GW中に読みたい! 今すぐ旅にでたくなる
女性向け放浪小説5選(洋書あり)

昔は“冒険”といえば男子だけがするものだったけど、ここ数年は好奇心旺盛な女子が増えて、自分の人生を変えるために世界を旅して何かを得るというのが生き方のひとつとなっているよ。そこで、自分も一緒に旅した気分になれる女性向け放浪小説を5つピックアップしてみたよ。自分の何かを変えたい子はぜひ読んでみて！

食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書 (ＲＨブックス・プラス)

ジュリア・ロバーツ主演で映画化もされている小説。ジャーナリストの主人公は夫、マイホーム、成功したキャリアといった現代女性が夢見る全てを持っていたにもかかわらず、自分が欲しいものは何一つ手にいれていないことに気が付くの。そんな彼女は自身のコンフォートゾーンを抜け出す覚悟をきめ、夫とも離婚して自分探しの旅にでることに。イタリアで美味しいグルメを本能のままに堪能し、インドでヨガや瞑想に触れ、バリで内なる平和を見つけるの。この本を読めば、新しい景色に触れて前向きになれる主人公と自分が重なり、旅にでたくなるわ。

トラベリング・パンツ

ワシントンに暮らす幼馴染の4人が主人公。小さい頃からいつも一緒だったけど、19歳くらいになると大学も別々になり、すれ違いも増えるもの。そんななか、互いに離れるのが不安な4人は1つのジーンズを履きまわしながら自分の周りに起こったことを報告し合うの。トルコ、ギリシャ、バーモントを舞台に繰り広げられる物語は臨場感があり、その場に旅したくなってしまうわ。人生に悩み、成長しきれずにこれからの生き方に悩む高校生や大学生は何かヒントが得られるかも。アメリカのティーンの家族愛、友情、恋愛など等身大の生活が描かれていて、旅行や留学など海外暮らしがしたくなる本よ。

The Lost Girls: Three Friends. Four Continents. One Unconventional Detour Around the World.

28歳の誕生日が迫るなか、アラサー女子3人は管理職への昇進、住宅ローンの契約、結婚に向かって何事も上手くいっていたわ……。しかし、皆同じ悩みを抱えていたの。本当にそれらが自分の望むものなのかってね。真剣に考える必要があると思った彼女たちは仕事を辞めて１年間の人生の意味を探しに行く旅にでるの。南米、アフリカ、アジア、オセアニア大陸をガイドブックを見ずに旅し、友情も固くなり最後に見つけたものは？この本を読むと仕事を辞めたくなっちゃうから、それだけは注意！

Lunch in Paris:
A Delicious Love Story, with Recipes

訪れたフランスで、フランス人男性とフランス料理に恋をするアメリカ人女性の物語。この本は一風変わっていて、小説の随所に料理のレシピが載っていて、レシピ付きのラブストーリーという新ジャンルを築いたの。トスカーナ、プロヴァンス、パリなどが描写されていて、フランスを放浪している気分になるわ。やはり、新しい場所に出向き、食と恋愛を満たせば幸せになるって正解なのかも。この本を読めば、パリでのランチが人生を変えてくれると本気で信じたくなっちゃうの。フランス人との恋愛に興味がある子もぜひ読んでみて。

What I Was Doing While You Were Breeding:
A Memoir

「あなたが子どもを育てていた時、私は何をしていたか」という気になるタイトル。この本を書いたのは米テレビ番組のプロデューサーであるクリスティン・ニューマン。20代、30代と周りの友達が結婚・妊娠するなか、プレッシャーの多い仕事で大忙し。ただ、そんな自分を“孤独でみじめな女”と思うことを嫌った彼女は毎年数ヵ月間、世界を旅することにしたの。旅先ではローカルの外国人男性と数多く甘い恋に落ち、そんな様子もつづられているよ。本当に結婚して子どもを産むことが人生？　って思う子には読んでほしいな。

読みたい本はあったかしら？　英語のタイトルのものは翻訳されていないので、英語の勉強も兼ねて読んでみて。旅へ出て人生が変わった話は読むだけで前向きになれるよ。