Dear B,

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BRIDGETと友人達のLetterを管理するDear B,のEditor達。彼女達の目標は、多くの女の子をBRIDGETのように世界に飛び立たせること。
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HOW TO
2017.05.03

スピリチュアルな旅があなたを変える

ペルー、メキシコ、世界のシャーマン5選

シャーマンとは脱魂や憑依を通じてトランス状態に入り、超自然的存在(霊、神霊、精霊、死霊)と交信する現象を起こせる人のこと。シャーマニズムでは、霊の世界は物質界よりも上位にあると信じられているのよ。具体的には、病気を治したり、前世を見せたり、クライアントの過去や未来を占ったり、呪いをかけたりなど職能は幅広いんだ。昔は、天気のコントロール、予言、夢の解釈などをできる能力があるとも信じられていたわ。

日本にもシャーマンっているの?

 

日本は昔からシャーマンに慣れ親しんでいて、呪術によって国を統治した邪馬台国の卑弥呼がシャーマンだったと言われているよ。日本のシャーマンは、霊を自分に憑依させて霊が伝えたい言葉を語る「口寄せ」的な役割を果たすのが主流。現代でも、東北地方に日本古来のシャーマンである巫女の一種の「イタコ」という霊的な力を持つ人たちが存在するし、奄美大島をはじめ全国的にシャーマンと称して個人で活躍しているヒーラーもいるわ。

 

世界のシャーマン5選

 

ペルー

ペルーのシャーマンは「アヤワスカ」というアマゾンで採れる植物を煮出した飲料を飲んでシャーマニズムの儀式を行っているよ。アヤワスカには幻覚作用があって飲むと脳内で鮮やかなイメージがわきあがるんだ。それにより、内面の潜在的部分にアクセスし、クライアントの病気や不運の原因を発見したり、失踪者や運命の人がどこにいるかを解明するんだよ。

 

メキシコ

メキシコのシャーマンは「マジックマッシュルーム」を使って儀式を行うの。もちろん、ほとんどの国では禁止されている植物。ペルーと同様、マジックマッシュルームの幻覚作用を利用して病気の原因を見つけたり、クライアントに食べさせて肉体と精神を切り離した本当の自分を感じてもらうとか。

 

モンゴル

モンゴルは信仰心が厚く、シャーマンはすごく慕われている存在。儀式では、太鼓を叩くのと同時に詩を唄ってトランス状態に入り、先祖と交信して体のどこに不調が起こっているのかを教えてもらったり、これからの生き方の方向性がわかるようなメッセージをもらえるんだ。先祖を呼び寄せるため、牛乳などの乳製品をお供えするのが特徴よ。

 

インドネシア

インドネシアといえば、パワースポットで有名なバリがあるわ。映画『食べて 祈って 恋をして』では主人公の女性がバリで「バリアン」と呼ばれるシャーマンと出会って人生が変わる描写が描かれているよ。バリアンの役目は相手に呪いをかけるブラックマジックと、断食やマッサージを通して呪いから解放されるホワイトマジックという両極端なメニューがあるの。バリの人は何か不調があると相談に訪れるんだって。

 

グリーンランド

グリーンランドでは、病気などの不運が起こるのは動物霊をはじめとする霊を怒らせたからだとイヌイットたちに信じられているの。そこでは、「アンガコック」と呼ばれるシャーマンがドラムを鳴らして霊と交信し、悩みを解決させるんだよ。

 

物質世界な現代でも、人はスピリチュアル的なものに救いを求めることがわかるね。旅行先などでもシャーマン体験ができるところもあるので、気になる子は自己責任で体験してみて。

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