毎日Eトレ!【397】ほとんどの日本人はお米が好きです

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英語でこれって何て言うんだろう? そんな疑問に思う瞬間、ありますよね。毎日Eトレ!では日常で使えるフレーズをテーマごとに紹介して解説します。またこの他にもこう言える、というバリエーションも紹介するので早速会話でしゃべって使えるようになりましょう。

Almost all of Japanese people like rice.

ほとんどの日本人はお米が好きです

 

Almost Janpaneseとうっかり言っている人、間違ってるかも!

Almost all ofやmostなどはややこしく、日本人としては間違えやすいところです。今日はこちらの表現を確認しましょう。

まず感覚としてalmost all of ○○と言うと、「ほっとんどの○○」という感じで「○○の大多数」になります。ほっとんど、とちいさい「っ」を入れた感じ、伝わりますでしょうか。全員ではないだろうけど、「ほとんど全て」「大多数」と言う感覚です。

そしてalmost all of Japaneseとなっていることにも注目して頂きたいのですが、これがただのalmost Japaneseとは言わないので、「ほとんどすべての日本人」と言いたいときなどには注意が必要です。

 

 

一緒に覚えよう! 他の言い方・関連表現

Most Japanese people eat rice on a daily basis.
だいたいの日本人は日常的にお米を食べています

▶上でalmost Japaneseと言えないと書きましたが、most Japaneseとは言えるんですね。そして、almost all of ○○とmost ○○の違いは、most ○○だと占める割合が若干弱まる感じになり、日本語で言うところの「大体の○○」という意味になります。

 

No Japanese people hate sticky rice.
日本人で日本のお米が嫌いな人はいないよ

▶よくあるのはnobodyと一単語で主語を表すときです。例えば、Nobody wants that.「そんなの誰もほしくないよ」、Nobody saw him.「誰も彼を見ませんでした」などです。それぞれEveryone doesn’t want that.「みんなそれはほくないよ」、Everyone didn’t see him.「みんな彼を見ませんでした」がひっくり返っている感じですね。英語としてはこのようにはほとんど言わず、nobodyが主語になるほうが圧倒的に普通です。日本人には難しい感覚ですが、積極的に慣れていこうというように構えたいところです。ということでこの例文はこの例文は、Nobody in Japan hates skicky rice.「日本では誰も日本米が嫌いな人はいないよ」と言うこともできます。このような言い方も日本語にはない感覚でややこしいですね。そして日本のお米はもちもち・ねばねばしているので、近年でしょうか、アメリカではsticky riceとして区別されていることがあります。

 

 

ライタープロフィール●Yukari Weber

英語を母国語としない人向けの英語教授法の資格TESOL取得し、英語コーチとして大人からのやり直し英語、親子で楽しむバイリンガル子育てをサポート。自身のアメリカ留学、アメリカ人との国際結婚、二児のバイリンガル子育てなどのアメリカ実生活を通して、教科書からは学べないリアルな英語や文化の違いを伝えるとともに、学習者や海外在住者のストレスをなくし、楽しい生活を応援して行くことをミッションとしている。お笑い好き。


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