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WORLD
2017.04.17

オランダ移住に必要なこと

1ヵ月で必要な家賃は約○○万円

LCCなどのローコストキャリアと呼ばれる格安航空会社が出現して、渡航費は過去に比べて驚くほど安くなったよね。テクノロジーの進歩により、場所を選ばず、ラップトップ1枚で仕事ができるデジタルノマドと呼ばれる人々が出現して、人類はひとつの場所に縛られる時代に終わりを告げようとしているように感じるわ。今後この流れは、テクノロジーやグローバリゼーションの加速と正比例して、人類が今までにない大移動の時代を迎えるのではないかと予測されているの。そんな新しい時代を賢く生きるために、海外移住に必要な知識を、実際にその国に暮らす人々に聞いていくよ。今回は現在オランダ在住の翻訳家、Kさんがオランダ移住について詳しくご紹介!!

 

 

 

オランダ移住基本情報(気候・言語・宗教etc.)

 

 

1.日本からのアクセス

 

成田空港からアムステルダムへは直行便が飛んでおり、フライト時間は約12時間。毎日成田から運行しているオランダの航空会社KLMがオススメです。関西国際空港からは週6便、福岡国際空港には週3便で運行しています。オランダのハブ空港であるスキポール空港は世界各国の航空会社が乗り入れ離発着をしており、空港内にカジノがあるということで有名です。

 

2.気候

 

オランダは日本の北海道よりも北に位置していますが、年間を通して穏やかな気候です。北海に面しており、国土にはほとんど海風を妨げる高山などありません。低地が多く天気が変わりやすいので、1日の中でも雨が降ったり止んだりすることがあります。その為、傘や帽子を持ち歩く人が多いです。湿地が多いのでさほど乾燥はしておらず、湿度は通年を通して50%ほど。四季があり、春と秋の長さはそれぞれ2ヵ月ほどです。ベストシーズンは45月。チューリップ大国なのできれいな花々を楽しむことができます。

 

 

3.言語

 

オランダの公用語はオランダ語ですが、オランダ人の英語力はネイティブレベル。一方オランダ語は地域によって方言があり、地域によって通じなくなることもあるほど発音が難しい言語です。公的期間などは英語での説明も多々ある為、英語のみでも生活には困らないでしょう。

 

4.通貨

 

EU単一通貨ユーロです。

紙幣 : 500€200€100€50€20€10€5€ 硬貨 : 2€1€50¢ 、20¢、10¢、5¢、2¢、1

大きな額のお金を持ち歩くのは危険なので、100ユーロ以上の買い物はクレジットカードで支払った方が良いでしょう。10ユーロでも嫌な顔をされずクレジットカードで支払いができます。ちなみに現金で支払いする場合、オランダでは「お釣り」は繰越計算され正確には戻ってきません。これは間違えているのではなく、ヨーロッパでは比較的よくあること。スーパーマーケットなどでよくあります。

 

5.治安

 

比較的安全です。交通違反を取り締まる警察官が見回りをしていたり、公共施設にはセキュリティカメラが設置されています。オランダでは一部のドラッグが合法になっています。そのため、年齢制限や身分証提示でのドラッグの購入ができますが、外国人の購入は基本的には禁じられています。近年移民の増加に伴い警戒が必要ではありますが、オランダは外国人に対してオープンな国です。移民に寛容なので、移民同士で問題が生じることがあります。オランダ語や英語を話さない外国人が、地域と距離をおいて生活している事が問題になっています。ヨーロッパ全体で移民や難民が増えていますが、地域に溶け込もうとしない外国人が問題を起こすケースが目立っています。少なからず、日常的に起こりうる軽犯罪や移民による衝突には注意しましょう。

 

 

オランダでの1ヵ月の生活費は○○万円

オランダは面積が小さく、アムステルダムは世界遺産都市ということもあって住宅費用は軒並み上昇の傾向にあり、広さの割に家賃がとても高いのが特徴です。それに加え消耗品である紙類(ノート、トイレットペーパーなど)がとにかく高いです。オランダは農業が盛んで、貿易や電化製品で発展しています。物価が高いという印象よりも、オランダ人がとーっても倹約家で節約生活をするので、無駄なものを嫌い、質素な方を選ぶからです。交通機関や車を利用する場合は、切符代やガス代が毎年上がるので、自転車大国と呼ばれるほどオランダ人は自転車を利用しています。

 

 

1.家賃  400 ~ 900ユーロ

 

単身者は一軒家やアパートをシェアしたりすることが多いです。都心部では家族世帯でもアパートに住むことが一般的です。郊外では庭付きや個性的な一軒家に住んでいる人もいます。食物を栽培したり、チューリップなど花を楽しむ文化もあり、自然がある地域には庭があります。驚かれる方も多いのですが、階段がとても狭い家が多く、足が入りきらないのでハシゴのように上がらないといけない場合があります。これは一軒家でもアパートなどでも同じなのですが、特に古い建物の場合、エントランスを狭くすることによって無駄なスペースをなくしています。

 

2.光熱費 100ユーロ

 

光熱費はシェアの場合は家賃に含まれているか、他の居住者と割って支払います。オランダ人と住む場合は節約傾向にあるので、電気のつけっ放しやお風呂にお湯をためることは厳禁です。個人で借りるアパートも光熱費が平均より高いと故障があると判断され、業者の方が検査に来る時もあります。広さにもよりますが、冬はセントラルヒーターを使うので、気温が○○℃以下にならないとつけないと決めている人もいます。台所はガスもありますが、電気コンロやIH型も増えています。休暇などで家を開ける場合、家中のコンセントを抜いて電気代の節約をしている人もいるようです。

  

3.ネット代 約50ユーロ (1回線)

 

オランダの各都市は街中にWi-Fiがあります。カフェやレストラン、ショップ、一般家庭においても必ずネット回線を引いているところが多いので、不便はありません。どの通信会社を利用するか、プランも選べるので、自分で申し込む際には確認が必要です。また契約は年数が固定されていることが多いです。街のいたる所にWi-Fiがありますが、パスワードのいらないWi-Fiにはむやみにログインをしないよう気をつけましょう。

 

4.携帯電話代 約60ユーロ(プランによる)

 

オランダで携帯電話を買う際には、身分証明書と国内の銀行口座が必要です。短期滞在者向けのプリペイドや、2年以上の長期契約などのプランがあります。主に携帯電話を購入できる場所は、電化製品が売っているお店や、携帯電話の専門店、またネットで購入することもできます。

 

5.食費 150ユーロ(自炊の場合)

 

スーパーでは乳製品が多く並んでいますが、食品は消費税率が低いということもあり安価です。近年有機野菜やオーガニック製品を取り扱うお店が増えています。オランダ人は老若男女、スーパーマーケットに行くのが大好き。買い物袋は10¢から€5くらいしますので、袋を持参している人が大半です。オランダ人は牛乳、チーズ、ヨーグルトを毎日食べるので、背が高いとも言われています。

 

6.交際費 月に300ユーロくらい 

 

自然が多く運河に囲まれるオランダでのレジャーは、公園でのんびりしたり、散歩やサイクリングを楽しむ人が多いです。アムステルダムやロッテルダムではボートや船で観覧できるツアーや有名な美術館や博物館が沢山あります。入場料や鑑賞料はひとりあたり15ユーロ以上し比較的高いです。年間を通してマーケットや野外の催し物が沢山あります。外食の値段はお店によりけりで、カフェや食べ放題のお店が充実しています。移民が多いため、様々な食文化を楽しめます。

 

 

7.合計  

 

1ヵ月1,200ユーロ以上が相場。

 

 

オランダ移住のコツ(就職・ビザ取得・税金)

 

住まいを探す際、条件に合った住居を見つけるのに時間がかかります。その為、不動産業者などを通す場合が多く、結果的に家賃が高めになりがちです。郊外や田舎が好きな方にとっては、ゆったりした環境の中生活ができます。電車が通ってない地域はバスもありますが、車を保有している人も多いです。エコ化が進んでおり、カーシェアリングや電気式自動車があります。生活する上で節約はオランダ人から自然に学べるでしょう。2017年からは他国同様、日本人も「労働許可書」と「居住許可書」の申請と許可が必要になったため、移住には厳しい条件をクリアし取得しなければなりません。仕事をする場合、「起業や事業主」と「被雇用者」がありますが、前者は資金や経営方針を報告したりと自己負担が多く、後者は雇用主を探すという難関があります。オランダで仕事を見つけるのは難しいのが現状です。日系企業は比較的多く進出しているのですが、すでに労働許可証を持っている人が有利です。語学力があってもビザがなければ移住には至りません。時間や必要事項は多いですがその分取得した時の喜びは大きいでしょう。

*申請をする役所は必ず予約が必要ですので、事前に電話もしくは窓口で予約を取りましょう。

 

 

1.ビザの習得について

 

2017年から日本国籍保有者へ優遇されていたビザは、他国同様の条件に改正され労働許可を取得するのは大変困難です。しかし、特殊な専門職や不足しがちな医療関係では条件付きで「労働ビザ」の取得ができます。「居住許可書」も同時に必要になりますので、住所が決定してから管轄地域の役所へ申請します。仕事をしないご家族や留学生も対象になるので、身分証と写真を提出しなければいけません。また、取得したとしても人によって1年、3年、5年の更新を行う必要があります。最近では外国人とオランダ国籍の方が結婚するにあたっても、渡航履歴や犯罪歴などが調べられ、配偶者のビザは容易にはおりなくなっています。ビザ取得の変更や改正、保有しているパスポートによっても異なるので、事前に大使館で確認する必要があります。

 

2.仕事の探し方について

 

インターネットで仕事を探す方法はとても有効で、オランダでも多数のジョブサイトがあります。学歴や経験にもよりますが、日本人の場合日系企業やスーパー、レストランなどがあるので、日本語で求人が出ているものや人づてで得られるアルバイトもあります。定期的にジョブフェアなども開催されている為、新卒や未経験での入社が少なく、若者は無給のインターンシップから仕事を得る人が少なくありません。また、国際都市オランダならではの方法として、直接企業に応募する方法もあります。実際、オランダ語を話せるイギリス人でさえも何ヵ月も仕事探しに費やしていたり、不足しがちな職種については職業訓練を実施している自治体もありますが、外国人が仕事を見つけることは容易ではありません。

 

3.準備資金について

 

単身で渡航される場合は、最低でも810ヵ月分くらいの資金を準備されている方が多いと思います。ビザ申請で半年以上かかることもあり、その間は仕事をすることができません。目的によっては学費、医療費、旅費など生活費以外にかかる費用は個人差があります。申請書などは手数料がかかる場合があるので、1年分と見積もっても約150万円くらいは用意しておいた方が良いでしょう。ユーロの為替も合わせて確認しておきましょう。

 

4.婚姻について

 

原則18歳以上のふたりが同意のもと結婚をすることができます。オランダは同性婚が認められています。国際結婚をする場合は日本で婚姻届けを出してからの方がスムーズです。最近では婚姻を届けず、パートナーシップとして市役所に申請できる制度(Echtgenoot of Geregisteerd Partner:配偶者/登録済パートナー制度)があります。同棲と結婚を同等とみなす制度で、税制やステータスに影響します。また、外国人パートナーでも婚姻なしに申請はできるものの、必要書類や税関で複雑な手続きが必要のようです。

 

5.税金について

 

消耗品などの消費税21%、食品は8%、所得税は19~52%。オランダの税金はヨーロッパ内でも高い方です。条件により控除や還付制度はあるものの、収入額やステータス(独身か、子供がいるか)などにより支払う税金の割合は異なります。家族構成や16歳未満の子供がいる家庭で税率は変わります。他には課税や罰金など対象となる事項があります。法人税率は他のヨーロッパよりも低く、様々な企業が進出し、起業もしやすいようです。また、環境税たるものがあり、これはゴミを出す際に使われる指定の分別袋や、新規に水やガスなどを設置する際にかかる税金です。

 

 

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