため特に都市部での発症が多いの。排気ガスも合わさると症状はさらにひどくなるとか。

 

カナダ

 

カナダは4月から5月にかけて花粉症のピーク。症状は目のかゆみや鼻水など他の国と変わらないよ。原因植物は、オーク、ハンの木、樺、カエデ、スギ、ニレ、桑、ウォルナッツの木など。特に、オークの木が最も厄介な花粉症の犯人なんだって。それにしても、カナダの国旗のカエデまで花粉症の原因となるなんて悲しいよね。トロントやバンクーバーなど人口密度が高く暖かい気候の大都市に住む人の発症率が高いよ。

 

オーストラリア

 

オーストラリアでは人口の26%近くが花粉症に悩まされていて、9月から1月がピークよ。メルボルンではアカシア(ミモザ)、シーオーク、ニレ、デイジーなどが原因の植物とされているわ。特に黄色い花を咲かせるミモザなんかは綺麗な花だと思って摘んでみたらアレルギー症状がでてしまうこともあるので、気を付けないとね。重症だと、不眠、やる気がなくなるなどの心の症状が出てしまう人も……。

 

南アフリカ共和国

 

アフリカ人ってなんとなく免疫力が強いイメージがあるけど、実は3割の人が花粉症に悩まされている人もいるんだ。主な原因植物はサイプレス(イトスギ)で、昔から森林樹木、観賞用の木、木材生産に多用されていたため、あいにく悪者になってしまったのよ。これ以外にも、雨季は沢山の花が咲き、乾季には土埃が舞うこともあり、1年を通して南アは花粉症の恐れがあるわ。

 

アメリカ

 

アメリカは日本と同様、春と秋に花粉症の症状がでる人がいるわ。特にブタクサアレルギーの罹患率が日本のスギアレルギー罹患率と同程度なの。ほかには地域によって原因植物がさまざまで、アリゾナ州などの中西部ではジュニパーやアカシアの放出が盛んで、カリフォルニア州などの南部ではオーク、ニレ、ウォルナッツなどの花粉が原因となっているわ。アメリカでは花粉症の症状がひどくても、なぜかマスクをする人が少ないのが不思議なところ。体質改善のサプリの種類が食料品店で豊富に売っているので、内側からアレルギー反応をしない体づくりを目指すのがアメリカ流。

 

上記に紹介した国以外にも、フランス、スペイン、イタリア、ロシアなどでも花粉症は国民病となっているんだ。いずれも先進国に発症者が多いのが特徴だよね。ムズムズする辛い症状に悩むのは日本人だけじゃないから、なんとかこの春乗り切ろう! 海外に行くときは、花粉症対策にマスクも忘れずにね。

ステキ♡と思ったら
いいね!してね